【要約】RIZIN 大晦日 朝倉未来対シェイドラエフ!青木真也予想 "行き行きて朝倉未来経済圏"の巻
「朝倉未来経済圏」が支配する2025年の格闘技界
2025年の格闘技界を象徴するキーワード、それは青木真也が名付けた「朝倉未来経済圏」です。
かつての格闘技界は、勝敗によってのみ選手の価値が決まる弱肉強食の世界でした。しかし、朝倉未来という存在は、その常識を完全に破壊しました。たとえ試合で敗北を喫したとしても、彼の周囲に形成された巨大な経済的コミュニティ――いわゆる経済圏――は揺らぐことがありません。
青木選手によれば、現在のRIZIN大晦日大会の本質は、この「朝倉未来経済圏」にRIZINという団体が「おんぶに抱っこ」で乗っかっている状態に他なりません。朝倉未来という一本の大木があり、そこから溢れ出す「蜜(利益)」を、RIZINという洗面器が必死に受け止めている構図です。
この経済圏の強みは、「朝倉未来さえいれば、チケットが売れ、PPVが回り、真面目な格闘技の試合を組むための資金が確保できる」という点にあります。ある意味で、朝倉未来が格闘技界のインフラそのものになっているのです。その影響は凄まじく、かつて「チケットを売る力」で重宝されていた皇治選手のようなファイターですら、朝倉経済圏が好調すぎるために、皮肉にも出番が少なくなってしまうほどです。
絶望的な下馬評を覆せるか?「朝倉未来 vs. シェイドラエフ」の本質
そんな経済圏の主役、朝倉未来が迎える大晦日の相手は、強豪シェイドラエフです。 世間の予想は「シェイドラエフ圧倒的有利」に傾いています。しかし、青木選手は「みんなが思っているほど、勝負にならないような差はない」と断言します。
シェイドラエフの正体は「グラップラー」である
多くのファンは、クレベル・コイケをパンチで沈めたシェイドラエフの「打撃の破壊力」を恐れています。しかし、青木選手の見立ては異なります。彼の本質はあくまで「グラップラー(組み技師)」です。
シェイドラエフの真の強さは、「組むぞ、組むぞ」というプレッシャーを相手に与え続け、相手が組まれることを嫌がって意識を下に向けた瞬間に、打撃を叩き込むという「組みと殴りのループ」にあります。これにハマると、クレベルのように打撃で沈むか、あるいはテイクダウンされて圧倒されるかの二択を迫られることになります。
朝倉未来が勝つための「ファースト・コンタクト」
このループを打破するために、朝倉未来に求められるのは「主導権(サーブ)を奪うこと」です。 青木選手がセコンドであれば、恐怖を押し殺してでも「最初に強い蹴りを入れる」「最初に強いパンチを打つ」ことを指示すると語ります。シェイドラエフは攻撃こそ強力ですが、ディフェンス面では反応におぼつかない部分があり、決してシームレスではありません。
朝倉未来が持ち前の「喧嘩勘」と「鼻の良さ」を活かし、最初の1分でペースを握ることができれば、勝利の隙間は十分に存在します。さらに、会場の半分が「朝倉未来応援シート」で埋め尽くされるという圧倒的なホームの利も、大きな武器となるでしょう。
RIZINという「箱庭」で回る物語
青木選手は、現在のRIZINを「箱庭(ミニチュアガーデン)」と表現します。 これは決して悪い意味ではありません。かつてのK-1がそうであったように、RIZINという閉ざされた池の中で、特定の登場人物たちが物語をぐちゃぐちゃにかき混ぜながら、価値を循環させていく構造のことです。
この物語において、もう一人の重要なジョーカーが平本蓮です。 青木選手は平本選手を非常に高く評価しています。その理由は、彼が持つ「異常な打たれ強さ」と「強靭な下半身」です。朝倉選手と比較しても、平本選手の方が顎がフレッシュであり、重心が低く倒されにくい身体構造を持っています。
青木選手の本音としては、実は「平本蓮 vs. シェイドラエフ」というカードこそが見てみたい、と語ります。シェイドラエフの荒いガードを打ち抜けるのは、今のフェザー級では平本蓮しかいないのではないか、という期待があるからです。
勝利の先にある「究極の選択」
もし、この試合で朝倉未来が勝利を収めたらどうなるか。青木選手は大胆な予測を立てます。 「勝ったら、引退したほうがいい」。
もちろん、これは選手としての選手生命を案じてのことではありません。朝倉未来が勝利してベルトを巻き、最高の価値を持った状態で現役を退き、プロデューサーやオーガナイザー側(あるいはRIZINの運営そのもの)に完全に回ることで、「朝倉未来経済圏」をより強固なものにするという戦略的な提案です。
一方で、負けたとしても朝倉未来の価値は暴落しません。「挑戦した姿」がまた新たなストーリーとなり、平本蓮やヤーマンとの再戦など、経済圏の中での選択肢は無限に残されています。対照的に、シェイドラエフにとっては「勝たなければ価値が維持できない」厳しいサバイバルとなります。
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結びに代えて
格闘技は、ただのスポーツではありません。それは選手が人生を賭けて紡ぐ「物語」であり、その周囲に集まる人々が作る「経済」でもあります。
青木真也選手の視点は、常に冷徹でありながら、格闘技への深い愛情に満ちています。朝倉未来という大木が、2025年の大晦日にどのような花を咲かせるのか、あるいは新しい種をまくのか。私たちは、その「経済圏」の目撃者として、埼玉スーパーアリーナの熱狂を見守るしかありません。
この構造を理解した上で試合を観ると、一発のパンチの重みが、単なるダメージ以上の「価値の変動」として見えてくるはずです。
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たとえるならば: 現在のRIZINは、朝倉未来という「巨大な発電所」によって街全体の明かりが灯っているようなものです。他のファイターたちはその電力を使って自分たちのショウを行っていますが、もし発電所が止まれば街は暗転します。大晦日の一戦は、その発電所がさらに出力を上げるのか、あるいはバックアッププランへ移行するのかを決める、重要なエネルギー政策の転換点なのかもしれません。
引用元👇
https://www.youtube.com/watch?v=-KNcKFSDwqk
■青木真也の視点は、本人のぶれない信念に基づいて発信されているとても貴重なものです。この予想も受け入れて、大晦日を楽しみに待ちたいと思います!
