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【週刊】NHK関連ニュースTOP10(2026年7月24日号)

2026/07/18から2026/07/24の7日間、計238本のニュースからTOP10を選出した。


1位: 「NHKが祖父の名誉を傷つけた」…映画『開戦前夜』巡る訴訟で遺族が会見「断固戦う」と上映差し止め求める

重要度:90点
元駐フランス大使の飯村豊さん(79)が、祖父・飯村穣中将について、NHKの2025年8月16日・17日に放送されたドラマが「開戦を後押しした卑劣な人物」と誤った描写をしたとして名誉毀損訴訟を起こした。

実在の祖父は1888年生まれ、1976年没。1941年に「日本必敗」と結論づけた総力戦研究所の初代所長。

ドラマは架空人物「板倉大道少将」に変更し、圧力をかける存在として登場。原告側は実在の祖父とは正反対の描写だと主張する。脚本・演出は石井裕也氏、視聴者は800万人超と推計。

7月22日の東京地裁での第3回口頭弁論で、飯村さん側は映画『開戦前夜』(7月31日全国公開)の公開差し止めを新たに求めた。

【SNS傾向】
 歴史を題材にしたフィクションでも実在の人物を傷つける描写は許されないと遺族側を支持し、沈黙したまま上映を進める姿勢を問題視する声が多数


2位: 「視聴者はこの先も受信料を払い続けるでしょうか?」NHK・井上樹彦会長に、元NHK・有働由美子氏が直球すぎる質問《年額の安さで勝るのはNetflix》

重要度:86点
元NHKアナウンサーの有働由美子さんがNHK会長・井上樹彦さんにインタビュー。

有働さんが「視聴者はこの先も受信料を払い続けるでしょうか」と直球質問。NHK受信料は年1万2276円(地上放送・配信)または年2万1765円(衛星放送・配信)で、Netflix年1万680円(広告つき)より高額。

井上会長は「災害時の緊急対応、Eテレの教育番組、NHK ONE での同時配信・見逃し配信、防災情報、すべて込み。Netflixはストックコンテンツで速報はない」と反論。

6月からNetflixで過去ドラマ19作品を世界配信。受信料で製作したドラマで「儲ける気か」との批判に対し、制作費回収の経営戦略を示している。

【SNS傾向】
受信料年額とNetflixの料金を比較して割高感を指摘する声や、「会長、感覚がズレすぎていないか」と経営トップの認識を批判する政治家の投稿も拡散


3位: サッカーW杯決勝「スペイン×アルゼンチン」視聴率22・1%!瞬間最高28・6%…延長熱戦→スペインVに休日早朝からくぎ付け

重要度:78点
7月20日にNHK総合で放送されたFIFAワールドカップ2026決勝「スペイン×アルゼンチン」(7月19日試合)の視聴率が22.1%、個人11.7%。

瞬間最高は午前7時1分(スペイン優勝決定時)の世帯28.6%、個人15.8%。NHKは午前3時から生中継を開始。午前3~5時の平均は世帯8.9%。

延長戦でスペインのトレスが左足で豪快なシュートを押し込み、アルゼンチンを1-0で下し、10年南アフリカ大会以来の2度目の優勝を達成。

実況はNHK小宮山晃義アナウンサーが担当。解説に森保一監督と柿谷曜一朗氏。スタジオゲストに日本代表DF・谷口彰悟が出演。

アルゼンチン(FIFA ランク1位)は連覇に挑んだが届かなかった。


4位: NHK党の立花被告を追送検 兵庫・赤穂市議選で事前運動疑い

重要度:76点
兵庫県警は24日、昨年4月の赤穂市議選を巡り、告示前の選挙運動(公選法違反・事前運動)の疑いで、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志被告(58、名誉毀損罪で起訴中)を追送検。他に男性2人を書類送検した。

立花被告は昨年3月2日、千葉県知事選の選挙活動の一環で兵庫県でも活動を展開し、赤穂市内で街頭演説を実施。赤穂市議選の立候補予定者2人がマイクを握り「トップしか目指していない」と話したり、公約の一部を訴えたりしたとされる。

捜査関係者の取材で判明。

7月21日には神戸地裁が立花被告の保釈を認めず、準抗告も棄却された。起訴内容は竹内元県議に対する名誉毀損だ。


5位: 被災地をつなぐ希望の歌「しあわせ運べるように」作者・臼井真さん死去 NHKで追悼番組を放送へ

重要度:74点
被災地をつなぐ希望の歌「しあわせ運べるように」の作者・臼井真さんが亡くなった。享年65歳。

臼井さんは1995年の阪神・淡路大震災後、神戸の小学校の音楽教師だった当時に作詞・作曲し、被災者を勇気づけ、復興を願う希望の歌として広がった。

神戸の復興のシンボルだけでなく、福島、熊本、山古志など全国の被災地で歌い継がれている。

NHK大阪放送局は20日、『シンサイミライ学校 しあわせ運べるように~神戸から福島へ 被災地をつなぐ希望の歌』を放送(総合テレビ・前10時55分~11時54分、関西・青森を除く東北地方)。臼井さんの特別授業や若き教師の姿を描く。


6位: 『豊臣兄弟!』第11弾キャスト9人発表 吉岡秀隆が千利休、谷原章介が北条氏政 徳川四天王も一挙解禁

重要度:68点
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の「天下一統編」(第29回・7月26日放送開始)の追加キャスト第11弾が22日発表された。

茶人・千利休役に吉岡秀隆(大河初出演)が決定。小田原北条家4代目当主・北条氏政役に谷原章介。徳川四天王のうち酒井忠次役に天野ひろゆき、榊原康政役に栗原類、井伊直政役に阿久津仁愛。

このほか織田家家臣・佐久間盛政役に遠藤雄弥、長宗我部元親の嫡男・信親役に林裕太、家臣・谷忠澄役に堀部圭亮、元関白・近衛龍山役に前野朋哉。

豊臣秀長(仲野太賀)と秀吉(池松壮亮)の兄弟の天下統一に深く関わる人物たちが続々と登場する新章。吉岡は「私なりの宗易さんを演じられれば」と意気込みを語った。


7位: 朝ドラ「ブラッサム」 主題歌はYOASOBI、原作小説は綿矢りさ氏の豪華タッグ Ayase「分岐点」

重要度:66点
NHKは23日、女優の石橋静河(32)が主演する今年後期の連続テレビ小説「ブラッサム」の主題歌を音楽ユニット「YOASOBI」が担当すると発表。

原作小説は山口県岩国を舞台に、作家・宇野千代をモデルに、芥川賞作家・綿矢りさ氏(42)が書き下ろし。

YOASOBIは小説を音楽にするユニット。作曲のAyaseは宇野の自伝『生きて行く私』を読了し、故郷・岩国市に赴き、先生のエネルギーを肌で感じながら楽曲を制作したという。


8位: 亀梨和也「まさか自分が平次を演じる日が来るとは」 NHKスペシャル時代劇「銭形平次」8.21放送

重要度:63点
俳優の亀梨和也(40)が24日、主演を務めるNHKスペシャル時代劇「銭形平次」(8月21日放送、後10時)の取材会に出席。

共演は生田絵梨花(29)、奥智哉(22)、後藤剛範(43)、高橋克実(65)。

国民的作家・野村胡堂(1882~1963年)が生み出した「銭形平次」は、1931年からの26年間で全383編が描かれた。

江戸・文化文政時代を舞台に、岡っ引きの親分・平次が卓越した推理力と寛永通宝の「投げ銭」で事件を次々と解決。

亀梨は「これだけ有名な作品でまさか自分が平次を演じる日が来るとは想像していなかった」と感激を述べ、今作については「仕上がりはもう非常に面白かったです」と自信をのぞかせた。


9位: ピアニスト渋谷毅さん死去 NHK「おかあさんといっしょ」歴代出演者が追悼 佐藤弘道ら悲しみ

重要度:62点
ピアニストの渋谷毅さんが7月16日に死去。享年86歳。1939年11月3日生まれ、東京都出身。作曲家・編曲家として歌謡曲、映画、CMなど数多くの楽曲を手がけた。

NHKの子供番組に多数の作品を提供し、『おかあさんといっしょ』のアニメコーナー主題歌「こんなこいるかな」、「夢のなか」、体操曲「あ・い・うー」、「ちょんまげマーチ」などを作曲。21年5月には「ぎゅーっ はかせ」が放送。

10代目たいそうのおにいさん・佐藤弘道(58)は「先生ありがとうございました」と追悼。7代目うたのおにいさんの坂田おさむも「渋谷先生、大好きだった」とコメントした。


10位: “柳原可奈子似”と話題のNHK札幌・坂井里紗キャスター「時代が追いついた」とSNS大バズり

重要度:60点
NHK北海道所属のキャスター・坂井里紗さんがSNSで大きな注目を集めている。

7月13日のXユーザーの投稿が264万回表示され、たぬき顔の坂井さんの写真が添えられ「柳原可奈子似キャスター」としてバズ。「本当はモデル風よりこう言う人が好き」「時代が追いついて来た」と絶賛コメントが相次いだ。

坂井さんは2019年にNHK札幌放送局に契約キャスターとして入局。『ほっとニュース北海道』で札幌・道央地域の情報を担当し、現在は『ほっとニュース道央いぶりDAYひだか』で毎週木曜日に「ななまるマップ」を担当。特に美味しそうに食べる食レポに定評がある。


【編集会議】出席者:放送専門紙デスクD/視聴者代表V/メディア研究者R

D:今週は1位と2位が重いですよ。『開戦前夜』の上映差し止め請求は、NHKの戦後80年ドラマがそのまま司法の場に持ち込まれた形です。遺族会見で「断固戦う」とまで言われた。

R:制度論的にも一次資料級の案件です。歴史ドラマにおける実在人物の描き方と表現の自由の緊張関係が正面から争われる。判決次第では今後の歴史番組の作り方全体に響きます。

V:2位の有働さんのインタビューは読み物として面白かったです。「視聴者はこの先も受信料を払い続けるでしょうか?」って、私たちが聞きたいことをそのまま聞いてくれた。

D:元NHKの看板アナが古巣のトップに受信料の持続可能性を問う。なかなかない構図です。

R:さて、今週議論になったのは立花孝志氏でした。保釈棄却が21日、追送検が24日。同一人物の司法動向が2件並んでいた。

D:進展性で追送検を代表に一本化して、保釈棄却は要約内で触れる形にしました。NHK党という党名ではあるけれどNHK本体の話ではないので、順位も4位に抑えています。

V:W杯もダブっていましたよね。決勝の視聴率22.1%と、実況の小宮山アナの人気記事と、週間視聴率ランキング。

D:3本を視聴率実績1本に絞りました。小宮山アナは人物ネタなので圏外。神田愛花さんの「NHK時代ぶっちゃけ」も外しています。

R:妥当です。「元NHK」という経歴言及だけでNHKが主語ではない。入れだすとキリがありません。

V:10位の坂井キャスターは残したんですね。正直「これNHKのニュース?」感はありますけど。

D:現職の地方局キャスターが話題になったという点でギリギリの10位です。悩みましたが。

R:訃報が2件入ったのも今週の特徴です。臼井真さんはNHKが追悼番組を放送するという編成上の動きがあって5位、渋谷毅さんは「おかあさんといっしょ」の音楽遺産の文脈で9位。整理はできています。

D:残りは番組発表系。大河の千利休役、朝ドラ主題歌YOASOBI、銭形平次。どれもNHK自身の制作発表なので堅い。

R:結論として、今週の骨格は1位の訴訟と2位の受信料問答です。「作る責任」と「集める正当性」、公共放送の二つの根っこが同時に問われた週でした。

D:『開戦前夜』は公開が近い。来週も動きますよ。

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