Talisharで1198戦 僕はFaBロボットだったらしい【Flesh and Blood】
こんにちは、FaBロボットです。
「それ、もうFaB ロボットだよ!」
今回のnoteは友人に言われた、何気ないこの一言から書くことになりました。
僕はFaBロボット?
「それ、もうFaB ロボットだよ!」
ある夜、Discordで通話しながら何となくPENシーズンのTalisharでのプレイ数を数えていた時のことです。
集計結果を聞いた友人から、半ば呆れたようにそう言われました。
なぜ数えようかと思ったかと言うと、公開された新弾(第三紀の凶兆)のカードへの意見をDiscordで交換しながら、ふと思ったんですよね。
「あれ……PENシーズンあっという間だったな。あんまりFaBできなかった気がする」
プロツアー横浜へ向けて本格的に練習していた3月はともかく、1月のCalling秋葉原以降、そこまでガッツリプレイしていた感覚がありませんでした。
というのも、多くの方はご存知の通り普段は大会へ出る側ではなく、運営する側です。
みんながFlesh and Bloodを楽しめるようにイベントを運営し、ルールの説明などをしています。
また、実は4月に転職をしたため単純に忙しくて自由な時間があまりなかったのもあります。
なので、自分の中では、
「最近そんなFaBしてないな〜」
くらいの感覚だったんです。
これに気づいてから早かったです。
「結局、今シーズン(PENシーズン)は結局どれくらいFaBやってたんだろうな」
と気になってしまい、とりあえずTalisharでの対戦数を遡っていました。
その結果がこちらです。

PENシーズンでのプレイ回数は、
CCが862マッチ
SAGEが336マッチ
合計で1,198マッチ
しかも今回の集計は、FaBrary上で「20戦以上プレイしていたデッキリスト」だけをピックアップした数字です。
実際には、10戦前後だけ触っていた雑多なデッキリストもかなりありました。
なので、実数は1300戦かそれより少し多いくらいである気がしています。
さらに、大会本番やオフラインでの調整も合わせると、全部で1500〜1600戦くらいFaBをプレイしていたんじゃないかなと思います。
ちなみに、今回集計した1,198マッチをPENシーズンの日数で割ると、1日平均は約11マッチ。
……
あれ?
思っていたよりFaBしてるな?
……これは、FaB ロボットかもしれません……
Talisharは生活の一部だった
「どうやって1200戦もやったの?」
最初に約1200戦だったと、数字を伝えた友人にも聞かれました。
正直、
「たくさんTalisharやるぞ!」
みたいな意識は全然ありませんでした。
気づいたらこうなっていた。
本当にそれだけなんです。
Talisharって、自分の中ではかなり“スマホゲーム”に近い感覚でした。
朝と夜の通勤時間。
家でぼーっとしている時。
岩盤浴でのんびりしている時。
寝る前、ベッドの中で。
「ちょっと暇だな」
と思ったら、とりあえずTalisharを開いてFlesh and Bloodをプレイしていた。

依存症?
そんな感じです。
「今なんで負けたんだろう?」
「別のプレイはなかったのか?」
「このカード、本当に必要か?」
「他に良いカードはないのか?」
みたいなことを考え始めると止まらない。
結局、
「あと1戦だけやるか」
を何回か繰り返して、気づいたら深夜。
思い返すと、そんな日がたくさんありました。
ただ、普段のTalisharはそこまでガチガチにプレイしているわけではありません。
先ほども言った通り、どちらかというとスマホゲーム感覚。
YouTubeやNetflixを流しながら、なんとなくプレイしている時間の方が長かったと思います。
こんな感じでやっているので、プレイミスもかなり多かったです。
ただ、そのおかげで、
「自分がどんなミスをしやすいか」
はかなり見えるようになりました。
あと、同じマッチアップを何度も繰り返すことで、
「このヒーローにはこうやって勝つことが多い」
「こういうことが起きると負けやすい」
みたいな、勝ちパターンと負けパターンの理解にもつながったと思います。
もちろん、全部をなんとなくやっていたわけではありません。
特にプロツアー横浜前はかなり集中して練習していました。
ノートにメモを取りながらプレイしたり、画面録画をして後日振り返りをしたり。
普段はかなり雑に回しているんですが、大会前は真面目に調整ツールとして使用しています。
でも、結局ここまでプレイした一番の理由って、シンプルなんですよね。
Flesh and Bloodが、めちゃくちゃ楽しい!!
ただ、それだけです。
使用ヒーローを絞った結果どうだったか
これだけやっているのに、ほとんど同じヒーローばかり使っていました。

CCは《傀儡・アラクニ / Arakni, Marionette》。
SAGEは《真紅の霞、アイラ / Ira, Crimson Haze》。
この2人をかなり使い込んでいました。
なぜなら、自分は不器用で、要領もあまり良くないので、新しいヒーローを次々触るのが得意ではないからです。
「立ち位置の良いヒーローを選択して、大会に参加する」
みたいなことがかなり苦手。
どちらかというと、1つのヒーローで同じマッチアップを何度もやり込んで理解度を深めていくタイプです。
なので、環境初期はかなり苦労します。
だからここ一年間、CCではずっと《傀儡・アラクニ / Arakni, Marionette》を選択し使用しています。
SAGEでは《欺瞞の巣、アラクニ / Arakni, Web of Deceit》や《ヌゥ / Nuu》 《ファイ / Fai》 《ヴィセライ / Viserai》など色々試しました。
そして悩みに悩んだ結果、プロツアー4日前に触り始めて、とても楽しかった《真紅の霞、アイラ / Ira, Crimson Haze》を選択しました。
自分の場合、
「色々なヒーローをなんでも使えるようにする」
というより、
「使っていて楽しい、しっくりくるヒーローを探す」
という感覚面を重視しています。
実際、色々試しながら、
「これ楽しいな」
「このヒーローの考え方好きだな」
「このゲーム展開しっくりくるな」
みたいな感覚を探していました。
そして、最終的には《傀儡・アラクニ / Arakni, Marionette》と《真紅の霞、アイラ / Ira, Crimson Haze》を選択し、集中して触る形になりました。
その結果、一番大きかったのは、
プレイの“引き出し”が増えた
ことでした。
最初は、
「この場面どうするのが正解なんだ……?」
みたいな場面がかなり多かったです。
でも、同じマッチアップを何十回、何百回も繰り返していくと、
「前にも似たパターンがあったな」
が少しずつ増えていくんですよね。
プレイの精度というより、
「選択肢が見えるようになっていった」
という感覚に近いかもしれません。
また、かなり細かい感覚も蓄積されました。
「そろそろこのカード引きそうだな」
「この展開はリスクを負う必要があるな」
「ここは我慢した方がリターンが大きそう」
みたいな、言語化しづらい感覚。
もちろん全部が当たるわけではないんですが、数を重ねることで、こういったことを感じられるようになっていきました。
そして何より、マッチアップ理解がかなり深くなりました。
結局、自分みたいなタイプは、
「ある程度の量をこなして経験で理解する」
必要があるんですよね。
あと、Talisharを大量に回していて面白かったのは、流行っていない構築や、変なカードにめちゃくちゃ遭遇することです。
「なんだこのカード!?」
「そんなプラン存在するの!?」
みたいなことが結構ある。
でも、それがかなり面白い。
世界中のいろいろなプレーヤーと対戦できるので、
「その発想、日本では見ないな」
みたいな発見もかなりありました。
また、たまに有名プレーヤーの新デッキに遭遇したりもします。
そういう意味でも、Talisharって単なる練習ツールというだけでなく、
世界中のFaBプレーヤーのアイディア集
みたいな側面もある気がしています。
実際の大会とTalishar
ただ、もちろんTalisharだけで全部が完結するわけではありません。
やっぱり大会には、大会にしかない難しさと楽しさがあります。
長時間続く大会の疲労。
緊張感。
ゲーム中のコミュニケーション。
紙のカード特有の処理ミス。
ギャラリーからの視線。
特に大型大会って、後半になるほど「プレイの正しさ」だけではなく、体力や集中力みたいな部分もかなり出るんですよね。
実際、自分もプロツアー横浜では、後半かなり疲れてミスをしてしまっていました。
苦手な英語を読み続けて、英語でコミュニケーションを取り、極限の緊張感の中で判断を繰り返していると、どうしても精度は落ちていきます。
Talisharって、ある意味では「理想の練習環境」です。
すぐ回せる。
シャッフルも不要。
相手もすぐ見つかる。
でも、大会は全然違う。
だから自分は、
「Talisharで得た経験を、大会でどう発揮するか」
これこそがかなり重要だと思っています。
特に大会へ向けた練習としてTalisharを使う場合は、Talisharで勝つことと、大会で勝つことを切り分けて考えることが大切だと思います。
Talishar上の勝率や戦績そのものではなく、新しいプレイを試したり、苦手なマッチアップを練習したり、自分の考え方を検証したりするための場として活用する方が、大会での結果につながることも多いと感じています。
実際、自分も練習中は勝率よりも、「この判断は正しかったのか」「別の選択肢はなかったのか」を意識しています。
そして、このような意識で練習ができるのも、いつでも気軽に対戦できる最高の環境があるからこそです。
多分、Talisharがなかったら、ここまでFaBを続けられていなかったと思います。
普段あまりカードを使って練習できない自分にとっては、Talisharは本当に助けられているツールです。
開発者である Jotrick さん、本当にありがとうございます。
競技的にプレイするには1200戦も必要なのか?
この記事を読んだ方の中には、
「競技的にプレイするなら1200戦必要なの?」
と、思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、ここまでやる必要は全くないと思います。
正直、自分でもやりすぎていると思っています。
ただ、自分は器用なタイプではありません。
新しいヒーローや環境をすぐ理解できるわけでもない。
もちろん、色々なヒーローを触って、すぐ整理できるタイプでもない。
どちらかというと、
「同じマッチアップを何回も経験して理解する」
タイプです。
なので、自分にとっては、
「このパターン、前にも見たな」
をどれだけ増やせるかがかなり重要でした。
どこで攻めるのか。
どこで装備を切るのか。
どこでリスクを取るのか。
FaBって、本当に細かい選択を積み重ねるゲームなんですよね。
だからこそ、自分みたいなタイプは、同じような盤面を何度も経験して、少しずつ理解を積み重ねていったことが結果につながったんだと思います。
ただ、それ以上に大きかったのは、単純にFlesh and Bloodが楽しかったことです。
正直、
「1200戦やるぞ!」
なんて気持ちは全然ありませんでした。
Talisharを開いて、
「このマッチアップもう1回やりたい」
と思って、
また次を回して。
それを繰り返していたら、気づいたらこうなっていた。
本当にそれだけです。
多分、努力家というより、
FaBにハマりすぎているだけなんだと思います。
FaB ロボットのデメリット
もちろん、FaB ロボットにもデメリットはあります。
まず、第一に寝不足。
ただ良くないですね。
「あと1戦だけ」
を繰り返していると、本当に時間が消えます。
あと、常にFaBのことを考えている。
通勤中もFaB。
お風呂でもFaB。
寝る前も、
「このマッチアップどうしよう?」
をずっと考えてる。
あと、普通に目とか肩が痛い。たまに頭も痛いです。
Talishar、便利なんですが、かなり身体に悪く、依存性とてもが高い。
なんでこんなに依存性が高いのか考えたのですが、
①「とりあえずTalisharやるか」が簡単なこと
② Flesh and Bloodが楽しすぎること
この2つが主な原因だと考えています。
気づいたらTalisharで対戦している。
1戦だけで終わらない。
なんなら、
「今日は早く寝よう」
と思っていたのに、寝る前の1戦から、気づいたら深夜までずっとTalisharしている。
完全に生活を侵食されています。

でも、結局それくらいFlesh and Bloodが楽しいんですよね。
まとめ
気づいたら毎日のようにTalisharを開いていて、気づいたら1200戦以上プレイしていて、気づいたら友人に「FaBロボット」と呼ばれていました。
でも、振り返ってみると、その時間は決して「頑張っていた」という感覚ではありません。
通勤中に少しだけ。
寝る前に少しだけ。
休みの日に気づいたら何戦も。
そんなことを繰り返していたら、いつの間にかこんなに対戦していました。
何度でも言いますが、
Flesh and Bloodが本当に楽しいから
です。
常に新しい発見がある。
世界中のプレーヤーと対戦し、交流できる。
上手くいった時は嬉しいし、負けた時は悔しい。
そして勝っても負けても
「もう1戦だけ」
が始まる。
1200戦という数字よりも、
それだけ長い時間プレイしても飽きなかったことの方が、自分にとっては驚きです。
これからも新しいカードが出て、新しい環境が来て、また色々悩むと思います。
それでもきっと、
「あと1戦だけ!」
と言いながらTalisharを開いている気がします。
またTalisharで会いましょう。
I’m a FaB Robot.
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これからも、Flesh and Bloodの日本語での情報を少しでも増やしていけるよう取り組んでいきます。