固定資産の減価償却費、計算方法より“ひっかけ”との戦いだった【商簿2級】
固定資産の減価償却費。
3級の頃は、
「はい、毎年同じだけ減らしますね〜」
くらいの顔をしていたのに
2級、 急に問題文がこちらをもてあそび始める。
キーーーッ
シンプルだからいじるしかないんか?
さて。
固定資産の減価償却費についても、
基本は3級の内容の発展版です。
でも、 「計算方法を覚えればOK」 では済まなくなる。
問題文の“不要情報”や“ひっかけ”を見抜けるかゲームになってくる。
まず出てくるのが、直接法と間接法
3級でうるさいくらい目にした「間接法である」
あれ。
「間接があるなら直接もあるよね?」
って思いました?
あります。
間接法
:
建物そのものは取得価額のまま残し、
建物
減価償却累計額
を分けて表示する方法。
元はいくらだったか
今どれだけ減ったか
両方見える。
直接法
:
こちらはシンプル。
減価償却した分だけ、
直接、建物の金額を減らします。
メリットは、
帳簿価額(現在の価値)がそのまま表示されること。
デメリットは、
その建物が
1億円のビルを40年使ったものなのか
新品250万円の簡易小屋なのか
履歴が見えにくいこと。
計算方法も増える
定額法
毎年同じ額。
(取得価額-残存価額) ÷ 耐用年数
安心感ある。
定率法
(取得価額-減価償却累計額) × 償却率
つまり
帳簿価額 × 償却率
帳簿価額は毎年変わるので、償却額も毎年変わる。
(年々減価償却費が小さくなる)
生産高比例法
使った分だけ減るタイプ。車とか。
(取得価額-残存価額) × 当期使用分 / 使用可能総量
ここで問題文が急に
「10月1日に購入しました、3月末決算です」とか言い始める。
いや、 使用量で計算するなら月割いらんやろ!!!
ってなる。
200%定率法
名前だけで圧がある。
定額法の償却率をベースに、 200%した率を使う方法。
定額法の償却率 × 200%
つまり
(取得価額-残存価額) × 1/耐用年数 ×200%
(取得価額-残存価額) × /耐用年数 ×2
そして始まる“問題文との心理戦”
2級の減価償却、 計算より先にやることがある。
直接法?間接法?
残存価額ある?
計算方法どれ?
月割必要?
不要情報混ざってない?
これを先に確認しないと、 普通にひっくり返される。
特に怖いのが、
「当期首の減価償却累計額が書いてある」
→ お、間接法だな?
と思わせておいて、
「なお、直接法による」
みたいな問題。
やめてほしい。
なのでこの論点は、
理解や計算力を示す問題ではなく
注意力を試されるだと思って向き合おうと思います。
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