見出し画像

だれモビは交通インフラを真剣に!

だれモビは交通インフラを真剣に!──2026年“青切符”時代に、日本で「安全に通れる道」は足りているのか

2026年4月1日から、自転車にも交通反則通告制度、いわゆる**“青切符”**が適用される。
これは「自転車は車道が原則」「危険運転は許さない」という方向性を、社会としてより明確にする転換点だ。

しかし、ここで核心を問いたい。
自転車が車道を走れる環境は、本当に整っているのか?
歩道は安全なのか?
車椅子は“本当に”通れるのか?

制度だけ先に進み、現場の道路が追いつかなければ、現実はこうなる。

  • 自転車は車道に出ろと言われるが、怖くて歩道へ逃げる

  • 歩道は歩行者・ベビーカー・車椅子・観光客で混在し、事故リスクが上がる

  • 高齢者は「出かけない」という選択を強いられ、地域経済も縮む

「ルール強化」だけでは、交通安全は完成しない。インフラが要る。


1) まず“歩道がどれだけあるのか”──数字で現実を見る

日本の道路は、総延長ベースで見ると約122万km規模だ(市町村道を含む)。
一方で、歩道等(歩行者・自転車・自動車の異種交通を分離する施設)の整備は推進されているものの、**歩道設置済道路延長は約18万km(令和4年3月末)**とされる。

ここから単純計算すると、歩道が“設置済”とされる道路延長は全体の約15%程度にとどまる。
もちろん、道路延長の定義や道路種別の違いはある。だが感覚として重要なのは、こういうことだ。

日本では「歩くための空間」が、国全体として十分に張り巡らされているとは言いにくい。

観光立国や超高齢社会を掲げながら、「歩ける道」が薄い。これが現場感の正体だ。


2) 自転車は車道へ──でも“自転車が安心できる車道”はどれだけある?

国の資料では、自転車通行空間(自転車道・自転車専用通行帯・矢羽根等の車道混在を含む)の整備延長が、**7,570km(年度末速報値)**と示されている。

日本の道路総延長(約122万km)と比べれば、桁が違う。
そして資料自体が述べているように、“空間再配分”を伴う本格的な自転車道・自転車専用通行帯は微増で、比較的導入しやすい「車道混在(表示中心)」も多く含まれる。

つまり、制度として「自転車は車道」を強める一方で、現場はまだ十分に「安心して車道を走れる設計」になっていない地域が多い。
このギャップが、歩道への逃避・混在・事故リスク増につながる。


3) 歩道は“あるかないか”だけじゃない。問題は「幅」と「連続性」

車椅子が通れるかどうかは、精神論では決まらない。で決まる。
基準としては、歩道の幅員は一般に2.0m以上
(歩行者交通量が多い道路は3.5m以上)という考え方が示されている。
さらに、車いす同士が円滑にすれ違うために有効幅員2m
が一つの目安になる、という整理もある。

ここで現場が抱えるのは、「歩道がある/ない」以前に、

  • 電柱、看板、段差、切り下げのガタつき

  • 店のはみ出し、放置自転車、観光地の行列

  • 途中で歩道が消える、急に細くなる、横断が難しい
    といった**“連続性の欠如”**だ。

結果として、車椅子や高齢者は「行けるはずの場所」に行けない。
インバウンド観光客も、坂道や石畳で疲れ果て、滞在時間が短くなる。


4) 青切符で問われるのは「違反」より「設計不全」

自転車関連事故が増加傾向にある、という指摘は複数資料で見られる。
例えば、警察庁データを踏まえた整理では、自転車対歩行者事故の増加傾向が示され、発生場所として**「歩道」が約4割**という説明もある。
(歩道で事故が起きやすいのは、そもそも人と自転車を同じ細い空間に押し込めているからだ。)

だから私は言いたい。
青切符で「守れ」と言う前に、守れる道にしてほしい。
自転車に車道を求めるなら、車道側に「怖くない設計」を増やしてほしい。
歩道を歩行者のものに戻すなら、歩道を「通れる幅」と「途切れない線」で整えてほしい。


5) 観光×高齢者が増える日本で、「どこを歩けばいいのか?」

答えはシンプルだ。

  • 歩道は“最後の弱者インフラ”(歩行者・車椅子・ベビーカー・観光客)

  • 車道は“強者インフラ”(自動車の速度と量が支配する)

この優先順位を設計に落とさないと、観光立国は空回りする。
「移動できる人だけが楽しめる観光」になり、地方はますます疲弊する。

だから、だれモビは交通インフラを真剣に訴える。
だれモビが目指すのは、単なる乗り物の普及ではない。
“歩ける・走れる・通れる”を、点ではなく線でつなぐことだ。

  • 観光地の回遊ルートに、段差・幅・横断の基準を入れる

  • 宿・駅・病院・商店街を、車椅子目線で「途切れない線」にする

  • 自転車は「車道に出ろ」だけでなく、出られる車道を作る

  • そして、坂が多い国だからこそ、スローモビリティで「滞在」を増やす

移動が優しくなると、滞在が延びる。滞在が延びると、地域に落ちるお金が増える。
これは福祉ではなく、成長戦略そのものだ。


結論:青切符の本当の意味は「交通のルール」ではなく「交通の設計」を問うこと

2026年4月1日、青切符が始まる。
その日から、自転車だけが取り締まりの対象になるのではない。
本当は、道路の設計思想そのものが試される

歩道は安全か。
車椅子は通れるか。
自転車は車道で生き残れるか。

この問いに「Yes」と言える地域だけが、観光でも高齢化でも勝つ。
だれモビは、そのための交通インフラを“真剣に”語り続ける。


パートナーシップ 仲間を探しております

だれモビプロジェクト

奇天烈企画
代表 白川 薫
介護福祉士・コンサルタント・電子書籍・プランナー
名古屋市名東区亀の井1-18 101 908
お問い合わせ
daremobility@gmail.com
www.daremobi.net


だれモビ購入のご相談は

だれモビ1号 JOYカート 398,000円

だれモビ2号 J+VISON 250,000円

※モビリティーを知ってる介護福祉士

#JOYカート
#JOYカート軽量
#JOYカートコンパクト
#JOYカート折りたたみ
#JOYカート買うなら奇天烈気買う
#JOYカートだれモビ
#J +VISON
#J +VISON軽量
#J +VISONコンパクト
#J +VISON折りたたみ
#J +VISONだれモビ
#どこモビ
#どこモビJOYカート

いいなと思ったら応援しよう!