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『国防』水道水が飲める稀有な国― 水を制する者が、生存を制する ―



安全な飲み水が簡単に手に入る日本は
先人の途方もない努力もあり
とても普通な状態と言えます。

現在の中東情勢を踏まえた話にもなりますが

広義で言えば情報戦、経済戦の最中にある
日本も実戦にはないものの
戦争状態と言えます。

今後は『水』が鍵になると考えましたので少し触れていきます。

世界には約200の国と地域があります。
しかし、その中で「水道水をそのまま飲める国」は、わずか十数か国、厳しく言えば7〜9か国程度と言われています。

代表的な国としては、
日本、スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、ニュージーランドなど。

当たり前のように蛇口をひねり、コップに水を注いで飲む。

日本人にとっては日常ですが、世界的に見ればこれはかなり特別な文明の状態です。

水は、食料よりも早く人間を追い詰めます。
人は食べなくても数週間は生きられますが、水がなければ数日で命に関わる。

だからこそ、安全保障の世界ではしばしばこう言われます。

「エネルギーより先に、水が危機になる」

現在の中東の状態は、少し掘れば出る石油より
水の方が大切とも言われます

石油は輸入できても、
安全な水は簡単には作れない。

浄水施設、配管、衛生管理、そして社会の安定。
これらが揃って初めて、蛇口から飲める水が生まれます。

つまり水道水とは、
単なるインフラではなく、

国家の秩序と文明の密度を映す鏡なのです。

もし国家が崩れれば、
最初に止まるのは電気かもしれません。

しかし、本当に人を追い詰めるのは水です。

蛇口から出る一杯の水は、
実は国家安全保障の最前線なのかもしれません。

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