映画の話:法廷ドラマ
好きな映画のジャンルとしては、アクション映画が一番なんですが、たま〜にシリアスな映画も観ます。
今回は印象に残っている法廷ドラマを紹介します。
1.ジャスティス(1979年)

アル・パチーノ主演の映画の中で、一番好きかもしれません。。。
アル・パチーノ演じる熱血弁護士が、熱血すぎるが故にとある判事から煙たがられ、対立しているのですが、何とその判事が強制猥褻の罪で起訴され、あろうことかその弁護をアル・パチーノに依頼してきて…、というストーリー。
とにかく全編青白い顔でくたびれた弁護士を演じるアル・パチーノなんですが、熱血すぎるが故に時々ブチ切れる演技が最大の見所です。
とある事情で担当している黒人青年の弁護を同僚に依頼したことで、青年が実刑となり、拘置所で自殺してしまうという痛ましい事件の際の同僚へのキレっぷり、そしてラストシーン、弁護士たいう職業倫理と正義感の狭間での葛藤の末、更にキレてしまう演技は最高です。
カタルシスを味わいたい時におすすめです。
2.評決(1982年)

とにかく弁護士役のポール・ニューマンが渋い…。
実はポール・ニューマンの映画を観たのは「評決」が初めてでした。。。
酒浸りで落ちぶれた弁護士役なんですが、医療事故によって意識不明になった女性の弁護を引き受けたことで正義感に目覚め、裁判の勝利と自己の再生のために巨大病院に立ち向かうというストーリー。淡々と進むストーリー展開で、ともすると飽きられてしまいそうなんですが、ポール・ニューマンの演技と、謎の女性役のシャーロット・ランプリングの陰のある演技とセクシーさ(笑)が、最後まで緊張感を醸し出します。
感動して、原作まで買ってしまいました…
3.アラバマ物語(1962年)

グレゴリー・ペック主演の名作。
まだ人種差別が色濃く残る南部アラバマで、正義感から黒人青年の弁護を引き受けた弁護士。
映画は周囲の人から尊敬されていたグレゴリー・ペックが、黒人の弁護を引き受けたことで街の人から徐々に白い目で見られながらも毅然とした態度で弁護を続ける姿を、彼の娘の視点で静かに描きだしています。モノクロームの映像もいい味を出しています。
人種差別の根深さ、無慈悲さ、集団心理の怖さなど、色々な要素がありますが、子ども目線で語られる物語は決して暗すぎず、不思議な抒情性があります。
この娘役のメアリー・バダムさんがとても可愛いんです。ちなみに、映画監督のジョン・バダムの
妹さんらしいです。
秋の夜長に、昔の名画をゆっくり楽しむのもいいですね。
