シニアライフを楽しもう!(59)=ハーブを育てて食べてみよう=
皆様、こんにちは。
私は、間もなく70歳になるチ~タラといいます。
お金に関するアドバイスや提案等を行うファイナンシャル・プランナー(FP)をしています。
本稿では、60歳以上の方々を「シニア」と呼ばせていただきますが、私は、自分自身がシニアであることもあり、シニア向けのライフプランニングなどを生きがいにしていこうかなと考えています。
今回は、「ハーブを育てて食べてみよう」をテーマとし、ハーブを育てることの健康効果やハーブ料理のお勧めレシピなどについてお話しします。
ドラマになった「ボタニカル・ライフ」
皆様、俳優で小説家のいとうせいこう氏の著書「ボタニカル・ライフ 植物生活」(新潮文庫)をお読みになったことがありますか?
ウィキペディア(Wikipedia)によると、同氏は、2006年から園芸ライフスタイルマガジン「PLANTED」(毎日新聞社)の創刊編集長を務めたこともあるそうですが、たまたま人からもらった鉢植えを育てて以来、自宅のベランダという限られたスペースで様々な植物を育てるようになったそうです。
そして、植物と向き合い、右往左往する日々を綴ったエッセイが、この著書です。
後に、NHKで「植物男子ベランダー」としてドラマ化され、2013年11月4日から2016年9月8日まで放映されたので、ドラマをご覧になった方もいるかもしれません。
著者の植物に対する“ハードボイルド”な愛が感じられた一冊でした。
今回、私も狭いベランダでボタニカル・ライフを楽しんでみようと思いますが、私は、安価で入手でき、しかも育てやすいハーブを育てて、食べてしまおうと考えています。
ハーブと人の関わり
ハーブ(Herb)は、料理、薬、香料などに使われる植物の総称で、その語源は、「草」を意味するラテン語の「herba」(ヘルバ)に由来するとされています。
ハーブと人の関わりは古く、紀元前3000年頃のエジプトのエーベルス・パピルス(注218)には数百種類の薬草が記録されていたほか、紀元前2700年頃の中国最古の医学書「神農本草経」には、多様な植物の薬効が記録されています。
(注218)カヤツリグサ科の植物「カミガヤツリ」を原料として古代エジプトで作られた“紙”に記された医学古文献。
ハーブ栽培の健康効果と注意点(注219)
(注219)本項の記載は、次のサイトの記事などを参考にしました。
https://www.japa.org/tips/kkj_1009/
https://www.irisohyama.co.jp/plusoneday/lifestyle/377
ハーブなどの植物を育てることは、視覚・触覚・聴覚・嗅覚・味覚を刺激し、忘れかけていた記憶を呼び起こしたり、感受性を豊かにする効果があるとされています。
また、ガーデニングでは、季節や天候に合わせて水や肥料を変えたり、温度管理に気を使ったりと、工夫を求められることもあります。
こうした活動が認知症を防ぎ、シニアライフをいきいきと過ごすのに役立ちます。
なお、ハーブ栽培に当たっては、次の3点に留意しましょう。
① 集合住宅では、ベランダは共用部分であるため、使用ルールを確認し遵守する
② 避難経路や排水動線を確保できるレイアウトにする
③ 南向きのベランダについては夏に温度が上がり過ぎないよう日陰を作り、逆に北向きのベランダについては日陰でも育つ植物を選ぶなど、日当たりを調整し又は環境に適したハーブを選んで栽培する
育てやすいハーブとは?(注220)
(注220)本項の記載は、次のサイトの記事などを参考にしました。
https://www.yomeishu.co.jp/health/
https://www.jpinstructor.org/shikaku/kateisaien/kateisaien-column04/
次に、スーパーやホームセンターなどで安く購入でき、育てやすいハーブをご紹介します。
〇 オレガノ:殺菌力や抗菌力があり、消化器系や呼吸器系のトラブル解消に役立ちます。トマトとの相性が良く、トマトソースによく使われるハーブです。
乾燥に強く、日当たりと風通しの良い場所を好みます。また、風に強いハーブの一つで、強風でも倒れにくいと言われています。
〇 セージ:抗菌・防腐効果があり、ハーブティにすると風邪の予防に役立ちます。また、ハンバーグやソーセージのスパイスとして使うことが多いです。
オレガノと同様に、日当たりと風通しの良い場所を好み、多湿を嫌うため、水はけの良い土壌で育てるのが基本です。
〇 タイム:殺菌・防腐効果があるので、ピクルスのような常備菜にはぴったりです。また、ローリエ・セロリ・パセリなどと一緒に糸で束ね、洋風煮込み料理に使うことも多いです。
日当たりと風通しの良い場所を好み、多湿を嫌うため、水はけの良い土壌で育てるのが基本です。 植え付けは4~5月又は9~10月が適しています。
〇 バジル:イタリア語ではバジリコ(Bacillico)、英語ではバジル(Basil)と表記します。ビタミン・ミネラルが豊富で、ほうれん草やピーマンに匹敵するほど栄養価が高く、トマト・チーズ・オリーブオイルとの相性が抜群です。
日当たりと風通しの良い場所を選び、適切な水やりと肥料を与えることが重要です。種まきは4月下旬から5月が適しています。苗を植える場合には、根詰まりを防ぐため大きめの鉢を選びましょう。
〇 ミント:消化液の分泌促進や消化器官の筋肉の緊張を和らげる働きがあり、腹痛、下痢、胃もたれ、吐き気などを緩和します。また、特有のすっきりとした香りがあるため、ガム・キャンディ・アイスクリーム・ジュース・酒などにも使われています。
朝日がたっぷり当たり、午後少し木陰になるような場所が一番適しています。地面に植えると四方八方に広がり、手に負えなくなることもあるため、鉢植えなどで育てるのが良いでしょう。
〇 ルッコラ:体内で必要に応じてビタミンAに変換されるβカロテンやビタミンC・K・Eを豊富に含んでいます。また、辛味成分である「アリルイソチオシネート」には強い抗酸化力と殺菌力があります。動脈硬化や癌(がん)の予防、血栓の予防への効果が期待されています。ゴマに似た風味で、サラダにするほか、肉料理や魚料理の付け合わせ野菜としても使えます。
種まきから40~50日で収穫できるため、家庭菜園初心者にもお勧めです。春(3~4月)と秋(9~10月)が栽培に適しており、プランターで栽培する場合は市販の野菜用培養土を使うとよいでしょう。
〇 ローズマリー:強い香りがあり、肉や魚の臭み消しや料理の風味付けに使います。また、抗酸化作用や血流改善作用があり、エイジングケアも期待できます。煮込み料理や肉・魚料理にも使えます。
日当たりと水はけの良い場所を好み、苗からの栽培が一般的です。湿度に弱いため、水やりは土の表面が乾いてから行い、肥料は控えめに与えます。
ハーブ料理のお勧めレシピ
以下、ベランダハーブを使って簡単にできる料理のレシピをご紹介します。
酒のあてや飲んだ後の締めに最高ですよ!
〇 豚肉のソテー ローズマリートマトソース(調理時間25分)
ローズマリーはとにかく肉に合います。ニンニクを焦がさないようにしましょう。きび砂糖は、なければ普通の砂糖でよいそうです。
・ 材料(2人分)
豚ロース肉(とんかつ用)2枚、塩・胡椒各少々、ニンニク1片、オリーブオイル大さじ1杯、玉ねぎ1/4個、白ワイン50ml
ローズマリートマトソース(トマト水煮缶詰1/2缶(200g)、粗塩小さじ1/4杯、きび砂糖2つまみ、フレッシュローズマリー1枝)
飾り用フレッシュローズマリー適量
https://recipe.kirin.co.jp/a03491.html
〇 チキンのハーブソテー(ローズマリーを使用)
ニンニクを焦がさないようにしましょう。また、皮目をパリッと焼くと香ばしくて美味しいですよ。
・ 材料(2人分)
鶏もも肉400g、塩・胡椒各少々、ローズマリー2枝、ニンニク2片、オリーブオイル大さじ2杯
https://addherb.jp/2024/06/
〇 鯵(あじ)のハーブ焼き(調理時間30分・タイムとオレガノを使用)
鯵は両面をこんがりと焼きましょう。ニンニクを焦がさないようにすることは上記と同じです。
・ 材料(2人分)
鯵4尾、「瀬戸のほんじお」少々、粗びき黒胡椒少々、ニンニク1片、タイム(フレッシュ)2本、オレガノ(フレッシュ)2本、白ワイン大さじ1杯、ミニトマト6個、サラダ油(AJINOMOTO 健康サララ)大さじ1杯
https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/card/701478/
〇 ルッコラそば(調理時間30分)
ソースAは主として蕎麦に味を付けるためのもの、ソースBは人参などに味を付けるためのものです。蕎麦にルッコラの風味がよく合います。
鴨むね肉のローストなどを添えても美味しいです。
・ 材料(4人分)
ルッコラ(1本ずつにちぎる)80g
ソースA(胡麻油小さじ1杯、ポン酢醤油小さじ2杯)
蕎麦 (乾麺)160g
ソースB(胡麻油小さじ2杯、ポン酢醤油大さじ1と1/3杯)
人参 (小)2本150g、七味唐辛子適量、粉山椒適量、胡麻油、うす口醤油小さじ2杯、みりん小さじ2杯
https://www.kyounoryouri.jp/category/s1476
〇 スパゲティのバジリコオイル和え(バジルを使用)
シンプルなパスタですが、煎り胡麻を入れているので、コクがあって美味しいです。
・ 材料(4人分)
スパゲティ400g、バジル2束、ニンニク1片、粉チーズ大さじ4杯、白煎り胡麻大さじ2杯、サラダ油又はオリーブ油90cc、塩小さじ2杯、胡椒少々
https://www.orangepage.net/recipes/100147
以上、ハーブを育てることの健康効果やハーブ料理のお勧めレシピなどについてお話ししました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。ご意見・ご感想がありましたら、コメントを付けていただければありがたいです。
次回も、皆様から寄せられたご意見や近頃の巷(ちまた)の話題等を踏まえ、シニアライフを楽しむためのヒントなどについてお話しします。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイター活動に使わせていただきます! 