自己紹介丨埋蔵文化財発掘調査員のつぶやき丨初めてのnote
はじめまして。
「埋蔵文化財発掘調査員」をしています、「鯛のたい」と申します。
普段は地面(と人間)と向き合いながら、遺跡の発掘や記録、報告書作成作業に取り組んでいます。
この記事では、自己紹介を兼ねて、どんな仕事なのか、なぜnoteを始めたのか、そして今後どんなことを書いていきたいのか、ゆるく書いてみたいと思います。
■ 埋蔵文化財調査員という仕事
僕の本業は「埋蔵文化財の発掘調査員」です。
この仕事は、道路や建物の工事に先立って、その土地の遺跡について「事前調査」を行うのが主な役目です。
たとえば縄文時代の集落跡、弥生時代の方形周溝墓、江戸時代の井戸跡など、その土地に眠る“痕跡”を一つひとつ掘り出し、記録していくという、非常に地道な作業です。
■ noteを始めた理由
この仕事をしていて感じるのは、「埋蔵文化財の世界は閉鎖的」ということ。
閉鎖的、とは決して悪い意味で言っているわけではありません。テレビで遺跡のニュースが流れることはあっても、実際に現場でどんな作業をしていて、何が見つかっているのか、また調査員は何を考えているのか、世間の皆さんにはなかなか伝わる機会がなく、「文化財」を身近に感じる機会がないということです。
それはちょっともったいないな、と。
「発掘調査」というのは、決して専門的な人しかできないことではないし、土器ひとつにしても、形・模様・質感などいろんな情報が詰まっていて、専門的な知識がなくても「おもしろい」と思える部分がたくさんあるんです。
このように、文化財は身近にあるということを、調査員の実際の体験を通して伝えられたらと思って、このnoteを始めることにしました。
■ これから書いていきたいこと
このnoteでは、発掘調査の現場で感じたことや昨今の文化財事情について、自分なりの視点でゆるやかに書いていこうと思っています。専門的すぎず、でも調査員としてのリアルな感覚は忘れずに、お届けできたらと思っています。
考古学に詳しくない方でも、「あ、ちょっと面白そう」と思えるような内容を目指しています。発掘現場あるあるや、ちょっとした小話なんかも挟んでいけたらと思っています。
noteということで、かたくならず、思いついた内容をポンポン書いていくので、「埋蔵文化財調査のプロ」ではなく、「ちょっと変わった仕事をしている人」として、軽く読んでもらえたらと思います。
まずは自己紹介ということで、あまり内容のない投稿になりましたが、今回はこれで終わります。これから少しずつ記事を増やしていけたらと思います。
よければ、気軽に読みに来てください。
どうぞよろしくお願いします。
次回は「調査員は何をしているの?」について書こうと思います(できれば)。
