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ラジオごと

ラジオパーソナリティになって番組を持ちたい。いつからのことなのか覚えていませんが、それが夢でした。

よく言われていることですが、テレビやYouTubeなどの映像コンテンツは1対マス、対してラジオを含む音声コンテンツは、1対1の感覚なのですね。
パーソナリティの声は、その言葉が一人ひとりのリスナーに直接届く。

深夜・早朝の生放送では、その瞬間や空気感を共有できる一体感、寄り添ってくれていると感じられる温度感、リスナーの方のハガキ(今は局へのDMとかSNSのメッセージ)をもとに、リアルタイムで会話のやり取りがされる臨場感
いつぞやからのプリクラを皮切りに、どのSNSもメディアも、素材の原形が何だか分からなくなるほど、加工・編集の嵐が吹き荒れる中、基本原形のまま届いてしまうリアル感。コスパ・タイパの時代に、1時間とか3時間とか、ものすごい時間消費のコミットメントを求められる贅沢感
他にも、占いの内容が、なぜか全部自分ごとにぴったり当てはまる現象(誰かこの現象の名前を教えてください)と同じように、ラジオパーソナリティの個人的な経験や悩み事が、全部自分ごとにぴったり当てはまる現象に巻き込まれる没入感

これは動画コンテンツでは得られない体験です。

ラジオは僕の人生の各ステージにおいて寄り添ってくれていました。

中学生・高校生の青年時代
思春期の頃。もう25年くらい前です。
あの多感な年ごろ、どの瞬間起こるどの喜怒哀楽も、それが嬉しいことならば、それが一生で一番大事なことのように感動し、それが辛いことならば、同じくらいのエネルギーで、この世の終わりだと思うほどに絶望しました。

現代のようにSNSで自分が所属するコミュニティをたくさん持つことは中々に難しく、一つしかないコミュニティにて、トラブルが発生し、逃げ場がなくなってしまった時の人生終わった感(これがそうでないことを、あの頃の自分に伝えたい)。
ラジオをつけると、いつどこでもどの時間でも誰かがそこにいてくれている。それだけで随分救われました。

どの人が言っていたのか忘れましたが、「人生行き詰まって、もうやめようと思ったらジャマイカに行け。それでも人生終わらせたいなら、もう止めない」というようなことを言っていたことをうっすら覚えています。
そこからReggaeを聴くようになり、Maxi Priestの8インチのレコードを沢山買いました。

大学に入ってからは、DJ(ラジオではなくアナログレコード)として、Hiphop、R&B、Soul、Reggae、Houseにどっぷり浸かりました。
これについては、またいっぱい書きたいのですが、プロデューサーは、DJ Premier、Pete Rock、Timberland、Swizz Beats、Neptune、Just Blazeあたりがど真ん中です。

真夜中のクラブと深夜バイトが生活の中心になり、そのバイト代をはたいて、高性能の遮光カーテンを渋谷のロフトで特注して昼時間の安眠を得て、大人になってもそれをずっと使っていました。

因みに、これらのジャンルの音楽は、外ではミックステープと呼ばれるカセットテープで聴くわけですが、音楽が無限にMP3プレーヤー詰め込めるようになって、ipodを持つことがステータスになってからも、ずっとSONYのWalkmanを使っていました。

度重なるアップデート・買い替えの時には、必ずラジオが聴けるモデルを選んでいました(うろ覚えだけど、みんなが持っているラジオなしのモデルがEX-xxxなところ、ラジオありがFX-xxxみたいな型番)。

学校の授業中にも、Yシャツの袖口からイヤホンを出し、頬杖をついている感じでイヤホンを入れて聞いていました。当時のものは全機壊れてしまいましたが、今もメルカリでゲットしたWalkmanが家にあります。

24時間365日働けますか?のゴールドマン・サックス時代
みんながオフィスを後にし、一人になるとオフィスでラジオをかけていました。イヤホンではなく、ポータブルスピーカーで。
何かあのちょっとだけシャリシャリした音がいいんですよね。

3時とか4時とか、夜と朝の境目だと、パーソナリティが「おやすみ前の方はおやすみなさい。これからお仕事の方は行ってらっしゃい」といった文脈で番組を締めてくれたりします。

ただ、連綿と切れ目なく仕事を続けている僕は、おやすみ前の人、でも、いってらっしゃいの人、でもない第三のカテゴリーだなぁ、とかよくわからないことを思いながら、フォントサイズが18ptだったり11ptだったり、統一されていないパワーポイントのフォントサイズを12ptに整える作業をしていました(生成AIネイティブの人が聞いたら気絶すると思います)。

他にも、大都市のホテル開発の投資案件向けに、大都市っぽい画像とか、観光客が押し寄せているような写真をGetty imageから大量にダウンロードして、Getty imageのロゴを見えなくするために、画像の倍率を50倍とかにして作業していたので、Paintソフトの熟練度が大分あがりました(生成AIネイティブの人が聞いたら気絶すると思います)。

そんな不毛な作業をしているとき、いつもラジオを聴いていました。
深夜パーソナリティに多い、独特の囁きボイスとか、低音ボイスって、なに波が出ているのかわからないんですが、聞き流していても、仕事の妨げにもならず、むしろ何故か仕事が捗り、単調作業の伴走となってくれていました。

ラジオの世界では前日と翌日の境が朝5時だということも、この頃知りました。
音楽も、さっきまでゴリゴリのテクノとかEDMとか流れていたのに(前の日)、朝5時から(次の日)急にKenny G的なソプラノサックスが流れてくる。

朝方を迎えてしまって、変にナチュラルハイになっているところ x 目覚めのKenny G効果で、単調作業から、急に資料仕上げ作業にかかれるのも、ラジオのおかげです。

お仕事いってらっしゃい!を聴きながら帰宅する毎日から得られたものもたくさんありました。

深夜だか早朝だかわからない時間から一日を始める今
そして今。
毎朝3時45分に起きて、25kmランニングをする or 60km自転車を漕ぐ or 7,000m泳ぐ。
365日、雨でも、雪でも、休暇中でも、時差のある国に行っても。
そんな生活を6年ほど続けています。

時間が早いほど、天候が悪いほど、街に人がいなくて、大都会でも街の独り占めをしている気分になれます。

元旦にうっかり外に出てしまったら、世界のみんなはどこかに引っ越ししてしまって、この世に存在しているのは自分ひとりだったのでは?と錯覚しそうになる(前もそんなこと書いた)、あの感じを毎朝味わえ、癖になります。

独り占めはいいのですが、やっぱり寂しいので、寄り添ってくれるラジオと共に走っています。

ルーティンマンは走る時間帯や距離だけでなく、ペースもほぼ毎回同じなので、同じ場所で同じCMが流れてきます。

サラリーマンが上司に向かって、「僕、芸人になりたいんです」というCM。
ラジオを聴いてて、うっかりチャンネル間違えてしまった時に聞こえてきた、芸人のお笑い話に感化されて、芸人を目指しちゃうもの。
これは2週目の権田原交差点。とか。

J-waveのあるけやき坂あたりに差し掛かると、日曜天国の後半あたりの、東京ガスのハウスクリーニングのCMが聴こえてきて、何だか一年中割引している気がするなー、とか。

そんなことを思いながら走っています。

ちょっとでもペースがずれると体と脳が違和感を感じるのか、次の交差点までのペースが勝手に軌道修正されているようで、ちゃんと運動終わりにはピタっと同じ時間で終わっています。

そして、余談すぎるのですが(あちこちで言っていることなのですが)、僕がランニングに出かけるルーティンのコースの途中に、六本木交差点があります。

通過時間4時前後なので、まだまだ3次会・4次会…とピリオドの向こうまで無限にたわぶれになっている「前日」の方々の横を、シラフの「翌日」の人として駆け抜ける。

この、1)時間を超越した感覚、に加え、2)体に悪いことを全力で楽しむ族(酒漬け x 寝不足。でもこれがやめられないほど楽しいのは良く知っています。本当に)を横目で見ながら、死ぬほど健康的なことをやっている自分、という2重のお得感に、高い中毒性と全能感があるらしく、今も続いています。

早起きは三文の徳とは使い古された言葉ですが、三文の価値は?ってAIに聞くと、現在の価値では100円くらいだそうで。

↑の効用だけでも1日1万円
習慣化の技術習得でもう1万円。
夜の飲み代がかからない分で更に1万円。
と三段ジャンプで3万円くらいの価値があると思っています。

ちなみに、その時間に六本木交差点を走っていると、当然ながら色々な酔客に絡まれます。いつかそれもご紹介したいと思いますが、基本的には、

1) 横を通った瞬間に叫ばれる(エールを贈られたり、チャンピオン呼ばわりされることもあります)
2) 千鳥足で全力で追いかけてくる(走るゾンビって本当に怖いんです)
3) モノを渡される (熱々のコロッケが一番困りました)
の類型です。

バイオハザードなんかより全然スリルあります。
六本木交差点を通るたび、一人のゾンビにも見つからず駆け抜けられるか、という小さな目標を毎朝自分に対して課しては、失敗しています。
忍者の走法を本気で身に着けたいです。

何だかよくわからなくなってしまったのですが、人生の全てのステージで、どんな時間帯でも、あらゆる番組の、様々なパーソナリティの方々に支えてもらって今の僕があります。

もしかしたら、ゆくゆくは業界に関わって、みたいなこともあるかもしれませんが、まずはパーソナリティとして中の人になって、他愛ない話と、素敵な音楽と、メッセージがあの頃の僕のような人に届けばいいなと思っています。

企画は?どんな番組?
後述しますが、とりあえず企画ありき、内容ありきで立ち向かえる話ではないと思っています。
まずは、局のご意向、スポンサーのご意向、潜在的リスナーの需要に、全力で沿うところからスタートしていって、段階を経て、自分のやりたいことに辿り着ければいいな、と思っています。

Xのアカウントを開けました。
↓の余談で言い訳をしていますが、PR的なことをガンガンやるアカウントです。
諸々のご連絡はこちらのDMで頂ければ幸いです。
https://x.com/KeiTanaka_Radio

スポンサー募集
応援してくださる企業(もちろん個人でも)を探しています。
お試しでいくつか企業の方々に打診してみたのですが、

正直ラジオは…
とか
YouTubeの番組なら…

というリアクションです。それもわかります。
ですので、スポンサーとしてご支援頂ける場合は、その他私がお手伝いできること(があれば)とセットで、ということでも是非喜んで。
(企業内講演、リアル集客イベント、その他あらゆる形の企業支援の形態、などと組み合わせて頂く、など何でも幅広く)

よろしくお願いします!


以下余談。
更にわけのわからない話なので、一部の人に届け、という感じで。

何で本出したの?YouTube出たの?
あたりのご質問・コメントを頂いたり、知人からも連絡があるので。
全部は語れないのですが、ざっと書いておきます。

これまでの私的なSNSでの発信は、本当にくだらない話しかしていませんでした。
一度も真面目な仕事の話や、お金の話はしたこともありませんでした。

ローキーで無風でいることが最高に心地よかった。

が、このラジオのために、ためだけに、それを放棄して、ものすごい抵抗感のある話、だけど、多分世の中の人が少し聴いてみたいと思う話。

ということで、ゴールドマンの話、お金の話、ギラギラした話に全力で振り切り、YouTubeに出演し、書籍を出版し……(本当に本のタイトルが………)。
ということにしました。
もう一度いいますが、超抵抗感しかありません。

知人・友人からの、どうした!?そういうやつじゃないよね?など、様々なお問い合わせを受け、気持ちとしては針のむしろです。

言い訳は尽きないのですが、具体的には以下のような整理・背景で、一連の演出、セルフプロデュースをすることにしました。

ラジオ出演オファー =
(有形資産 (スキル・経験・肩書) + 無形資産(ブランド力・人脈))
x
(リスナー需要 + スポンサーサポート)
(スキル・経験・肩書も無形だろうというご意見は一旦置いておいて)

ということだとすると、左辺が目的で、右辺を最大化することが手段。

出演の機会を頂いたYoutubeでも少し話をしましたが、

特別な才能を持った一芸の人を除き、インフルエンサーでも、Youtuberでも、ラジオのパーソナリティでも、話を聴きたいと思ってくれる、ファン・フォロワー・リスナーを獲得するためには、然るべきステップがある

と思っています。

ファンもフォロワーもいない、何者でもない人が、いきなり「今の世界情勢は第三次大戦の予兆だ」と意見を言っても全く刺さらないし、「今日は久しぶりに天一でこっさりラーメン」などと日常を呟いても、誰も興味なくて無風、という話です。

なので、具体的には

Step 1 自分が持っている有形資産をベース・レバレッジにして、情報のまとめ・要約をしてくれる便利な人、と認知してもらう。
有形資産とは業界特有の知識、スキルセットやその身に着け方、その立場や肩書きを持った人だから話せる業界話など。基本的には客観的事実ベースがよい。少しづつ耳を傾けてくれる人を増やします
→ リスナー需要の増加

Step 2 無事便利屋さんと認知され始めたタイミングで、客観的事実に関する意見を述べてみる。
意見が正しそうだったり、わかりやすかったり、ユニークだったりすると、大分盤石なファン・フォロワー・リスナーがついてきます
→ リスナー需要の増加 + 無形資産(ブランド力)の増加

Step 3 十分にフォロワーがついてきて、自分のブランドが形成されたら、そこで初めて、自分の日常とか、他愛もない話をしても、何か聴いてくれるし、共感してくれるし、というボーナスステージに上り詰められる
→ リスナー需要の増加 + 無形資産(ブランド力・人脈)の増加  + スポンサーサポート獲得

ということなのかと思います。

僕も、ただただ聴き流されるような本当にくだらない話をする、というのがゴールであり目標なのですが、そこには直接いきつけないため、このStepを手段として踏むことにしました。

僕のケース。

ゴールドマンを退社した時点で、無形資産~リスナー需要~スポンサーサポートはゼロです。
これを自分の持てる有形資産を利用し、右辺を最大化するということです。

Step 1
ゴールドマン・サックス17年勤務
投資部門共同責任者
現在数千億の資産運用
在籍中に数百人レベルで出会った超富裕層たちの生態系情報

という僕が持つ有形資産を使って、ある程度ニーズがある(らしい)ことを発信することにしました。
それが本の出版です(再度、抵抗感しかない。特にタイトルとか……)。

会社での武勇伝とか自伝とかではなく(Step 1なので)、あくまでサラーーーっとした心構え、富裕層生態系の解説、みたいな自己啓発本です。

Step 1~2~1
これがYouTubeです。1の話をしつつ、少し意見も発信しながら、また1に戻りつつ、というフェーズです。
本ではゴールドマンの内部での話をほとんどしていない一方、YouTubeでは少し中の仕事だったり、意見的なものも話をしています(番組がそういう構成だからなんですが)。
でも、また基本解説っぽいことも織り交ぜながらのStep1-2の行き来です。

2か月程ですが、これらを試して通じて感じたことは、思ったよりも、ラジオ始めたら聴いて頂けそうな、温かいコメントを頂けたので、もう少し醸成させてStep 2への完全移行~Step 3に向かいたいと思います。

また、何かやり遂げたいことを叶えるために、全力で全方位に発信しろ、というのは良く聞きますが、実際にこれだけのアクションをしてみたら、急に色々な人脈が繋がり、有難いお話もたくさん頂くことができました。

全ては自分のブランド化。
でもこのブランドイメージ(それこそギラギラのお金の人)になりたかったわけでは、もちろんない。

ので、一度ブランドとして認知を頂いて(そこは残念ながら投資のヒト・お金の話をするヒト)、話を聴いてもえる場をきちんと整えて、色んな話を聴いてもらってから、時間をかけて、元通りのローキーなやつにブランドチェンジしていきたい。これがラジオの完成系です。

以上、よくわからない追加解説。

(友人たちからの、本読んだよ、YouTube観たよ、よかったは、もちろん嬉しいです。
でもどうした!?あのタイトル、サムネイルに散りばめられた過激な話とか、一番しないやつでしょ?これが一番嬉しいです。
どちらの方々にもお会いできる機会があれば、直接色々お話させてください(聴いてください))

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