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▶ TikTokクリエイター235万人、収益1389億円。9月30日の「次のキャリア」の1日【8/12】

機材は100万円、年収は5万9000円。この差はどこから来る(Image)

「TikTok」は、クリエイター向けイベント「TikTok Creator Summit Japan 2026」を2026年9月30日(水)に東京都内で開催します。

日本では2024年に始まり、今年で3回目です。テーマは「CREATE YOUR NEXT」で、次のコンテンツが次のキャリアをつくるという思いが込められています。

背景には、クリエイター経済圏の構造変化があります。

TikTokが2026年6月に公表したレポートによると、国内でTikTokを通じて創作活動を行うクリエイターは235万人(前年比+4%)、推定収益額は1,389億円(同+16%)でした。

人数は微増にとどまる一方、収益はその4倍のスピードで伸びています。

単純に割ると1人あたり年間約5.9万円となり、前年の約5.3万円から1割強の増加です。

伸びの中身が「参入者の増加」から「既存クリエイターの単価上昇」へ移りつつあることがうかがえます。
ただし収益源ごとの内訳は公表されていません。

2025年6月末に国内で始まったTikTok Shopの存在や、同社経由の推定消費額が3,468億円(前年比+46%)に急増していることから、買い物につながる収益が単価を押し上げた可能性があると考えられます。

イベントの主題が「バズらせ方」ではなく「収益化とキャリア形成」に置かれている点も見逃せません。

クリエイター数の伸びが鈍化した以上、新規獲得よりも既存クリエイターの引き留めが優先課題になります。

プラットフォーム自身が職業訓練の場を用意し始めた動きと見ることができます。

分科会がスポーツ、エンターテインメント、学び、ライフスタイル、フードの5ジャンルに分けられている点も特徴です。

この区分けは、スポーツ中継、バラエティ、教養、生活情報、グルメという地上波テレビの番組ジャンル分類とほぼ重なります。

会場ではTikTok ShopやCapCutの体験ブースも出展予定で、参加は招待制・事前登録制です。

日本のTikTokは、使われているのに信用されきっていない。

国内の月間利用者は約4,950万人。
直近1年以内に視聴した人の割合は40代でも29.1%あり、もう若者だけのアプリではありません。

一方で2023年2月、政府は機密情報を扱う端末での利用を認めない方針を示しました。
東京都や福岡市など、公務端末から外した自治体もあります。

使う人は多いのに、公の場では距離を置かれている。この状態が続く限り、堅い業種の企業ほど広告出稿やクリエイター起用に慎重になります。

クリエイターの収入は、最後は広告主がどこまで踏み込むかで決まる。

イベントで腕を磨いても、天井は別のところにあります。

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