アンティークコインコーディネーターは仲人さん?橋渡し役?

結婚したい方が、お相手を探すとき。
今ならスマホのマッチングアプリが最前線かもしれませんが、一昔前までは「信頼のおける仲人さんに相談する」というのが一般的でした。

「誰か良い方を紹介していただけませんか?」

そこから、ご縁がつながっていったのです。

アンティークコインも、実はそれに少し似ています。

「こんなコインが欲しい」と思ったら、まずはアンティークコインの“仲人さん”に相談してみる。
自分に合った一枚を探してもらうことから、すべてが始まります。

それが、コーディネーターの役割なのです。

そして、長年大切にしてきたコインを手放す時も、コーディネーターの出番です。

そのコインにふさわしい新しい持ち主を探し、お引き合わせする。
欲しい方が本当に納得できるか。何を気に入り、何が気になったのか。
そんなやり取りを丁寧に重ねていきます。

お見合いと、どこか似ていませんか?

好みとタイミングがぴたりと合えば、良いご縁が結ばれます。
この“マッチングのすり合わせ”が、コーディネーターの腕の見せどころ。

そして、任せた側は「仲人さんにお任せします」と信頼して、良い知らせを待つ。
そのスタイルも、どこか昔ながらの結婚相談のようです。

任された側も、その信頼を裏切らぬように。
全集中でアンテナを張り、最善のご縁を探します。

そうして、
「探していたコインにようやく出会えた」と喜ばれるコレクター様、
「この方なら安心して託せる」と納得されるオーナー様。
お二人にご満足いただけたとき、コーディネーターとしてこれ以上の喜びはありません。

アンティークコインがどこからどこへ旅をし、
今どこに大切に保管されているのか。

その流れを見守り、欲しい方と手放す方のあいだに立ち、橋渡しをする。
これは、日々の信頼関係の積み重ねがあってはじめて成り立つ、
とても尊い仕事だと私は感じています。

コインも人も、出会いにはタイミングがあります。
その「ちょうどいい時」に寄り添える存在でありたいと思います。

特別な一枚が、きっとどこかで待っています。
そのご縁をつなぐお手伝いができたなら、これ以上の幸せはありません。

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