【遊】大和ミュージアム / てつのくじら館
【場所】
広島県呉市
【レポート】
2023年夏の広島市。
冬であれば牡蠣だが季節外れ。
オールシーズンで広島焼きはあるけれど、ちょっと気分じゃない。
今回は何を食べてどこに行こうか。
仕事のついでの行程なので予定が白紙。
そんな中、呉市に降り立ちました。
広島市には修学旅行を含めて3~4回行っていますが、呉市も「大和ミュージアム」も今回が初めて。
この時も、行く予定はなかったのですが同行者がどうしても行きたいとスケジュールに組み込んでいたので、知識のないまま同行した次第。
広島駅から呉駅まで電車移動。
呉駅から、海に向かって歩きます。



戦艦陸奥の41センチ主砲身が見えます
呉駅から大和ミュージアムへは連絡通路で繋がっていますが、連絡通路の上から望む景色は一見の価値あり。
大和ミュージアムよりも、道路を挟んで見える潜水艦あきしおの圧倒的な存在感に目を奪われます。
知識として潜水艦は知っていますが、なんとなく想像していた潜水艦の数倍の大きさ。

違和感しかない景色
行くまでは、大和ミュージアムに特に興味はなかったのですが、実際に訪れるとテンションが上がります。
入館するとまず戦艦大和の1/10模型がお出迎え。
1/10とはいえ迫力の大きさ。
遠景でないとカメラフレームに入り切りません。



戦艦を見ると、純粋に「格好いい」と感じます。
兵器としてではなく、ただ単純にそのビジュアルに心が躍ります。
そういえば子ども時代に戦艦や戦闘機を見た時もこんな感じでしたね。
「戦艦武蔵」のプラモデルを作った小学生時代の記憶が蘇ります。
戦艦のプラモデル制作は小学生男子が通る道。
そして8割が未完で投げ出すのもお約束。
作り始めるまでは、フォルムの格好良さや主砲の迫力にしか目が行きませんが、戦艦のプラモデルは艦橋や機銃を作る作業が地味なわりにはパーツの数が多く、根気と繊細な作業が必要なので子どもには結構難しい。
もちろん途中で投げ出して行方不明です。
館内の通路を順路に沿って進むと、戦艦大和の全体を2Fから見下ろすことができます。
まるで飛行機から大和を見ているような気分。
現代の海の主力は空母やイージス艦で、戦艦を見ることはありませんが、友軍機の気分で大和を眺めると何とも心強い艦体です。
それだけに戦線への投入時期が遅く、ほとんど戦果が無いとはいえ、不沈艦と言われた艦が沈んだという衝撃は計り知れないものがあったのだろうと推察します。


プラモデルで作るには、難易度が高いであろうフォルムの軍艦の模型も多数展示されています。

艦これの提督ではないので、そこまで詳しくはありませんが、思ったよりも知っている艦名が多かったです。

格好良いというだけではなく、兵器としての使われ方や歴史もしっかり解説されています。
人間魚雷回天などは、見ているといろいろ考えさせられます。

行っておいてよかったと思える施設。


当時の資料がそのまま展示されているので、圧倒的な迫力と説得力。
もちろん戦争を美化するものではありませんが、現在の平和の礎を築いた歴史の一端に触れる事ができます。
これだけの充実した展示が1000円とは素晴らしいですが、維持費がちょっと心配。
細かく見学すると半日くらいかかるかもしれませんが、時間に限りがあるので、退館して昼食。
昼食は、敷地内にお洒落なカフェがありましたので、そこでいただきます。


お洒落なカフェであっても、やはりここで頼むなら「海軍カレー」しかない。


日章旗がカレーに映えて美しい。
そして白米が潜水艦っぽく整えられています。
このような場所ですから、特に味に期待していなかったのですが、かなり美味しいです。
近所に住んでいたら、カレーを食べるためだけに来てもいいくらいには美味しい。
ーーーーー
昼食も食べて満足したので、次は「てつのくじら館」です。
この時点では既に己の不勉強振りを恥じて、率先して向かっております。
やはり知識として知っているのと、実際に触れるのでは知識の質に大きな違いがあるということを痛感しましたので。



こちらは自衛隊の活動紹介に特化した施設。
入場料は驚きの0円。
いろいろな意見がありますものね。
無料でも活動を知ってもらうことで理解を求めるということなのでしょう。
自衛隊の皆様の苦労が偲ばれます。
この時は「沈黙の艦隊」の映画ポスターや、グッズがあちこちに展示販売されていました。
あれ?
沈黙の艦隊って自衛隊的には反逆者の話ではないのかな。思いっきり命令を無視していますし。
海江田艦長(大沢たかお)の姿をあちこちで見つつ、ふと思いました。
自衛隊的には、推すなら玉木宏(たつなみ艦長)ですよね。
映画ポスター的も仕方ないか。
館内には自衛隊の機雷除去などの海外活動の展示などがありますが、ここの目玉は退役した潜水艦(あきしお)に入れるということ。

もちろん艦内は撮影禁止なので
写真はありません
一言で言うなら狭かったです
閉所恐怖症気味なので無理
まとめ
改めて戦争を美化するものではありませんが、戦艦大和の建造などは、現代日本の技術の発展にも寄与しています。
有名な話ですが、戦艦大和の主砲(45口径46センチ砲)は、終戦時に軍極秘資料や設計図の大部分が焼却処分され、詳細な製造プロセスや技術仕様の多くが失われたことにより、「ロストテクノロジー」と呼ばれています。
また現代のデジタル制御とは異なり、当時の巨大な砲塔を正確に旋回・俯仰・装填させる技術は、巨大な機械式・水圧制御や熟練の職人技に基づく職人芸の塊であり、現在そのまま再現することが極めて困難なのだそうです。
ただこの造船技術が戦後復興のエンジンともなったわけです。
改めて、一度行っておいてよかったです。
機会があれば、是非再訪したい施設ですね。
カレーも食べたいし。
最後までご覧いただき
ありがとうございました
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