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世界一の侍選手の育ち方|2025野球書店大賞 次点作品

書店では「スポーツ」コーナーではなく「教育」のコーナーに置かれた方が良いかもしれない。

息子の中学進学のために、家の引っ越しまでしてしまう「サポート力」はなかなか真似はできないが、「サポートするが口は出さぬ」という姿勢は、多くの「熱心すぎる親」は心に留めておくべきだろう。

また、小学校の頃は野球に辿り着くまでは本人がやりたいがままに、色んなスポーツをさせたこと。それらを悉く直ぐに辞めてしまった事に対しても「本人がやりたくないことを無理にさせてもしょうがない」という寛容に受け入れる姿勢も親として見習いたい。

「『体が小さいからバントをさせる』というケースも多い(中略)バントばかりしている間は当然打てるようにはならない」

「結果を出すために努力が必要であるが、辛く、苦しいだけでは長く続かない。根底には、『野球が楽しい』という気持ちが絶対に必要である」

「成長過程を飛び越えるような『先取り』にはマイナス面もあることを、親は知っておいた方がいいだろう」

「『楽しい』という感情に優るものはない」

育成年代の指導者保護者に向けた、名言・至言のオンパレード。

近藤健介のファンだけでなく、少年野球の指導者、保護者にもぜひ読んでもらいたい一冊。

世界一の侍選手の育ち方

著者:近藤義男/構成:大利実/編集:滝川昴/編集協力:花田雪/出版社:カンゼン


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