Vanityなんて一生使わないと思っていた
Vanityという単語をご存知だろうか?
意味は「虚栄心」
はるか昔に覚えた単語なのだが、「いつ使うんだよ!」と単語帳をぶん投げたくなった記憶がある。
あなたの虚栄心は凄いね!とでも言うのか?そんなはずがないだろう!
その後、意外な形で再会し、忘れられない単語になるなんて…
当時の自分は想像すらしていなかった。

アメリカの広告は特徴的だ。
電話番号まで宣伝に使う。
例えば、大手運送会社にFedExという会社がある。
荷物を送りたいあなたは、FedExに電話したいと番号を調べる。
するとそこにはこう書いてある。
800 - GO - FedEx
さて何番にかけるだろう?
荷物を送るはずが、謎に推理タイムが始まる。
初見で電話をかけることができたなら、その人は天才だろう。
ヒントはこれだ。

そうか、わかったぞ!
2=ABC、3=DEF、4=GHI
それぞれのアルファベットには数字が割り当てられている!
ということはGO - FedExは…
謎解きはお任せします。
さて長くなってしまったが、こんな宣伝を狙った番号を英語でVanity Numberと呼ぶのである。
それだけではない、例えば車のナンバープレートをゾロ目で特注で作る。そんなプレートはVanity Plateというのだ。
虚栄の番号に虚栄のプレート、なんと皮肉な呼び方であろうか。
ところでこのVanity Number当然ながら、特定の番号に人気が集中する。
花屋であればFlowersが、弁護士にはLawyersが大人気だが、割り振れる番号には限りがある。
超人気の単語には時に数百万ドルの値段が付くこともあるが、価格は公表されず確かなことはわからない。
だが、2017年には212-222-2222が750万ドルを超える高値で売り出されたという記録がある。
そんな大金?
一体誰が買うというのだろうか。
看板にプレート。
ドライブをすれば、溢れかえるVanity Numberに驚かされてしまう。
世界は虚栄に満ち、その維持に多額を費やす。
人とは、そんな生き方を選んだ生き物なのかもしれない。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次の作品でお会いできたら嬉しいです。