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テコでも動かない人を動かしてこそ本当のマネジメント【顧客価値は組織効力感で最大化する#14】

【人が育つ組織づくり】人を動かすのは方向性と感情

利他的マネジメントを実践する中で、改めて大切だと感じたことがあります。

組織やチームを変えるには、協力者が必要です。

そして協力者を増やすためには、

・どこへ向かうのかという「方向性」

・そこへ向かう原動力となる「感情」

この2つが欠かせません。

私はこれまで、論理的に説明すれば人は動くと思っていました。

しかし実際は、論理だけでは協力者は生まれませんでした。

言葉が上手いかどうかは関係ありません。

感情表現が得意かどうかも関係ありません。

自信があるかどうかも関係ありません。

大切なのは、本気で相手や組織と向き合っているかどうかです。

人は意外なほど、その姿勢を見ています。

事実、私自身は昔から感情表現が得意ではありません。

考えていることや想いを、100%相手に伝えられている自信は今でもありません。

それでも、相手の目を見て、自分の想いを乗せて伝えることを意識するようになってから、少しずつ協力してくれる人が増えました。

ちなみに、感情を使うコミュニケーションは本当に疲れます。

普段の2倍くらい疲れる感覚があります。

怒ると疲れるのも、きっと同じ理由だと思います。

ただ、人を動かすために必要なのは、「怒り」や「圧」ではありません。

必要なのは、「期待」や「信頼」から生まれる熱量です。

人は正しさだけでは動けません。

「この人は本気なんだな」

そう感じたときに、初めて動き出すことがあるのだと思います。

次回 #15 「実際に私はこうやって伝えた編」

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