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25/10/11 KOC2025~構成と狂気~

0 はじめに

 日々の実践を積み重ねていく連続投稿企画。今日で72日目。昨日の記事を振り返っておけるようにしよう。おととい以前の記事もまたこの記事から振り返ることができる:


1 キングオブコントの感想

 今日はバイトが休み。毎年楽しみにしているキングオブコント(以下KOC)の感想を簡単に書いていく。

◆ロングコートダディ:なんとも言い難い腹立つ感じの兎のキャラと、それをにゅるんと交わすような堂前のキャラがお互いを引き立たせ合っている、ロングコートダディらしいニンを生かしたコント。2本目のほうが個人的には強かった気がする。「言語化」という単語にキャラの説明を一任できること、最後の発砲で爆発させるところが見事だった。

や団:今年の1本目の中で一番面白かった。3人いる意味がちゃんとあるし、ツッコミの安定感とボケの狂気がバランスよく、大声を張り上げて男臭い感じを前面に出しても胃もたれしない。「体操選手の技みたい」を受けてからの「誰かが既にやってるのかよ」みたいなやつがツボに入った。2本目はボケがなぜあんなにも性格が破綻しているのか知りたかったなあと思ってしまった。

ファイヤーサンダー:優勝候補ナンバーワンと思っていた。ロングコートダディ・や団と並べられてしまったのが可哀想だったと思う。彼らの実力を知っているだけに、インフルエンサーの女の子も回収するのかなとか、余計なことを考えてしまったかもしれない。サッカーの代表監督にも殺人犯にも見えるキャラクターはなかなかいないと思う。

青色一号:今年の1本目の中で2番目に面白かった。煽りVTRの中でも自分たちで言っていたように、ニンに合った設定やキャラクターでとてもハマっていたように思う。そうめん君の演じるキャラがまさに僕と同じ性格というかコミュニケーション下手で、あそこで水を選ぶところとかあまり他人に興味がないところとかに共感できすぎてしまった。あとはコミュ力高い人がゼリーを渡してくるところも好き。

レインボー:実は今まで食わず嫌いしていたが、印象がだいぶ変わった。個人的に女芸人のモチーフが誰なのかわかったという要素も大きかったけれど、やっぱり演技力や安心感が桁違いだった。玄人受けはしないのかなと思うけれど、ゴールデンで流す以上はレインボーやコットンのようなコンビは絶対に必要だし、その期待を裏切らないパフォーマンスだと思った。2本目では狂気のコンビが続いた影響もあってか、彼らの狂気についていく体力が僕に残っていなかった。

元祖いちごちゃん:まったく知らなかったけど、風貌を見てとても期待していたコンビ。お笑いというものの幅広さと器の大きさを感じさせてもらったが、密度の濃く(間を詰めて)スピード感のあるネタが続いた後だったので見劣りしてしまったかもしれない。お笑いはやっぱりペロちゃんみたいな人が輝く世界であってほしい。

うるとらブギーズ:確か以前にトップバッターだったときにも「音響がミスった?」と心配になってしまうネタをやっていて跳ねたけれど、あれだけのことでバラしただけにそのあとの展開も期待してしまい、今回はいろんな展開を見せられるコンビの後だったのが可哀想だった。ミスが許されないタイプのネタは見てて緊張してしまうのもある。

しずる:生で一度見ただけでは正直凄さをとらえきれなかったが、今こうやって振り返っている時点では一番印象に残っていて見返したいと感じる。絶対にあのネタを消化不良のまま終わらせたくない。ついていける自分でいたい。審査員評のところで「トイレのところヤバいと思った」と言っていたけれど、個人的にはトイレでちゃんと手を乾かすところがツボだった。

トム・ブラウン:個人的に大好きなコンビなので長くなる。トム・ブラウンといえばやっぱり無茶苦茶で変なことをする人たち、という印象だと思うけれど、基本的には軸がしっかりしていてバラバラにならないし、新しい展開に入ったら丁寧に説明が入るし、その説明もお客さんのほうを向いてゆっくりしゃべる。昔にはよく聞いたコントでの前口上なんかも入れるあたり、狂気を前面に出すためにベタとの折り合いのつけ方に何よりこだわっているのだろうなという優しさを感じた。赤ちゃんに刺さるのも分かる気がする。

ベルナルド:バラシと勢いだけで終わらせずにいろんな展開もあったし、個々の色は十分に出ていたと思うけれど、バカバカしさを笑うタイプのコンビが固まってしまったのでここも順番に泣かされたように思う。正統派が評価された後ではどうしても苦しい戦いになってしまうのかな。

◆総評:ここ数年、審査員が今の5人になってからかなりレベルが上がり、完全に練りこまれた珠玉のネタも増えてきた印象だったが、今年は結構粗めのネタも多かった。見ていて緊張感のあるネタよりも気楽に見られるバカバカしいネタのほうが好みだ。こういう狂気を評価してくれる審査員があと2人くらいいるとバランスが良くなる気もした。今年は完成度高め系が前半5組に固まってしまい、粗めの個性派が後ろで団子になってしまったように思えた。出番順がどのように決まっているのかわからないけど、準決勝と決勝の評価軸(客層)が違い過ぎるのは問題かもしれない。

かつて決勝2本目で失速して「素人はSNSをやるな」といって炎上したコンビがいたけれど、素人が口を出せない業界に未来はない。素人がお笑いを語ることについて批判的な向きがあるのは当然知っているけれど、僕は堂々と語る。これからはM-1の季節でもあるので、どんどん発信していきたい。

2 おわりに

 こんな感じで、日々の学びを地道かつ丁寧に記録していく活動をこれからも続けていきます。興味を持っていただけた方はフォローやスキをお願いします。ではまた明日の記事で会いましょう。


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