あいちゃく。
今は名古屋駅前、バスターミナル。
新宿への夜行に乗る。
今回は岐阜県恵那市へ、師匠分とも思える方に会いに行った。
想いを最大限で伝えようと、いつもライブペイントをする時に着ている、アクリルを垂らした作務衣で向かった面接。
驚くことに、採用が決まった。
一時帰国して向かう、人生2度目の文科省。
志高き仲間たちが集う、熱量が高い場所。
様々な分野との交わりの中で、それぞれに興味を向ける機会。
それぞれのベクトルが尖っていて、語り出せば止まらない。
そんな空気が好きで、おもしろい。
そしてそれを語る表情が熱意にこもっていて、負けていられないと感じた。
表情の中でも特に、目は口ほどに物を言うらしい。
ものを伝えるための一方的なものも立派なコミュニケーション、であるとするならばその言葉通り、言葉を介した意思疎通よりもはるかに優れたコミュニケーション手段があるのかもしれない。
思い切って海外に行くことがゴールではない。
初めてカンボジアに行き、今回で8回目。
幾度となく人と出逢い、話を聞いてきた中で、軸を見失った。
それでも話して、整理して、話して。話して。話して。
声はだんだん枯れてくるけれど、大切なもの、大事にしたい価値観が見えてくる。
私はきっと、言葉とか写真とかアートとか、そういう「媒体」に愛着を抱いている。
何かを伝える
「表現活動」としてのものを。
どこかに行ったり何かを見たりして消費するものとしてではなく、
生み出す、つくるものとしてのものを。
形として生み出し、残したものには愛着が生まれる。
その愛着を、どう伝えるか。
確かな価値として残すための方法を、私はいまだに探しているのかもしれない。
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