エッジとポップの絶妙な交差点。プレイリスト「Japanese Alternative Pop」の10曲を語る
こんにちは。音楽を聴くことだけが生きがいの私ですが、最近「これぞ今の日本のオルタナ・ポップの最高峰」と言える自作プレイリストを作りました。
その名も「Japanese Alternative Pop」。
ただのポップスじゃ物足りない、だけどアヴァンギャルドすぎるのもちょっと違う。そんな「絶妙なエッジと抜群のメロディセンス」を兼ね備えた、今絶対に聴いてほしい10曲をセレクトしています。
各楽曲の聴きどころをじっくり解説していきます!
楽曲解説:日常に潜む歪みと美しさ
1. cinema paradiso / kurayamisaka
プレイリストの幕開けは、今インディーシーンで注目を集めるkurayamisaka。瑞々しくもどこかノスタルジックなギターポップ・シューゲイザーサウンドが、一気にリスナーを独自の空気感へと引き込みます。甘酸っぱさと疾走感が最高です。
2. Slow / 宇宙ネコ子
続く2曲目は、ドリームポップ/オルタナの至宝、宇宙ネコ子。タイトル通り、ゆったりとした時間の流れを感じさせつつも、心の奥をジワジワと侵食していくような浮遊感のあるギターとボーカルがたまりません。部屋でぼーっと聴きたい名曲。
3. Peekaboo / EeL
ここで少しエレクトロでポップなフックを。EeL(イール)のチープシックでハイセンスなデジタルサウンドは、プレイリストに独特の「おもちゃ箱をひっくり返したような」ワクワク感を与えてくれます。中毒性がとにかく高い!
4. 雑感 / 柴田聡子
言葉選びとメロディセンスが光る一曲。一見、日常のなんてことない「雑感」を歌っているようでいて、グルーヴィーなサウンドに乗せて紡がれる言葉はハッとするほど鋭く、深く心に刺さります。
5. Doku / 長谷川白紙
現代日本の音楽シーンにおける異才、長谷川白紙。カオスと緻密なポップネスが同居する「Doku」は、プレイリストの中盤で強烈な刺激を放ちます。予測不能な展開に、耳が歓喜すること間違いなしです。
6. Miracle / NIKO NIKO TAN TAN
洗練されたミクスチャーサウンドを鳴らすNIKO NIKO TAN TAN。エレクトロ、サイケ、ポップスを軽快に行き来する彼らの「Miracle」は、プレイリストの後半に向けてじわじわとテンションをビルドアップしてくれます。
7. ロマンス宣言 / カネコアヤノ
ここで鳴り響くカネコアヤノの真っ直ぐで力強い歌声。アコースティックな温かみとバンドサウンドのダイナミズム、そして日常を愛おしく思わせてくれる歌詞。一瞬で彼女の世界観に包まれる、まさに名曲です。
8. more than words / 羊文学
アニメ『呪術廻戦』のエンディングテーマとしても大きな話題を呼んだ羊文学のキラーチューン。繊細さと芯の強さを併せ持つ塩塚モエカさんのボーカルと、美しく歪むギターが、切なくも前を向く力をくれます。
9. あびばのんのん / Tempalay
サイケデリック・ポップの雄、Tempalayが放つ、お湯に浸かっているかのような極上の脱力サウナソング。どこか奇妙なのに、なぜかノスタルジーと優しさに涙しそうになる、彼らにしか作れない唯一無二のポップソングです。
10. かむかもしかもにどもかも! / MONO NO AWARE
プレイリストを締めくくるのは、MONO NO AWARE。早口言葉をモチーフにしたキャッチーすぎるフレーズと、卓越したバンドアンサンブルが爆発する1曲です。聴き終わったあと、不思議な爽快感とともに「もう一周聴こうかな」と思わせてくれる最高のラストピースです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
こうして並べてみると、今の日本のオルタナティブ・ポップシーンがいかに豊かで、個性に溢れているかが伝わるかと思います。
激しい曲からチルな曲まで、一見バラバラに見えて、一本の美しい線で繋がっているような流れを意識して組みました。
皆さんの毎日の通勤・通学、あるいは夜の1人の時間に、このプレイリストが寄り添えれば幸いです。
