旅人に優しい街で金メダリストに会う!松本一人旅2泊3日【中編】
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
あーる先生です。
今回も引き続き長野県松本市一人旅です!
(【前編】については、以下の記事をご覧ください)
かな〜り充実した2泊3日となりまして……
3部作でお届けしております🎵
それでは、【中編】スタートです!
2日目:美術館からの博物館は発見の連続だった!
2日目の始まり - 歩数13,567歩からの冒険
前日の歩数を見て驚きました。なんと13,567歩!
普段の生活では到底達成できない数字。
休職中なら、なおさらです。
でも松本の魅力は、そんな歩数を稼いでしまうほど歩きやすい街づくりにありました。
松本の素晴らしいのは、主要なスポットがすべて駅から歩ける距離にあること。
確かに夏の暑さは厳しいのですが、道中至る所にベンチやカフェ、ちょっとした公園や水源があって、休憩ポイントに困りません。

これは観光客(特にわたしのような自家用車を持ってない人)にとって、本当にありがたい配慮です。
そして2日歩いてみて、面白いことに気づきました。
周りをよく見渡してみると、わたしと同じような一人旅の女性がちらほら歩いているのです。
キャップをかぶって、スニーカーを履いて、リュックもしくはショルダーバックを下げて、スマホを片手にうろうろしている20代〜40代の女性……。
みんな向かう観光スポットが大体一緒だから、「あ、さっきあの人見たな」と別のタイミングで再会することもしばしば(笑)
まるで見えない一人旅女子ネットワークが存在しているようで、なんだか心強い気持ちになりました!
2日目も昨日に負けず劣らず、たくさん歩くことになりそうな予感がしています。
松本市美術館は草間彌生の世界観そのもの
まず、朝一番でホテルから徒歩15分ほどの松本市美術館へ向かいました。
せっかく行くならゆっくり鑑賞したいという思いから、2日目の初っ端に行くことを計画しました。

松本市美術館といえば、何といっても草間彌生の展示が有名。
もう入り口から、世界観が大爆発しています。
にしても、青空に映えること!圧巻!!
館内に入ると、チケットの券種を問われます。
この時、「ロイヤルコペンハーゲンと北欧デザインの煌めき」という企画展が開催していたのですが、わたしの目当ては草間作品だったので、「コレクション展」のみのチケットを買いました。
チケット代は、一般(個人)800円です。
すると、係のお姉さんが「草間彌生の展示を見るなら、背中の荷物をロッカーに預けた方が良いですよ」とアドバイスをしてくださいました。
何も予習していないわたしは、「展示室が狭めなのかな?」と素直にアドバイスに従い、無料ロッカーにリュックを預けました。

早速展示室に入ると、そこは完全に草間彌生の世界観そのもの。
撮影禁止なので、文字で語らなければならないのが辛いのですが、簡単に言うと、「絵が飾ってある」わけではないんです。
(いや、絵もちょっとは飾ってありますけど……)
「歪みのシャンデリア」という鏡張りで方向感覚が狂う部屋、「鏡の通路」という水玉模様の赤いモニャモニャが両側にぎっしり生えた道、「天国への梯子」という真っ暗の部屋で永遠と続く(ように見える)はしご。
インスタレーション作品の宝庫って感じです。
⭐️インスタレーションとは?
簡単に説明すると、特定の空間にオブジェや装置、映像、音響などを設置して空間全体を作品とし、鑑賞者が空間を体験することで完成するアートのことです。
ちなみに、わたしが過去一心を動かされたインスタレーションは、塩田千春さんの「鍵のかかった部屋」です。あの、真っ赤なやつ!
真っ暗だったり方向感覚が狂ったりする空間があるので、空いていたから良かったものの、混んでいたら誰かにぶつかること必須でした。
こりゃあ、リュックを預けるようアドバイスされるわけですな〜
さらに歩みを進めると、20秒ほど部屋に閉じ込められじっとしていなければならない作品も。(写真撮影NGのため、作品タイトルが思い出せない!)
宇宙みたいに光に取り囲まれる体験は、今までにない「ザ・前衛作品」って感じでした。ワクワクと共に、ちょっと不安な気持ちになりました。
まるでちょっとした宇宙旅行やおとぎ話の世界に迷い込んだかのような感覚に包まれる展示の数々。
その圧倒的な迫力とエネルギーに心を奪われずにはいられません。
そして、展示の最後にあるのが有名な「黄色いかぼちゃ」。

これだけが撮影可能な作品で、わたしも例にもれず、黄色いかぼちゃと一緒に記念撮影を。
SNS映えするのはもちろんですが、それ以上に、この独特な空間にいる時間そのものが特別な体験でした。
美術館を出ても展示は続く
そして、美術館を出る際に発見したのが建物の外にある自動販売機。

こちらも水玉模様で装飾されているのですが、面白いことに、向かって右の自販機の一番上の段は、実際には商品を購入することができません。
そう、草間彌生の作品の一部として設置されているのです!
美術館の外まで、アートの世界が広がっているなんて、さすが草間彌生の故郷ですね。
展示室の最後のパネルにあった「前衛芸術家として最後まで生きたい」というメッセージが、自ずと脳裏に蘇ります……。

休んだ気がしなかった
水源地での小休憩 - 松本の自然の恵み
ガッツリ展示を見て、一瞬で1時間経過!
疲れを取ろうと美術館のベンチに座ったのですが、赤と水玉に心が安まらず(笑)
とりあえず次の目的地へ向かっていると、途中で水源地を発見しました。

松本は水の美味しい街として有名ですが、街中にこうした水源があるのも魅力の一つです。
丁度良いベンチがあって、無事に落ち着いて休憩することができました!
ここまでの旅の時間を振り返りながら、清涼な空気を吸い込みます。
都市部では味わえない、自然の恵みを感じられる貴重な時間でした。
中町通りと縄手通り - 定休日に注意して!
休憩を終えて向かったのは、松本の代表的な観光スポットである中町通りと縄手通り。

YouTubeやInstagramで予習済みの2つの商店街。
食べ歩きを楽しみにしていたのですが大きな誤算が発生しました……。
なんと、水曜日は多くのお店が定休日だったのです!
楽しみにしていた食べ歩きスポットがほとんど閉まっていて、正直かなりショック。後から分かったのですが、不定休のお店も多いようです。
それでも諦めずに、営業している店を頑張って探すことに。
その中で発見したのが「松本民芸家具」と「蔵シック館」。


食べ歩きはできませんでしたが、松本の伝統工芸や文化に触れることができました。
予想外のドーナツ屋さんとの出会い
Instagramで事前に調べていたお芋屋さんを目指して歩いていると、なんと違うお店になっていました。

お芋屋さんがドーナツ屋さんに変わっている!?
朝から歩きっぱなしで小腹が空いていた頃。
これも旅の運命だと思って、入店してみました!

注文したのは、レモンクリームドーナツとコーヒー。
ふわふわのドーナツに爽やかなレモンクリームがたっぷりで美味🎵
昨日のレモンスカッシュといい、松本ではレモンづいています(笑)
旅行では、こうした予想外の出会いこそが一番の思い出になることが多いですね。
壱の蔵での試食三昧
ドーナツで小腹を満たした後、すぐそばにあった、営業していた数少ないお店の一つ「壱の蔵」というお菓子屋さんに立ち寄りました。
このお店の素晴らしいところは、試食の豊富さ!

店内に入ると、「どうぞ、試食してみてください」と店員さんが温かく迎えてくださいました。せっかくなので、遠慮なく試食しますよ〜
結果的に8種類ほど試食させていただきましたが、どれも美味しくて選ぶのに迷ってしまいます。
その中でのわたしのランキング1位が「しょうが砂糖」🎵
実はわたし、ジンジャエールが一番好きな飲み物なんです。
だから、このしょうが砂糖を口に含んだ瞬間、「これは食べるジンジャエールだ!」と思いました。
爽やかな辛味と甘味のバランスが絶妙で、まさに好みの味。
迷わず購入を決めました。
そして今、このnoteを書きながら食べているのですが、原産国名が「タイ」でした。なるほど、輸入菓子のお店だったんですね!
松本市立博物館 - 歴史への深い探求
午前中の街歩きを終えて向かったのは、松本市立博物館。
まず建物自体のデザインが立派で、重厚感のある外観に期待が高まります。

中に入ってみて、さらにびっくり。

座って休憩できる大きな階段や、カフェテラスのような図書情報室、綺麗なトイレなど、「絶対家の近くにあったら通うのに〜」系の施設でした!
常設展示室の観覧料は、大人(一般)500円。
高校生以下はなんと無料。
館内では、「八つのテーマ」をめぐることで松本の長い歴史を詳しく知ることができました。



原始時代から現代まで、この地域がどのような変遷を経てきたのか、豊富な資料と展示で学ぶことができます。
とにかく入っているデザイナーさんが良いのか、センスがいい。
綺麗で新しくて、市の博物館のレベルとは思えません。

わたしの誕生日(2月8日)に行われている地元の行事についての展示も発見し、勝手に親近感さえ覚えてしまいました。
国語の教師なら必見、道祖神(どうそじん)!
ところで、皆さんは道祖神(どうそじん)ってご存知ですか?
わたしは現在、中学校教員を休職中なのですが、中3を担当したことのある国語の先生なら絶対聞いたことのある言葉だと思います。
そう、松尾芭蕉『奥の細道』で、芭蕉が「自分の旅に出たい気持ち」を神様のせいにしている場面「道祖神の招きにあいて取るもの手につかず」の、あの道祖神です!
『奥の細道』を授業で扱う際に、生徒が必ず「?」となる部分。
わたしはいつも「『千と千尋の神隠し』で出てくる、トンネル潜る前に立ってる石でできたやつあるじゃん? あれみたいなのが道端に立ってて……」と教えていましたが、その展示が、あったんです!


実際、松本の街を歩いていて、この見本とそっくりな道祖神を見かけました(石屋さんの前にあったような…写真とり忘れました!)。
国語教師にオススメしたい素敵な博物館でした!
おきな堂でのボルガライス初体験
さて、皆さんお楽しみ!? お昼ご飯紹介です。
博物館からそう遠くないところに、雰囲気の良さそうなお店「おきな堂」を発見。
事前の下調べはしていませんでしたが、直感でこのお店に入ることにしました。

入り口のタブレットから予約(EPARKのよくあるやつです)し、近くのベンチで15分ほど待って入店。
メニューを見ると「ボルガライス」という聞いたことのない料理が。

それもめっちゃ美味しそうだった
ボルガライスを食べるのは人生で初めてですが、オムライスの上にハッシュドビーフソースがかかった料理ということで、ハッシュドビーフが大好きなわたしは迷わずこれ一択で注文しました。
(ちなみに飲み物はレモンスカッシュ!やはりレモンに惹かれる)

運ばれてきたボルガライスを一口食べて、その美味しさに驚愕しました。
ふわふわの卵とケチャップライス、そして濃厚なハッシュドビーフソースの組み合わせが最高。
さらに、サクサクのチキンカツまで乗っています。
にんじんも柔らかいし、お口直しのパイナップルもとんでもなく甘い。

ちょっと、本気で美味しい店来ちゃったけど、どうしよう!?
こういうとき一人旅だと、一人で興奮している怪しい人物になりがちなので、注意が必要です(笑)
店内も落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと食事を楽しむことができました。
下調べなしで入ったお店でしたが、これも旅の醍醐味。
地元の美味しい料理に出会えて、本当にラッキーでした!
「松本に行ったら絶対にここに行くべし」と自信を持ってお勧めできるお店です!これを食べにもう1回松本に行きたいレベルですので。
松本市時計博物館 - 意外な面白さの発見
昼食後、興味本位で松本市時計博物館に立ち寄ることにしました。
これはとても個人的な話になるのですが、わたしはアナログ時計が読めません(正確に言うと、読むのにすご〜く時間がかかります)。
ちなみに、チョークアレルギー(石灰の粉に触れると湿疹が出る)も持っているので、学校の教員としては致命的だなって自分でも思っています(笑)
普段はデジタル時計を愛用者のわたしですが、時計博物館は建物の外観からしてアナログ時計そのもの。

お化け屋敷に入る心境と近いのでしょうか……
なんか怖いもの見たさで入ってしまいました。
入館料は、大人(個人)500円。
「どうせわたしの苦手なアナログ時計が大量にあるだけでしょ」と思ったら、良い意味で期待を裏切られました!
フロアは3階まであり、時の刻み方の歴史を辿っていく展示内容。
なんと「古代エジプトの日時計」から展示が始まるのです。


日時計、火時計、砂時計、尺時計、線香時計……
想像以上に歴史は長かった!
しかも、ほとんどの時計が現役で動いている!すごすぎ!
時計の歴史や仕組み、デザインの変遷などを学ぶことができ、時間の概念について改めて考えさせられました。
山のようにある時計の中から、わたしのお気に入りは……

フクロウの掛け時計です。
フクロウが時を告げるデザインが何とも可愛らしく、目玉もキョロキョロ動いて、思わず顔がほころんでしまいました!
ただ、これのレプリカがあったとしてもアナログ時計読めないしな……
そんな気持ちでお土産コーナーに立ち寄ると、そのフクロウ時計をイラストにした手拭いを発見!

これは絶対に欲しいと思い、迷わず購入。
実用的でもありますし、松本での思い出の品としても完璧です。
(せっかくなので今後、手拭いの活用術も研究して記事にしてみたいです🎵)
時計博物館なんて普段なら絶対に行かないであろう場所でしたが、旅先での新しい体験として、とても有意義な時間を過ごすことができました。
穴場スポットとして魅力を広めていきたいです!
夕食は山賊焼き - 信州名物との出会い
た〜くさん歩いて、流石に暑さと足の疲れが限界なわたし。
いったんホテルで休憩し(YouTubeが見られるテレビ&大浴場が最高!)、夜の松本駅へ繰り出しました。
向かうのは駅ビルMIDORIの1階のお土産売り場。
昨日感動した「シャインマスカット生サブレ」をさらに追加で買い足し、ここぞとばかりにお土産を購入。
そして、お土産屋さんのレジカウンターでソフトクリームを注文。

美味しい! 濃厚なミルクに結構なボリューム🎵
これで 200円(税込)はありがたい限りです。コーンだと300円。
ビルの入り口で牛さんが宣伝していたので、つい食べちゃいました!

そして2日目の締めくくりは、同じくMIDORI内の「からあげセンター」で夕食です。昨晩のお蕎麦屋さんと同じフロアにあります。

メニューを見ると「山賊焼き」という料理が。
これも信州の名物料理だということで、ぜひ味わってみたいと思いました。

山賊焼きは、鶏肉を醤油ベースのタレに漬け込んで揚げた料理。
見た目は唐揚げに似ていますが、どちらかというと竜田揚げに近い食感で、ジューシーでボリュームもたっぷり。
ポテトサラダとお味噌汁、ご飯もついて1188円(税込)です。
これはわたしの個人的な感想なのですが、過去に旅した広島や仙台に比べ、松本は食事代が全体的に安い気がします!
そして、やはり水資源が豊富だからか、何食べても美味しいです。
ハズレがありません!
一日の疲れが吹き飛ぶような美味しさで、〆にピッタリのご飯でした。
店内は個室になっていて、一人旅でも入りやすかったです。
2日目を振り返ると、計画通りにいかないことも多かったですが、それこそが旅の醍醐味なのかもしれません。
一人旅だからこそ、こうした予想外の出会いを柔軟に楽しむことができました。
めでたし、めでたし。
毎日、たくさんのスキ❤️、フォロー、本当にありがとうございます。
これは完全に言い訳なのですが、撮り溜めた写真やパンフレット、お土産、レシートなどを整理しながら記事を書いているので、どうしても普段よりも書き終わるのに時間がかかってしまいます💦
それでも皆さんの温かい応援のおかげで、楽しみながら書き続けられているので、改めて感謝の気持ちを伝えたいです!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます☺️
次は、いよいよ松本最終回。
次回も、お楽しみに〜
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