見出し画像

Day18:【実話】巨大消しゴムと校門前ビジネスの闇の巻

(母ちゃん、またしてもカモネギ案件)

皆さんは小学生の頃、どうしても欲しい物がある時って…どうしてました?
母ちゃんはですね、全力土下座 or 物理攻撃という、今なら完全にアウトな手段で挑んでおりました。



■黒歴史その①:幼少期の“値札アタック”

ある日、母親と買い物へ行った時のこと。
偶然出会った可愛い人形に、幼き母ちゃんは一目惚れ。

どうしても欲しい。
欲しすぎて体が勝手に動いた。

――ブチィッ。

母親が振り返ると、そこには

**値札を引きちぎった戦犯(母ちゃん)**が、キラッキラの笑顔で立っていたらしい。

店員さんの視線は冷たい。
母親の心は折れた。
当然、財布は泣いた。

当時の5000円。
今なら…Switch Liteが買える額である。

こうして母ちゃんの「物に対する執着心」が誕生した。


■ 黒歴史その②:そして小学生へ…物欲は進化する

小学校の校門前には、当時「物売りのおっちゃん」が月に1から2回の頻度で出没していた。
おっちゃんの前に並べられた煌めく商品✨️のラインナップは

・意味不明なカラーひよこ
・野球ボール級のスーパーボール
・持って帰るだけで親が渋い顔するグッズ達

実生活で1ミリも使わない物だらけ。
なのに、おっちゃんの営業トークが絶妙すぎて、全部宝物に見えてくる。

カモネギ体質の母ちゃんは、一瞬で虜に。

でも、親は絶対買ってくれない。
だから我慢…していた。
その「運命の日」までは。


■ 事件発生

その日、おっちゃんが広げていたのは――

スマホくらいデカい MONO消しゴム(1000円)

いやデカッッッ!!
でも…消しゴムなら“実用性”がある。

おっちゃんの甘い囁き。
「1年はもつよ〜。結果お得だよ〜。」

それを聞いた瞬間、小学生母ちゃんの脳内電卓が弾き出したのは

「これは買うべき案件!」

しかもおっちゃんはこう言う。

「そろそろ別の場所へ移動するから、買いたい子はお金持ってきな」

――タイムリミット発生。


■ カモネギ、全力疾走

学校から家まで徒歩40分。
それを走り切った母ちゃん、小学生とはいえ根性がエグい。

家に着くや否やドアを豪快に開け叫ぶ。

「消しゴム欲しい!1000円ちょうだい!! 早くしないとおっちゃんが移動しちゃうの!!」

親からすりゃホラーである。

説明を求める母親に対し、焦って噛み合わない母ちゃん。
この姿、どう見ても――

鍋に自ら飛び込むカモネギ。

当然、親の答えはNO。

「消しゴム如きに1000円は出せない」

「そのサイズ、筆箱に入る?」

ぐうの音も出ない正論で撃沈。


■ そして、おっちゃんは消えた

母ちゃんは翌日も、その次の日も校門を凝視した。

でも、おっちゃんは現れなかった。

巨大消しゴムも買えず、会いたい人(?)にも会えず、母ちゃんは悟った。

子ども相手に直接物を売る大人にロクな奴はいない。

そして今の母ちゃんは、こう思う。

あの時、あの消しゴム買えなくてよかったわ。
買ってたら…絶対、黒歴史第二章「使っても無くならない消しゴムの恐怖」篇が始まってた。


■ 教訓

子どもって本当に“欲しい”が暴走する。
でもそこに、ちゃんと「ダメ」を言える大人が必要。

母ちゃんも今は、あの日の母と同じ気持ちで息子達の物欲と戦っている。




いいなと思ったら応援しよう!

ふらつき母ちゃん│脊髄小脳変性症ですが何か⁉️ よろしければ応援お願いします。 あなたからいただいたチップはクリエイターとしての活動費にありがたく使わせていただきます。