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小説の設定を思いつかないときは 原作からアイディアを生もう

書きたいテーマがあったり、書きたいシーンがあっても、設定を思いつかない人は、原作をアイディアの源泉にしてみるという方法を試しませんか。

翻案

例えば、
エミリー ブロンテの「嵐が丘」
これを現代の日本に置き換えたものが
水村美苗さんの「本格小説」です。
設定の時代と場所を変更すること、細かなセリフ、キャラなどを変更することを翻案とも言いますね。
シェイクスピアの作品もいろいろな演劇や映画として翻案されています。
例えば「ロミオとジュリエット」の翻案が「WESTSIDE STORY」です。

原作の続きを書く

水村美苗さんは夏目漱石の未完の遺作「明暗」の続きを「続明暗」で書いています。

スピンオフ

脇役を書くことです。
小林信彦さんは夏目漱石の「坊っちゃん」にでてきたうらなりを主人公として「うらなり」を書いています。


その他のずらし

カフカの「変身」はベッドで寝て、起きたら、虫になっていたという設定ですが、これをベッドで寝ていたら、怪獣になったという設定にずらしたのが、いま(2025年夏)アニメで放送している「怪獣8号」です。

怪獣8号のタイトルをずらした作品が上村の「怪獣ハチ公」です。

上村は他にも「草々のフリー恋」だとか、タイトルをずらして小説を書いています。


基本的に
いつ(現代、江戸時代)、
どこで(英国で、日本で)、
誰が(成人男性、少女、サル、猫)、誰と(人間と、敵と、怪獣と)、誰を(友人の竜を、手下の怪獣を)、
なにを(学校を、世界を、地球の温暖化を)、なにに(虫に、怪獣に)、
どのように(推理で、科学で、超能力で)、
なぜ、
どうした、
を原作から変更することで、魅力的で異なる物語の設定を見つけやすくなると思います。

話が逸れますが、
「進撃の巨人」「怪獣8号」「ダンダダン」は、敵だと思っていたものに、自分たちが変身するという設定が共通しています。「エヴァンゲリオン」も近いものがあります。こういうのも面白いですね。
教員と対立していた生徒が、校長と入れ替わっていたというのは面白いかもしれません。いつか書こうかな。

最近の傾向としては、竜や怪獣や妖怪などの異形と人間のバディものが、世界中で流行しているようです。
原作をずらしたものでは、森鴎外とエリスのバディはすでに「文豪ストレイドッグス」がありますね。


これは面白いというずらしを発見して、ものすごく面白い小説を書いて、読み手をわくわくさせてしまいましょー



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