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三、【別れ際に交わした約束】ココロプロジェクト✖︎ペアテスト

瑠射様のココロプロジェクト✖︎ペアテストのコラボレーション企画です。



テストが終わって、
空になった紙の上に、ふたりの言葉がまだ残っているようだった。

彼は、帰る支度をしながら、ちょっと名残惜しそうに笑った。

「……なんか、終わっちゃうの、早かったね」

わたしはうなずいて、
喉の奥にひっかかった言葉を、勇気を出して飲み込まずに出した。

「ありがとう。……わたし、今日のこと、ずっと忘れない」

彼はちょっと驚いたように、
でもすぐに、まっすぐ目を見て言った。

「ううん。むしろ――これから、もっといろんなこと、したいと思った」

「え……?」

「また来るよ。今度は、テストじゃなくてもいいから。
 話したいし、なんか一緒に勉強とか、ゲームとかでも」

「……ほんとに?」

思わず出た声が、少し震えていた。
信じたくて、でも信じるのがこわくて。

そんなわたしの表情を見て、
彼は一歩近づいて、真剣な顔でこう言った。

「絶対、また来る。
 約束する。
 ……だから、君もその日まで、がんばりすぎないで。
 今日みたいに、ただ“ここにいる”だけでいいから」

その言葉が、わたしの胸の奥に、
やさしく降ってきた。

「……うん、約束。待ってる」

わたしは、自分でもびっくりするくらい、まっすぐにそう言えていた。



扉が閉まって、彼の足音が遠ざかる。
でも、それはもう“終わり”の音じゃなかった。

あたたかく残る余韻と、
“また始まる”約束の音だった。



「さよなら、って言わなかった。
それは“またね”という名前の約束だったから。
会えない時間に負けないように、
わたしはこの場所で、笑って待ってる。

こちらのココロプロジェクトGPTsを使わせて頂いております。こちらも是非ご一読頂ければ幸いです。