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行きたいのに行けない娘と、待てるようになった私

娘の登校が始まりました。

最初の週は慣らしのような感じて
午前中だけ。

私が車で送迎するんだけど

8時40分に出れば間に合う。

娘は5:30には起きてきている。

だがしかし

このペースで動いていたら

確実に間に合わないよね。

遅刻だよね。

という感じ。

あなたならどうしますか?

昔の私ならめちゃくちゃ声かけてた

今までの昔の私だったらね

めちゃくちゃ声かけまくってた。

「時間大丈夫?」

「それで間に合うの?」

「朝ごはんは?どうするの?」

って。

そしてその

思い通りに動いてくれない

イライラモヤモヤを

非言語で撒き散らしてた。

足音
目線
仕草
息づかい

これらを使って

「早く動け!」って
やってたのです。

どうですか?

やばいでしょ?


言いたいことがあるなら

言えよ。

ですよね。

何もしないで待ってみた

この日の私はですね

何も言わないで待ちました。

どうなるのかな?って。

私は決めてたんです。

娘が高校に行きたいと言うなら

生活の軸の中心を

送迎にするって。

だから

パートも時短にした。

働き方を変えたいって思った。

だからどうなったって

時間は大丈夫だから

待つよ〜って。

本当は行きたい。でも怖い

出発時間を30分過ぎた頃

渋々「用意できた」と来たので

車に乗り込みました。

キャンパスは車で30分くらいかかる。

その間ポロポロ泣き始める。

「気持ち悪い。朝ごはん食べれてない。」

「食べてないと悪化する」

「そうなったら怖い」

「やだ。行きたくない」

私はただただ

「そうなんだね。」

「それはいやだね」

「そっか。そう思うんだね」
と聴く。

娘が全部出し切ったあと

私「今どうしたいと思ってる?」

娘「行きたくない」

私「そっか。行きたくないのか」

娘「……。」

私「本当は?」

娘「……行きたいにきまってるじゃん」

そう。

本当は行きたいんだよ。



心は行きたいの。
でも
行ったら危険
⚠️って
体が言ってくる。

心と身体が一致してない。

アクセルとブレーキを
同時に踏んでる。
めちゃくちゃエネルギー使ってる。

(この時点で駐車場について30分経過してます。)

どこまでなら行けるのか

で、ここから。

私「じゃあどうしたら行きたいを叶えられるか考えようか」

娘のなかでは

行ったら最後までいなきゃいけない。
があった。

なので
どこまでなら行けそうなのか確認。

キャンパスがある建物の入り口なのか

建物のなかなのか

エレベーターの前までなのか

エレベーターに乗れるのか

エレベーター降りたところなのか

キャンパスの入り口なのか

ドアは開けられるのか

中に入れるのか

娘「ドアは開けられそう」

私「うん。じゃあ行っておいで」

と送り出しました。

10分後車に戻ってきた娘。

「先生優しかった…大丈夫だった」

そっか
優しかったのか
大丈夫だったのか。

そして有料駐車場を後にしました。

娘が欲しかったのは安心感だった

帰りの車で

今ある心の中の想いを言葉にしてもらいました。

私「感想聞かせて」

娘「行けて良かった」

私「そうだね。よかったね!」
 「何が良かった?」

娘「先生が「いいよいいよ。大丈夫だよ。」って。」

私「うん。それの何が良かったの?」

娘「遅刻しても、挨拶するだけで帰ってもいいんだなって。」

私「安心したの?」

娘「そう。」

私「そっか。安心があったら大丈夫なんだ」

娘「そうかも。」

もっと色々感じていたとは思いますが

1番は「安心感」でした。

そりゃそうだ。

だって誰も知らない

何やるのかもわからない

どう動いていいのかもわからない

引きこもりで

他人とのコミュニケーションの取り方なんて忘れてんだから。

思春期という

他人の目が気になるお年頃の

めんどくさい時期。

そんな中で

他人とどう関わっていったらいいのか

に悩んでいるのだから

そりゃしんどい。


めんどくさいね。思春期って。



課題が見えたら細かくしていけばいい


今回の出来事で見えたのは

安心がないと動けない

そして

課題は細かく分けたら

トライできる形になることがある

ということ。

行けるか、行けないか

できるか、できないか

などの2択では無く

建物の前までなら?

ドアまでなら?

挨拶だけなら?

そうやって細かくしていくと

進めることがある。

(注、この話は本人が行きたいと思っている。が前提です。親が無理矢理行かせようとしても動きません。もし動けたとしても、必ず反動がきます。経験済み)

待てるようになった私

日々子どもから学ばせてもらっています。

人は変われる。

自分が思うように

自分の人生を

デザインして行ける。

それを目の前で見せてくれている娘。

そして

焦って動かそうとするんじゃなくて

待つこと選べた私も変わってる。


娘の変化を見ながら

私もまた

自分の在り方を見直している

途中なんだなと思います。

最後に

もし今
「行きたいのに行けない」

「やりたい気持ちはあるのに体が動かない」

そんなお子さんの姿を見ている方がいたら。

必要なのは、気合いや根性じゃなくて

まずは安心なのかもしれません。

そしてそれは

子どもだけじゃなくて
私たち大人にも同じなんじゃないかなと思います。

無理やり大きな一歩を出そうとしなくてもいい。

ドアまででもいい。

挨拶だけでもいい。

「できる形」にしていけば、進めることがある。

そんなことを娘に教えてもらった朝でした。


よかったらあなたのお子さんや

あなた自身の中にもある

「本当はこうしたいのに、怖くて動けないこと」

思い浮かべながら読んでもらえたらうれしいです。




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