宇多田ヒカルと甲本ヒロトにパッパパラダイスにされたバウ
バウは宇多田ヒカルが大好きです。
とはいえハマったのはシン・エヴァンゲリオンの主題歌「One last kiss」をリリースした2021年からなので
ずっとヒッキーが大好きなファンからすると、僕はまだまだひよっこです。
さてなんでこんな記事を書こうとしたかというと
2026年6月24日、宇多田ヒカルさんの公式Youtubeチャンネルで
新曲「パッパパラダイス feat.甲本ヒロト」のMVが公開されました。
※書いている途中に気づいたのですが二人とも漢字+カタカナの名前なんですね
元から宇多田ヒカルのこの曲は知っていてよく聞いていたのですが、
中学生の時からBLUE HEARTSが大好きだった僕からすると、宇多田ヒカルと甲本ヒロトのコラボなんてとんでもないニュースだったのである意味衝撃でした。
対談映像もお二人の思想や音楽に対する想いが伝わるとても素敵な映像でしたが個人的には公式HPのダイアログがとても印象的でした。
https://www.utadahikaru.jp/pdf/PAPPAPARADISE_SPECIAL_DIALOGUE_PC.pdf
活字として文字に起こすと、言葉を使って人を感動させ、生きる力を与えてきたお二人だということがよく分かります。
言葉のチョイスや比喩の使い方、擬態語の使い方が素敵ですよね。
さて、今回のMVとなっている楽曲「パッパパラダイス」はとても宇多田ヒカルらしい曲だなあと思います。
まずはMVと曲調
とにかくMVはヒッキーが可愛い。
本曲のMVは先行で公開されていた宇多田ヒカル単体バージョンと、甲本ヒロトコラボバージョンがありますが、
どちらも別の可愛さがありますよね。。。
単体バージョンではタクシーの運転手になって夜の都心を駆け抜ける、そして色々な人を後部座席に乗せて一緒にはしゃぐ様子がとても可愛らしいです。
次に甲本ヒロトバージョンでは、タクシーではなく甲本ヒロトと二人乗りでバイクの後ろに乗り、夜の都心を駆け抜けます。本MVではあたかもヒロトを兄のようにも、パートナーのようにも取れる表情と仕草で座っているヒッキーが見ていてうっとりしてしまう。
ただ、この曲を聴いていると明るい歌詞や曲調とは裏腹に何か哀愁や郷愁といった感情を抱いてしまいます。(きっと何かしら音楽的な技法があると思うのですが僕は評論家ではないのでよく分かりません。)
この感情と同じく、MV中のヒッキーのハイテンションさに可愛らしさや愛くるしさを感じつつも、どこか不安を常に感じてしまいます。
タクシーという目的地に向かう乗り物に乗りつつも、行き先は決めずに突っ走っている。何か不安な気持ちを押し殺して無理やり動かしているようにも見えますよね。逆にヒロトと乗っていたバイクは実際に前には進んでおらず、作られたスタジオの中で背景が動いているだけでした。
この曲調とMVが相まって簡単な感情では完結できない、思わず聴いてしまう曲になっていると思いました。
そして歌詞
好きなことをしてたい 愚か者でいいじゃない 羽ばたく君を追いかけた夏に シュビドゥビ ドゥビドゥビ ずっといたい ドゥビドゥワ パッパパラダイス
本当に宇多田ヒカルってすごいなあと思います。
AIがどれだけ発達したらこの感性が身につくんだろうと。
人間ってすごいですよね。
しかもこれがちびまる子ちゃんのオープニングソングになっているというのも、この歌の恐ろしさを後押ししていると思います。
子供がゴールデンタイムに視聴する番組はオープニングで大抵テロップが出ると思うのですが、あえて「愚か者」という表現を使う必要があったのでしょうか。
きっと他にも色々な表現方法がある中で、あえて「愚か者」という言葉を使った上でその後すぐに「シュビドゥビ」✖︎2です。
歌い始めのこの歌詞で一気に引き込まれますよね。
その後もとにかくこの曲は緩急のある歌詞が多用されます。
斜め掛けしたスイカのバッグに 大事なものがいっぱい
+キャンディor グミ 財布は入ってない
スイカのバッグに大事なものがいっぱいでいいじゃないですか。
なんで財布は入っていないを入れるのか、これもこの曲を聴いているとどこか不安な気持ちにさせる、後ろ髪を引かれるような気持ちにさせる要素だと思います。
beautiful worldの時みたいに「新聞なんかいらない肝心なことが載ってない」ってシンプルに言ってくれたら良いんですけどね
シリアスなシーンと可愛らしい世界観を共有しているのは、
とても宇多田ヒカルさんらしいなあと感じた一曲でした。
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、この記事の目的はパッパパラダイスの感動を共有することだったので以上です。
とにかくヒッキーとヒロトのコラボに感謝して寝ます。おやすみ。
バウ
