え?まだTodoリストを使っているの?
あのね、まず聞くけど…あなた、そのTodoリスト、いつから使ってる?
昨日?先週?それとも、もう何年も?
いや、別に責めてるわけじゃない。
でもね、ちょっとだけ思い出してほしいんだ。
あなたが最後に「よし、今日のTodoは全部終わった!」って本当にスッキリした日って、いつだった?
…ほら、思い出せないでしょ。
なぜかって?
だって、Todoリストってやつは、あなたが達成感を味わうより早く、
次のTodoを増やすための終わりなき地獄のマシンだからだよ。
終わったタスクは消えて、達成感も一瞬で消える。
でもリストは生き続ける。まるでゾンビ映画だ。
あなたはひたすらゾンビを倒してるつもりが、
気づけば増殖スピードの方が早い。
しかも、もっと面白いのは…あ、これはある友人の話なんだけど…
彼はタスクを「消す」ために、意味のないタスクをわざわざ入れてた。
コーヒーを淹れる、とかね。
で、それを消すと「よし、進んだ!」って気分になる。
でも本当にやりたかったプロジェクトは?
残ったまま、あなたをジーッと見てる。
まるで、やらないでいると夜中に枕元に立つお化けみたいに。
(そうそう、このお化けの話は後で戻ってくるから覚えておいてね。)
で、さらに面白いのは、
あなたがそれでもTodoリストを使い続けてるってことだ。
なぜ?
それは、根本的にやり方を変えるより、
今のTodoリストをちょっと工夫するほうが楽だからだ。
でも、それって冷めたピザをレンジで温めて食べるのと同じくらいの改善。
腹は満たされるけど、喜びはない。
じゃあ、何がいいかって?
Timeboxingだ。
Nir Eyalっていう、行動デザインの人間工学オタクがいるんだけど、
彼はこう言う。
「Todoは“何をやるか”しか書かない。でもTimeboxは“いつやるか”を先に決める」
つまり、タスクはカレンダーの中に閉じ込めてしまう。
“やる時間”を決めたら、それはやる。終わらせるかは別として、時間が終われば終わり。
これがいいんだ。なぜなら、時間はあなたに優しいタイマーであり、冷酷な締切でもあるから。
Timeboxのいいところは、終わらないタスクが「終わらなかった」という罪悪感に変わらないこと。終わらないなら、また別の時間を予約すればいい。
Todoみたいに「やらなきゃ」が頭の中で腐っていくことがない。
…あ、そうだ。
さっきのお化けの話。
Todoリストは、やらないタスクを頭の隅っこで生きたまま飼ってるようなもんだ。
でもTimeboxは、そのお化けを押し入れの奥に入れて、ふすまをピシャッと閉める。
そして時間が終われば、また押し入れを閉める。
お化けはそこから出てこれない。
結果?
あなたは夜、お化けにうなされることなく眠れる。
まあ、Timeboxの詳しいやり方や、どうやってカレンダーをうまく使うかは、また次回話そう。
でもその前に、一つ考えてみてほしい。
「あなたがTodoリストに支配されずに、時間を支配する方法があるとしたら?」
その時、どんな自由が手に入るだろうね?
