今1枚のアンティークコインを選ぶ勇気
今たった1枚のアンティークコインを選ぶには
…
この問いに、果たして「正解」はあるのでしょうか?
例えば、自分のお金の使い方に100%の自信を持っている人が
どれほどいるでしょう
「無駄遣いは一切なし」
「すべて最適な価格で購入している」
そんな人がいるでしょうか?
その日のファッションを選ぶときも同じです
今日のコーディネートが
「完璧に決まっている!」
と胸を張って言える人は、どれくらいあるでしょう
映画『プラダを着た悪魔』の編集長のように絶対の自信で服を選べる人は、そう多くありません
クルマを選ぶときもきっと同じで
「今はこれ!」と決めても、色や車種で迷う時間こそが楽しみのひとつだったりします
世の中には正解を求めても
"答え合わせ"ができないものが
たくさんあります
アンティークコインも
そのひとつだと思うのです
100%満足できる1枚を探して
時間だけが過ぎていくより
まずはたとえ60%でも「いいな」と感じた1枚を選び、手に入れてみる
そこから学び、次につなげる
大事なのは“始める”か“止まったままでいるか”。
その差は、思っている以上に大きいと思います
実際に手にしたコインは
特別な存在になります
自分のもとに来たその1枚に
自然と愛着が湧いてくる。
そして
「このコインの価値はどう動いてきたのだろう」
「これからどうなるのだろう」と気になって調べたくなる。
その時間こそが、学びであり楽しみでもあります。
やがて「次はどんなコインに出会えるだろう」と思いはじめる
こうしてワクワクが止まらなくなる——
それが、コレクションの世界が
もたらす幸福なループなのです
1枚目をご購入くださったお客様からは、その後いただくご質問の内容も一層深まり、
コーディネーターとして腕の見せどころだと感じる場面が増えてまいります
次の1枚をご提案することを
考える日々もまた、この仕事ならではの大きな醍醐味だと感じております。
こうした言葉に尽くせない幸せをいただけることに心から感謝しながら
これからもアンティークコインにまつわるエピソードをお届けしていきたいと思います
本日も最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました
これからもどうぞよろしくお願い
申し上げます
