「このCDを聴け!」45枚目[DYSTOPIA/DYSTOPIA]

※バンド名/DYSTOPIA
※タイトル/DYSTOPIA
※ジャンル/スラッジ • コア、ドゥーム • クラスト、パワー • バイオレンス
※リリース/2023年(再発盤)
※レーベル/TANKCRIMES
(リリース年、レーベルについては私が所有しているCDからの記載となりますので再発盤の場合はオリジナルリリースの物と異なる場合がある事をご了承下さい、訂正は喜んで受け付けますが、ツッコミ、ディスり厳禁で!)
USカリフォルニア・オークランド出身クラスト・スラッジコア・バンドの"DYSTOPIA"の2008年リリースのラスト・アルバムの紹介です。
解散してから約20年も経った2010年代中期頃から再評価が急速に高まったバンドで、サウンドはパンクをルーツとするアメリカのエクストリーム・ミュージックが凝縮されたようなスタイルで、メタルの物理的な重圧音とは完全に異質の、狂気に押しつぶされそうになるカオティック・ドゥーム・クラストは、メタル好きにはとても新鮮な感触だと思いますしパンク、ハードコア好きには斬新だったと思います。
このバンドの特徴である病的に不気味すぎる音のベースと、バンドの中心メンバーだったドラマーのリズム隊がグイグイと引っ張っていく曲は、展開がダイナミックではあっても大味ではなく、むしろ非常に神経質で、"BLACK FLAG"から"NEUROSIS"へと継承されたアメリカン・サイコなテイストと、"RUDIMENTARY PENI"の精神分裂症が同居したようなエクストリーム・ミュージックです。
後のUSドゥーム/エクストリーム・メタルの土台を築き上げたと言っても過言ではないくらい重要なポジションにあり、そのシーンの中心となったのがこの"DYSTOPIA"ですので、デス/ドゥーム・メタル・ファンの方にもぜひこの機会に聴いてほしいバンドです。
音のコラージュと表現すべきなのかは分かりませんが時折導入される絶望感、恐怖感を煽るようなSEがまたこのバンドの持ち味でありサイコーです。
意味は一緒なのですが「カオス」より「混沌」という表現がしっくりくるバンドです。
全エクストリーム • ミュージック好きで聴いたことのない方は是非とも聴いて頂きたいと思います。
オススメ曲
アルバム丸っと聴いて下さい(笑)。
「メタル系」、「パンク/ハードコア系」、「その他のジャンル」でマガジンにまとめていますのでよろしければご覧下さいね。
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