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膵臓癌で闘病中の夫と高齢の母と暮らしている。

今週の診察。 CRP(炎症値)が高くて、抗がん剤を打つことができず、抗生剤を服用することに。期待してるし、信用してるし、ここはひとつ、頼んだぞ抗生剤!

今日の夕食。
・牛ステーキ(夫用)
・蒸し鶏(母と私用)
・かぼちゃのいとこ煮
・筍としめじのスープ
・ウドとハムのサラダ
・肉味噌のサラダ菜巻き(昨日の残り物っていうか常備菜)
・筍のメンマもどきの煮物(おとといの残り物っていうか常備菜)

牛の赤身は、体の炎症を招くとどこかで読んだけど、ただの俗説だろうか。でも夫の大好物だ。スタミナつけるぞと食べてくれる。期待しているし、信用しているし、ここはひとつ頼んだぞ牛肉!

私と母は、パクチーとナンプラ、唐辛子で作ったタレで蒸し鶏を食べた。
このタレ、我が家では “ナンプラーピット” と呼ばれている。今、ふと気になって調べてみると、“プリックナンプラー” が正しいらしい。実際に聞いてみると、確かに「プリック」は「ピット」と聞こえなくもない。何十年も前、父の赴任先であるタイに帯同した際、母が覚えた単語のひとつ。これからも “ナンプラーピット” でいくし、どこか胸に響く、特別なタレでもあり続けるだろう。

かぼちゃのいとこ煮は、近所のおばさんにおすそ分けするため、夕方も早めの時間から作った。子供のころから可愛がってくれたおばさんは、今では90歳という高齢で、最近少し体調を崩し、浮腫みもあるとのこと。小豆は浮腫みに良いらしい。期待しているし、信用しているし、ここはひとつ頼んだぞ小豆!

他所に持って行くので、丁寧に面取り。
出たクズは、スープにした。

食材にひそかに頼み事をする私と、相反するように元気な夫。今日はひとりで温泉に行き、サウナにも入り、帰りに食べたアジフライが揚げたてで、美味しかったなどと話していた。楽しそうで何より。

慌ただしくもなく、劇的でもない、ただの一日のなかにも、いろいろあるのだ。みんな、それぞれにいろいろあるのだ。

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