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【イスタンブール】毎日通った大衆食堂「ロカンタ」はおいしくてお手頃で楽しい

先日まで一人旅でイスタンブールに滞在していました。

観光都市イスタンブールには素敵なレストランが数多くあります。

しかし、私はコース料理やラグジュアリーなサービスが提供されるレストランで食事をする機会はありませんでした。

理由としては私を動かす細胞にはカロリーを摂取するならば本当に食べたいものを厳選して食べる、旅行であろうと散財はし過ぎないというプログラミングがされている・・・ということもありますが、
庶民的な食堂「ロカンタ」や街のベーカリー、スーパーマーケットの食料品で三食+おやつに大満足したことが大きな要因です。

今回は大衆食堂「ロカンタ」の魅力と私が実際に食べた料理、お店をご紹介します。


ロカンタとは


ロカンタはトルコ各地にあるセルフサービス形式の食堂です。
学食や社食のようにおぼんを持って並び注文、会計、受け取りまで自分で行います。

ロカンタには色とりどりの魅力的なトルコ料理が並べられ、ついつい店内へ引き寄せられてしまいます。

ストリートビューより

世界がイメージする「ザ・トルコ料理」に舌鼓を打ち、会話や雰囲気を楽しみながらゆっくり過ごすのであればレストランがいいかもしれません。
あと特別なデートやプロポーズをするとか。

しかし、気ままな一人旅で、食べる物も過ごし方も好き勝手していた私は欲望のまま毎日ロカンタに通うこととなります。

その魅力はコストパフォーマンスに優れていること、料理の現物を見ながら指差しで注文ができること、トルコの家庭の味が楽しめることなど挙げ始めるとキリがありません。

そして多くのお店でテイクアウトできるので、疲れたからホテルでゆっくり食べたいな~、という気分でも気軽に利用できます。

ロカンタでの注意点


メニューについて

ロカンタの便利な点は料理の現物を見て注文できるところですが、逆に不便な点は一体その料理が何という名前で何リラなのか、現物の近くに書かれていないことです。

比較的スープやサラダはややお手頃、メインとなる肉料理はお高めの傾向にあります。

多くの店で外に料理名と価格が表示されているので、「思ったより高かった!」を避けたい方はあらかじめメニューを翻訳して決めておくと安心かもしれません。
それか「Bu ne kadar?(ブ ネカダル)」と言って価格を聞くのもありです。

こんな風にお店の外に書かれています。


サービスについて

多くの飲食店と同じように、サービスの内容は店によります。例えば・・・

〇料理をハーフサイズにできるか、価格はそのままか値引きしてくれるか
〇パンは無料か有料か

逆に私が行ったロカンタで共通していた点

〇食事後は食器そのままでOK
〇クレジットカード使用可(イスタンブール全体でそうですが)
〇卓上にあるスパイスを好みでかけられる
〇テイクアウトの際は注文を始めるときにその旨を伝える


営業時間について

Googleマップでロカンタを調べると、朝早くから開き遅くまで営業しているお店も多いです。
私は実際行ってみると、あれ・・・開いていない!臨時休業の張り紙も無い!ということもあったので参考程度が良さそうです。

そして朝早くから営業していても、全種類作られているわけではない点に注意!
この時間帯、現地の方は朝ご飯替わりにスープとパンで済ませることも多いようです。(どこかのレビューで見た)
たっぷり色々な種類を楽しみたい方はお昼頃をおすすめします。

次に私が実際に訪れたロカンタ、食べた料理をご紹介します。

実際に行ったロカンタ、食べた料理


旧市街側

〇Rumeli Vatan Lokantası

こちらのお店は大好きなエンターテイナー・詩織ちゃんさんが動画内で街のおじさまに聞いて訪れていたお店です。

パンに加え、何とチャイまでサービスでいただけます。
ド観光地にありますが、店内も広くのびのびと食事ができました。

食べたものはMercimek Çortbası(レンズ豆のスープ)、多分Cacik(ヨーグルトにキュウリ?ハーブ?が入ったもの)、Sütlaç(ライスプディング)。

ここでCacikのおいしさに目覚めました。ヨーグルトとハーブって合うんだ!という感動・・・。
ライスプディングは例えるならおはぎの中心部分のお米のように甘くて満足感がありました。

Balkan Restaurant

こちらは人通りの多い場所にあるロカンタ。
私が訪れたロカンタの中では一番混み見合い、行列もできている印象でした。混んでいても回転率がいいので座席の確保は難しくありません。

最終日の夜ご飯、この前にシミットを食べたので軽く。
恐らくCacik、Ezogelin Çorbası(赤レンズ豆のスープ)を食べました。
このスープ、コクがあってご自由にどうぞのスパイスを追加したらほんのりスパイシーでめちゃくちゃ美味しかったです。


Buyruk Esnaf Lokantası

先ほどのBalkan Restaurantからちょっとレストラン街に入ったところにあるロカンタです。2階席もあります。

二階席から一階を眺めつつ食べる

Mercimek Çortbası(レンズ豆のスープ)、Bulgur Pilavı(ひきわり小麦のピラフ)、Çoban Salatası(トマトとキュウリのサラダ)

ひきわり小麦のピラフは一見辛そうに見えますが、辛いの苦手党の皆さんも安心して食べられます。例えるならケチャップライスのようなお味で小麦の食感が楽しいです。(麦ご飯大好き)

アジア側

Çalakașık Kadiköy

アジア側カドゥキョイ、やや海側にあるロカンタ。
Googleマップのレビューに日本人の方が多い印象です。

Mercimek Çortbası(レンズ豆のスープ)、Bulgur Pilavı(ひきわり小麦のピラフ)、Çoban Salatası(トマトとキュウリのサラダ)。パンは無料、嬉しい!

こちらのお店はスープが絶品!!
どのロカンタでもほぼ必ずこのレンズ豆のスープを注文しましたが、ダントツで美味しかったです。
まろやかで濃ゆくて甘味もあって、何杯でも飲めそうです。

他のアジア側ロカンタと比較したら少しお高めかな?とも思いましたが、そんなことが気にならないくらい美味しいスープでした。

Kadı Lokantası

フェリー乗り場から少し歩き、周りにはカフェやベーカリーも並ぶ素敵な路地にあります。
ここら辺は歩くだけで楽しかったー!!

Mercimek Çortbası(レンズ豆のスープ)、Çoban Salatası(トマトとキュウリのサラダ)、有料パンと水。
こちらでは軽く食べる程度だったので見栄えせず申し訳ないですが・・・。
スープとサラダ、パンはもちろん、注文しなかった料理も美味しそうでした。

Pehlivan Kofte

カドゥキョイの大通りにあるロカンタ。同じ名前の店がイスタンブールに複数あったのでチェーン店のようです。店内も新しく清潔でした。
店員さんも優しくフレンドリー!

こちらはテイクアウトで利用しました。
Çoban Salatası(トマトとキュウリのサラダ)、豆とオリーブの何か(直感で選んだので料理名はわからず)、スーパーで買ったヨーグルト。

直感で選ぶのもロカンタの楽しみ。
豆料理はたっぷりのオリーブオイルが絡められていて、何だかリッチでした。
ロカンタでは旅行中の義務野菜としてトマトとキュウリのサラダを頻繁に頼んでいましたが、食べ慣れている野菜二種で安心感があります。

Meral Hanım Pilavcısı (Hasanpaşa Pilavcısı)

アジア側のフェリー乗り場からは距離がありますが、スーパーやお手頃な飲食店も多いエリア。カドゥキョイのホテルから近かったので、到着初日に訪れました。

ロカンタというよりピラフ屋さんですが、セルフサービスでお手頃です。
息をするように鳴るクラクション、長時間フライト、慣れない坂道に疲れている中、優しいスタッフさんに癒されました。(そして日本語がお上手!)

Tavuklu Nohutlu Pilav(鶏肉とひよこ豆のピラフ)、Çoban Salatası(トマトとキュウリのサラダ)、ハーフサイズMercimek Çortbası(レンズ豆のスープ)、たくさんのパン(何と無料!!)

こちらではメインでピラフを食べました。
ご飯のボリュームたっぷり、鶏肉たっぷりでお腹いっぱい!半分は持ち帰らせていただきました。

まとめ


振り返ってみると、もしかして私・・・メイン料理を食べていない!?!?

普段の食事も気に入ったものを食べ続ける、素朴な食べ物が好きな人間なので絵面としては大変質素になってしまいました・・・。
でも素朴な食べ物ってホッとして美味しいんですよね。安いし。

私は注文しませんでしたが、ロカンタには魅力的な肉料理やデザートもたくさん並んでいます。
複数人で行く場合はシェアもできるので、少しずつ色々な料理を試してみるのもいいかもしれません。

テイクアウトして宿でだらだらしながら食べるも良し、現地の方に混じって大きなお盆に乗せて食べるも良し!
大衆食堂であるロカンタは気軽に家庭の味を楽しめるトルコの素敵な文化でした。

また次回はイスタンブール市民の生活が垣間見えるスーパー、街のベーカリーをご紹介できたらと思います。



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