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もうちょっとレベル下げて話しましょうか?笑【職場のヤバいやつ図鑑 #004】

こんにちは。でぃーけーです。

学歴ってどう思いますか?
私は自己紹介にも書いてますが、人に誇れるような学歴はないです。

「高学歴な奴でも仕事出来ない奴はいっぱいいる!」
みたいな話よく聞きますが、働いてきて思うのは高学歴の方が圧倒的に"ハズレ"が少ないと思います。

今回はそんな高学歴の中でも"ハズレ"に該当する男の話です。
時期的に私がめちゃくちゃ尖ってた時期なのでアホなことばっかり言いますがご了承ください。
(お前が1番ヤバい奴だろっていわれそう)

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【No.004】ワセヲ(38歳/男)

イメージ図

■特徴:学歴と育ち自慢
    プライドがヒマラヤより高い
■好きなもの:大学受験の話/大学の時の話/ハイソな趣味の話/ノブレスオブリージュ(笑)
■口ぐせ:「レベルを下げて話すと〜」
     「頭悪いやり方ですね〜」
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ワセヲとの出会い
こいつとの出会いは1社目、機械メーカーの時。
当時の常務が、なんかの会合で知り合って採用した。
(メラ子の時と同じ流れだと思うでしょ?常務が採用のセンスが無いんです)

幹部ミーティングで入社を伝えられた時にわかったのだが、幹部待遇での入社だった。
そもそもワセオの経歴的に当時の会社には全くマッチしなかった。
(前職の肩書はSNSスペシャリストだった)

みんな「ぽかーん」だったので、当時イキリ倒してた私が率先して聞いてみた。

私「入社してなにやるんですか?営業?」
常務「SNSを絡めたマーケティングだな。部署も新しくSNSマーケティング部を作って部長をやってもらう」
「え、お前の彼女?」
「なんの目的でやるんですか?」
常務「顧客向けの宣伝と採用のため。まあ決定事項だから。来月からよろしく。」

くっそ無駄じゃね???
1社目の主な顧客は製造業、しかも生産技術などより現場に近い部門だった。
普段コンタクトしてる顧客のペルソナも30後半以上のおっさん紳士がほとんどだ。

関わらないでおこう、、、と思いながら翌月を迎えた。

ワセヲ初出社の日。
紺と赤のチェックのジャケットに紺の蝶ネクタイ、くるぶし丈のパンツに素足に革靴。
くるくるのパーマに黒縁メガネ。

ワセヲ「今日からよろしくお願いします。SNSを使ったマーケティングのプロです。皆さんはマーケティングの知識が全然ないと聞いているので、エヴァンジェリストとして皆さんにも啓蒙していこうと思います笑。ノブレスオブリージュってやつですね。ちなみに自分はW大学卒業です。」

なにが"ちなみに"なのかは分からなかったが、とりあえず新しいおもちゃヤバいやつが来たなというのはわかった。

ちなみに上記の事故紹介を聞いていた私の部下だった元ヤン君は私に
「あいつエヴァンゲリオンなんですか?なんかムカつきますね。」と訳の分からない事をいっていた。

彼が野生の勘で感じたことは間違ってなかったのだが。


ワセヲ嫌われる
ワセヲは入社してからの1カ月ほどでほぼ全社員から嫌われていた。

その原因というのが奴の会話の仕方にある。
入社したばかりのワセヲはまず全社員と話して業務内容の把握をしたいと言い出した。

まあこれ自体は悪くないのだが、その際に自分が1nmも知見のない分野に対しても偉そうに講釈を垂れるのだ。

「え?なんでこんな効率悪い事してるんですか?理解出来ないなー」

「あーこのやり方は頭悪いですね。僕ならこうやるのに〜」

「あれ、わからない?もうちょっとレベル下げて話した方が良いですか?」

こんな具合に全方面に敵を作っていった。
前述した元ヤン君はこの面談後に
「あいつ殺していいですか?」
って言ってた。とりあえず止めといた。

私?やりましたよ。以下の通り。
ワセヲ「でぃーけーさんの部署の他の方とも話しましたが、ちょっとレベルが低くて話合わずで大変でした。でぃーけーさんは具体的に改善案をどう考えてますか?」
私「あーみんなも同じ事言ってましたよ。ワセヲさんなーんの知識もなくて話にならないから時間の無駄だって」
ワセヲ「いやそう意味じゃ」
私「え、じゃあウチのメンバーがレベル低いって言ってんの?本気?具体的にどこが?まさか技術的なこと何もわからない癖に言ってないよな?」
ワセヲ「あ、大丈夫です。」
私「だいたいお前の仕事って、技術職関係ないんだからTiktokでもやって踊っとけよ。」

はい、私も最低ですね。
この時期、ずっとこういうコミュニケーションだったので黒歴史です。

まあこのおかげもあって、幸か不幸かワセヲからは距離取られてました。

ワセヲ、顧客にブチギレられる
しばらくしてワセヲが既存の顧客に話を聞きたいと言い出した。
導入事例集みたいのを作るつもりだったらしい。

アクション自体は良いと思ったので協力することにした。
私の顧客にもアポイントを取ってインタビューのスケジュールを詰めた。

私がアポイントを取った顧客は、その道40年で職人気質のクソ老害おじいちゃん。業界では有名人。わかりづらいのでノリスとしておこう。
(ガンダム08小隊に出てくるノリスに髪型が似てたので)

08小隊は面白いので見てください。

ノリスとは私が入社1年目から付き合いがあり、パワハラ指導を頂き、良好な関係を築いてきたこともあり今回は快諾いただけた。
(ものづくりの現場のことを教えてくれたので本当に感謝はしてる。何回か殴り合い寸前まで行ったけど)

そして迎えたインタビュー当日。
こちらからはワセヲと私が参加。
インタビュー自体はワセヲがメインで対応するので私は特にすることはないと思い油断していた。

インタビューの中でワセヲが、ちょこちょこ前述した様な舐めた事をいうのだ。

「なんでこんな仕事を数十年もやろうと思ったんですか?」

「まあ終わっていく分野ですしね笑」

「細かいことは聞いてないんで、もうちょっと軽く話してください笑」

まあこんな感じで話すもんだから、私もヒヤヒヤ。ノリスの顔は般若みたいな顔になっていく。ワセヲはなぜかドヤ顔で仕切る。
そろそろ止めないとヤバいなって思ってた矢先。

その時はきた。

ノリス「お前バカにしてんのか?」

怒鳴る訳でもなく、静かに刺す様に発した。

凍る空気。
ニヤけ面のまま固まるワセヲ。
間に合わなかったと絶望する私。

ノリス「お前さっきからどういうつもりで話してんだ?」
固まるワセヲに追い討ちをかけるノリス。

ノリス「そんなにお前が優秀ならウチの話なんて必要ないだろ?二度と連絡してくるな」

バカみたいに怒鳴り散らす様子は今まで何度も見てきたが、今回は違った。
ガチギレだった。

ノリス「おい!でぃーけー!とっととこいつ連れて帰れ!」
とりあえず平謝りしながらフリーズしてるワセヲを引っ張って逃げ帰った。
(怯えろ!すくめ!MSの性能を活かせぬまま死んでいけ!って感じだった。みんなわからないと思うけど。)

帰り道の車の中で、ノリスの恐怖から解放されたのかワセヲが饒舌に話し始めた。

自分は悪くない!急に怒るなんておかしい!的な面白くもない内容だった。

私もイライラしてきたので
「黙るかここで車降りるかどっちか選べ」
って聞いてからは静かになった。

この件が大問題となり、ワセヲは客先への同行を禁止された。
(ノリスへの謝罪は後日、うちのジジイ社長と私で平謝りし、スナックに行くことで許された。)

元ヤンくんキレる
客先に出なくなったワセヲだったが、相変わらず会社の中では偉そうにしていた。

ある時、会社全体の飲み会があった。
私はワセヲとは違うテーブルだったのだが、案の定この場でも調子に乗ってペラペラと話していたらしい。

「テメェぶち殺してやるよ!!」
静まりかえる店内。
見ると元ヤン君がワセヲの胸ぐらを掴んでいる。
ワセヲは死にそうな顔で固まっている。

めちゃくちゃ面白そうなので、このまま放っておきたかったが元ヤン君がぶん殴ってしまいそうだったので止めておいた。

なんとか元ヤン君を引き離して経緯を聞いた。

元ヤン「この野郎、俺のこと育ちが悪い犯罪者予備軍って言いやがったんで、、、」

まあそりゃ殴られても仕方ないなと思ってた。
むしろそんなこと言って喧嘩にならないと思ってんのか?舐めすぎじゃない?

元ヤン「しかもこいつでぃーけーさんのことも"
学歴ない癖に調子乗ってる"とかグダグダ言うんですよ」

まあそれは知ってるけど笑
とりあえず元ヤン君を落ち着かせて、フリーズしてるワセヲにも話を聞こうとなった。

ワセヲはいなかった。

もう一度言おう、ワセヲはいなかったのである。
帰ったらしい。

それからワセヲは私にも元ヤン君にも一切関わらなくなったとさ。

ワセヲの最期
ここまで天才的に人をイラつかせて来たワセヲだったが、その最期は呆気ないものだった。

ワセヲが入社してから1年が経った頃、常務から緊急で幹部ミーティングの連絡があった。

そこで告げられた内容とは、ワセヲをクビにするという話だった。
まあ解雇と言っても形式的には自己都合退職にしたみたいだけど。

理由は経費を私用で使いまくってたのが発覚したから。
本人曰く「些細なミスを揚げ足取られただけで悪気はなかった。厳しすぎる」だったらしい。

さすがに個人利用しかしてないiPadを経費で落とすのは無理があると思うよ?
まあ、どこに行っても一生”レベル下げて話してもらう側”だと思うけど。頑張ってほしい。

まとめ
ワセヲの話、笑えた人も、イラッとした人もいるかもしれません。
でも、ふとした瞬間、自分も誰かを見下さないように気をつけたいですね。
(あと、蝶ネクタイつけてくる奴はおかしい)

ではまた、次回。

他にこんな話書いてます。

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