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【映画】ひつじ探偵団 感想(ネタバレ少しあり)|シュールで可愛いのに、ちゃんとミステリーしていた

皆さんこんにちは。
今回は、予告を見た時点で「これは絶対面白いやつだ」と確信していた映画『ひつじ探偵団』を観てきたので、感想を書いていきます。

ちなみにネタバレは少なめです。(とはいえ、この映画は多少ネタバレを見ても十分楽しめるタイプの作品だと思います。)

正直、タイトルだけ見ると「子ども向けかな?」と思う人も多いと思います。ただ実際に観てみると、コメディとしての面白さと、ミステリーとしての完成度のバランスがかなり良かったです。

簡単なあらすじ
舞台はイギリスの田舎町。羊飼いのジョージは、毎晩羊たちに探偵小説を読み聞かせています。そしてある日、そのジョージが死体で発見される。羊たちは「これは殺人だ!」と判断し、羊のリリーを中心に犯人探しを始める……

設定を見てもかなりシュールですが、この“シュールさ”がしっかり面白いです。まず、羊たちがとにかく可愛いです。特に、警官を羊たちがじーっと見つめているシーンは、かなり好きでした。完全に絵面がおかしいのに、本人(本羊?)たちは大真面目です。

しかも、ただの動物コメディでは終わりません。ミステリー部分もしっかり作られていました。
もちろん、“羊でも解決できる事件”なので、超複雑な本格ミステリーというわけではありません。ただ、伏線の張り方や回収は丁寧で、「ちゃんとミステリー映画を観た」という満足感があります。見た目のインパクトだけの映画ではなく、物語としてもきちんと成立しているのが良かったです。
ラストの方ではグッとくるシーンもあり、泣かされそうになりました。

これは人によって気になるかもしれませんが、少し思想的な部分も感じました。
例えば、羊たちの中で“冬生まれの羊”への差別意識が描かれていたり、人間が羊を屠殺することを“殺人”に近い感覚で表現していたりします。このあたりは、人によって受け取り方が分かれそうです。
ただ個人的には、「可愛い羊映画」で終わらず、そういうテーマも少し入れてきたことで、作品に独特の深みが出ていたようにも感じました。

ちょっと気になった点としては、タイトルは『ひつじ探偵団』なのですが、実際に推理を引っ張っているのは、ほぼリリーの一匹です。他の羊たちももちろん協力はするのですが、「多くの羊たちで事件を解決する!」という感じを期待すると、少し違うかもしれません。

個人的には、もっと羊たち全員がそれぞれの個性を活かして活躍するシーンが見たかったです。設定的にはいくらでも広げられそうなので、もし続編があるなら、そのあたりに期待したいですね。

全体としては、「ネタ映画っぽく見えて、しっかりと面白い作品」でした。可愛さ、シュールさ、コメディ、ミステリーが上手く噛み合っていて、観終わったあとに満足感があります。
「羊が探偵をする映画」と聞いて少しでも気になったなら、ぜひ観てほしい作品です。

今日の1曲:Full Circle(V6)
V6はこの曲を聴く前から色々な場所で見てきましたが、この曲で“かっこよさ”に改めて気づきました(遅い)。大人のかっこよさを感じられる1曲です。

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