【出産】村出身のインド人夫、日本の立ち会い出産を経験!
日印ハーフベイビーが誕生。
ついに我が子が生まれ、新生活がスタート。
初めての育児に困惑しつつも幸せな毎日。
出産を通して実感した「インド人夫にとってのお産と、私にとってのお産のギャップ」について。
■ 「当たり前」だと思っていた立ち会い出産
これ、たまたまですが、
私の周りでは夫が立ち会い出産をしている家族や友人ばかり。
私自身も「出産のときは当たり前に夫に立ち会ってもらえる」と思っていました。
結果として、夜の出産となり、仕事終わりの夫に病院まで送ってもらう流れでそのまま分娩室へIN!無事に立ち会い出産となる。
……が、夫の人生プランには「妻の出産に立ち会う」予定は1ミリも無かったはず。
■ インド人夫にとって「お産」とは?
夫のようなインドの地方(村出身)の地域では、出産は基本的に「女性だけで行う神聖な領域」。 自宅にお母さんや女性親戚、そして「ナニー」や「ダイ」と呼ばれるベテランの助産師さんを呼んで産むスタイルも一般的で、男性は入らない(というか入れない)世界観のようです。
ちなみに調べてみると、今のインドは二極化しているらしく
都市部の高級病院: 立ち会いや夫の「へその緒カット」がブーム。
地方・公立病院: 男性NGでロビー待機。推奨される立ち会い人は「出産経験のある実母や親戚の女性」。
つまり夫にとってお産は「女性のみの儀式」。 まさか自分が分娩室に入るだなんて夢にも思っていなかったはず。
こんな環境出身の事もあってか、ビビっていたのか、
最後の最後まで、「時間が合えば行くけど…(=頼むから合わないでくれ)」と露骨に逃げ腰だった気がする。
そんな夫が、流れで日本の分娩室に入ることに。
目の前で妻が痛みに耐えながら大声を出し、医師や助産師さんたちが汗と血まみれになりながら赤ちゃんを取り上げる——。想像していた「静かなお産」とは程遠い命がけの現場に、夫は完全にフリーズ状態ではなかっただろうか。
さらに緊張感のある現場では、
助産師さんからの容赦ないフルスピードの日本語の指示が飛び交う。
「パパ、私が合図したらそこのボタン押して他の助産師呼んで!」
「次の陣痛が来たら、声掛けに合わせてママの体起こしてあげて!」
「糖分のある飲み物今のうちに飲ませてあげて!」
「子宮口が10cm開くまで待機の間いきみ逃しサポートしてあげて!」
初めて聞く単語もあっただろう。
日本語リスニングをよく頑張ったと思います(笑)。
■ 一緒に乗り越えた家族の第一歩
夫にとっては少しカルチャーショックだったかもしれませんが、命が生まれる最高の瞬間を一緒に迎えられたことは、私たち夫婦にとって忘れられない出来事。
インド地元にいる家族や友達に出産エピソードを語ればびっくりされるかもしれないね、と。
…まあ実際のところ、私は自分に必死すぎて分娩室での夫の記憶がほぼゼロですが。
インド人だから特別に大変だったというわけではなく、
目の前で妻のお産の姿を見るのって、
日本人・外国人を問わず、どの旦那さんにとっても相当怖くて、ハードな体験なんだろうな。
人間って、男も女もみんなリスペクト。

▲https://indojintoissyo.com/
インド人と国際結婚したら週4カレー生活になったんだが。
