3指数マチマチ、NASDAQ微減


米国株、ダウ続伸し537ドル高 好決算銘柄などに買い ナスダックは3カ月ぶり安値
米国・欧州株概況
2026年7月29日 5:39
【NQNニューヨーク=横内理恵】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、終値は前日比537ドル24セント(1.02%)高の5万2747ドル32セントだった。市場予想を上回る決算を発表した銘柄を中心に買いが入った。原油価格の下落も株式市場の投資家心理を支えた。
シャーウィン・ウィリアムズやコカ・コーラの上げが目立った。ともに同日発表した2026年4〜6月期決算で売上高などが市場予想を上回り、通期の見通しを引き上げた。売上高が市場予想を上回ったボーイングも買われた。
米国とイランが攻撃の応酬を停止し、対話を進める姿勢を示している。中東情勢を巡る過度な警戒が後退しており、米原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近9月物が1バレル79ドル台と前日比約4%安で終えた。
28日にはイスラエルのメディアがパキスタンやエジプト、カタールなどの仲介国が「米イランの戦闘終結に向けた覚書を近く復活させることができるとみている」などと報じた。ホルムズ海峡を巡る米イランの溝を埋めるための仲介国の提案をイランとオマーンが承認し、トランプ米大統領の回答を待っているという。
一方、半導体など人工知能(AI)インフラ関連株への売りは続いた。中国のAI開発企業や半導体関連企業が台頭していることに加え、米企業のAI過剰投資への懸念が根強く、28日は日韓の株式市場でも関連株が急落した。
米市場では半導体のマイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)、半導体製造装置のラムリサーチなどの下げが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%あまり下落した。
そのほかのダウ平均の構成銘柄ではIBMやセールスフォース、アムジェンが高い。ユナイテッドヘルス・グループなどのディフェンシブ株やホーム・デポなど消費関連銘柄も上昇した。アップルは時価総額が一時5兆ドルを超えた。一方、キャタピラーやゴールドマン・サックス、シェブロンが下げた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続落した。前日比55.170ポイント(0.22%)安の2万4876.912(速報値)と4月下旬以来、約3カ月ぶりの安値で終えた。サンディスクやウェスタン・デジタルといったメモリー・ストレージ株の下げが大きかった。半面、ソフトウエアに買いが入った。

