【映画感想】『結局珈琲』知ってるけどよく知らない——"弱いつながり"が日常を豊かにする
シネマ・ジャック&ベティで『結局珈琲』を観てきました。
今日はGW初日でサービスデー。「そうだ、映画を観よう!」と思ったのですが、GWってあまり見たくなる映画がないんですよねー。で、久しぶりに横浜・黄金町のジャック&ベティに行きたくなり、この映画が面白そうだったので観ることにしました。
軽い気持ちで観たら、すごく良かった
1時間ちょっとの短い映画です。「面白くなくても短いからいいか」と軽い気持ちで観たところ、これが予想外に良かった!「あっ、もう終わり? 続きが見たい」と思うほどでした。

舞台は、下北沢に実在する喫茶店・こはぜ珈琲。移転を前に旧店舗の閉店が迫った日々を追って物語は進みます。
藤原さくらさん演じる主人公の青木は、仕事の休憩にそこでコーヒーを飲むのが習慣になっている。
同じタイミングでやってくる常連客たちの、漫才のようなやり取りを傍らで聞くともなく聞いている。
次第にその会話を聞くことも楽しみのひとつになり、時折耳をそばだてるようになる。
あることをきっかけに、いつも二人組で来ていた客の一人と会話を交わし、もう一人の常連客も加わって、3人の「知ってるけど知らない人同士」の関係性が始まる。
「弱いつながり」が、じんわり効いてくる
この、知ってるけど知らない人同士の間柄がいいなと思いました。いわゆる「弱いつながり」です。同じマンションやオフィスビルで顔はよく見かけるから挨拶はするけど、その人のことは何も知らない——そういう関係性って、"ちりつも" でたくさんあることが幸福につながるのかな、と思ったりします。
全く知らない人が顔見知りレベルになると、お互いに相手のことが昨日とは違う存在になる。星の王子さまのバラの話を思い出します。そんな日常の些細な出来事を淡々と描いたこの作品に、深いメッセージを受け取りました。
ミニシアターで観ることの豊かさ
最近、イギリスなどの欧米諸国で日本の小説が流行っているそうです。特にほっこり癒し系の作品が人気とか。みんな社会の荒波に揉まれてお疲れなのでしょうか。イギリスの人々にもこの映画を観てまったりして欲しいものです😊

ジャック&ベティで観たことも、良さを倍増させたかもしれません。超久しぶりに行きましたが、昔よりきれいになっているような気が。。最近の映画鑑賞はもっぱらシネコンですが、ミニシアターはやっぱりいいなぁ~、と改めて思いました。

👆 ジャック&ベティで売っているカメヤというお店の総菜パン。玉子サンドとウインナードッグのマリアージュ。映画を観ながら食べる総菜パンは格別です。
『結局珈琲』、目立たない映画ですがおススメです。結構笑えます。興味を持たれましたら、ぜひ~。
トップ画像・出典:https://www.coffeeafterall.com/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。(o^∇^)ノ

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