参加者1名のお花見会。それでも中目黒で花見会をやった理由
大都会、東京。
中目黒の桜は、今年も咲いていた。

厳密には、咲き始めたばかりの2026年3月27日。
私はここで、メンバーシップ【よりみちの地図】として
初めてのリアルお花見会を開催した。
当日。
結果から言うと、参加者は「1名」だった。
この数字だけを見れば、
世間は「少ない」と言うかもしれない。
でも、私はこの「1」という数字に、
震えるほどの意味を感じている。
なぜなら、私はこれまでの人生で、
何度も「数字」の残酷さと向き合ってきたからだ。
「0」だったあの日の風の冷たさ
発達障害を抱える私は、21歳のとき、
すべてを失ったと思った。
「自分には何もない、何者でもない」
そう絶望し、ベランダに立ったときの
あの風の冷たさを、今でも覚えている。
当時の私にとって、
自分の価値は「0」だった。
でも、そこから時間は流れた。
昨年は大阪でイベントを開催し、
今年の1月には
『発達障害のよりみちが、それでも生きる理由。』を出版した。
主催セミナーも開き、多くの人と出会った。
発信を続けるたびに、
必ず「数字」が生まれる。
書籍なら「部数」。
セミナーなら「参加人数」。
発信するということは、
数字を生むということだ。
その数字に苦しむ人もいる。
追いかける人もいる。
怖くて見ないようにする人もいる。
だからこそ、私は問い続ける。
「自分にとって、本質の数字とは何か」
これは、単なる「1」ではない
私は思う。
数字とは、ただの数ではない。
その中にある「人の存在」そのものだ。
今回の花見会に来てくれたのは、たった一人。
でもその一人は、
時間を使い、予定を調整し、
この場所まで足を運んでくれた。
その決断の重みは、
決してデジタルな数字では測れない。
そして、来られなかったけれど、
「行きたかった」と伝えてくれた人たちもいる。
「1」という数字は、孤立した点ではない。
かつて「0」だと思い詰めていた私が、
一歩ずつ歩いてきた先にある、
現実に触れた最初の一歩なのだ。
数字は「正しい」。でも、それがすべてじゃない
ビジネスにおいて、数字は残酷なほど大切だ。
でも同時に、
数字はすべてを語らない。
たとえ結果が「0」でも、
それは無意味ではない。
行動したからこそ、
「0」という結果に出会える。
0でも、1でも、10でもいい。
動いたからこそ、
そこに数字が生まれる。
そしてその数字は、
自分を裁くものではなく、
次の一手を教えてくれる。
数字は、
未来の地図を描くためのものだ。
「無謀」の先にしか、歴史は生まれない
「そんな人数でやるなんて無謀だ」
そう思う人もいるかもしれない。
でも私は、
やってよかったと断言できる。
たった一人と、
誰にも邪魔されない濃い時間を過ごせたから。
スマートな成功だけが価値じゃない。
不器用でもいい。
自分の足で一歩を踏み出す。
それが、私の「よりみちスタイル」だ。
行動は記録になり、
記録はやがて歴史になる。
名のなき表現者だった私が、
3年以上かけて確かめてきたこと。
以前、ある経営者に聞かれた。
「そのコミュニティのベネフィットは?」
私はこう答えた。
「私が、私として生きる姿を見せることです」と。
だから、来年もここで待っている
私は決めた。
来年も、同じ中目黒の桜の下で花見会をやる。
人数はわからない。
でも、景色はきっと変わっている。
一歩ずつ、積み重ねていく。
それが、
「よりみちの地図」の作り方だ。
参加された方に感謝!

そうやって
みちはできていく
次の「よりみち」へ
その一歩の先として、4月は横浜へ向かう。
数字の先にある「一人ひとり」との対話を大切に。
絵本作家よりみちと描くアートワークショップ
「こころのえ」in横浜
主催:超ぽこぽこふぁいとっ!倶楽部 × よりみち
日程:4月26日(日)横浜、関内駅そばの技能文化会館
そうやって、よりみちは…
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