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Likeのために、Workする

はじめに

昨日まで海外の話を書いてきました。
台湾、上海、韓国、沖縄、石垣、ロンドン。
旅の記憶を言葉にしながら、
あの空気をまた吸いたいと、
何度も思いました。

その「また行きたい」という気持ちが、
今の自分を動かしている理由でもあります。


台湾の夜市の熱気、
上海の霧、
ロンドンの石畳。

書きながら、
あの空気をまた吸いたいと思った。
今も強く、そう思っている。

夢がある。
いつか複数の拠点を持ち、
季節や気分に合わせて
場所を移しながら生きること。

東京にいるときも、
沖縄にいるときも、
あるいはまだ名前も決めていない
誰かの街にいるときも——

仕事ができて、
書けて、
写真が撮れる。

そういう生活を、
漠然とではなく、
輪郭をもって描いている。

ただ、願うだけでは場所は変わらない。


資金

お金がいる。

身も蓋もない話だが、
結局ここに行き着く。
当たり前のことを書くけれど、
これが全てだ。

移動にも、
拠点の維持にも、
自由にも、
資金という土台がなければ
何も始まらない。

だから今、種を蒔いている。
複数の収入の柱をつくるために、

地味で、
地道で、
目に見えにくい

そんな作業を続けている。
そしてそれとは別に、
今は新しいプロジェクトに
全てを賭けている。


全ベット

「全ベット」という言葉を使うとき、
人は少し怖い顔をする。

リスクを取ることへの不安なのか、
それとも自分にはできないことへの共鳴なのか、
よくわからない。

ただ私は今、
それ以外の選択肢が見当たらない。
このプロジェクトを育てるか、撤退するか。
その二択しかない時期にいる。

でも正直に言うと、
夜、眠れなくなる前の数分、
求人を眺めている自分がいる。

全ベットしながら、
どこかに逃げ道を探している。
矛盾しているとわかっている。
それでもやめられない。
その理由は、ひとつしかない。

怖いからだ。

先が見えない恐怖を、
誰かに雇われるという選択肢が、
かろうじて和らげてくれる。
求人を閉じて、また作業に戻る。
その繰り返し。


崩壊

私のワークライクバランスは
完全に崩壊している。
それは前述の通りだ。

食事、風呂、トイレ、睡眠。

この四つだけが、かろうじて
“人間らしさ”を保っている。
それ以外の「やりたいこと」——

景色を見に行くこと、
ゆっくり本を読むこと、
何もしない午後——

は全部、後回しだ。
隙間を縫って、
好きなことをしようとは試みる。

でも追いつかない。
時間が足りないというより、
エネルギーが足りない。

やりたいことに使える余力が、
今の自分にはない。
先が見えない恐怖は、
慢性的にそこにある。

消えない。
慣れもしない。

ただ、今はどうしようもない。


後悔なし

それでも、後悔はしていない。
苦しいのに後悔がないというのは、
矛盾しているように聞こえるかもしれない。
でも本当にそうなのだ。
やらなかった後悔より、
やっている最中の消耗の方が、
ずっとましだと思っている。
少なくとも今の私は、
未来に向かって動いている。
止まっていない。


今は、
未来の「Like」のために「Work」している。

WorkとLike、
どちらも大切にしたい。
それは理想だし、
いつかそこに辿り着きたい。

でも今は順番がある。
今Workするのは、
未来にLikeを生きるためだ。

海外を飛び回る生活も、
複数拠点も、
あの旅の続きも——

全部、今の踏ん張りの先にある。
そう信じて、今日もデスクに向かう。


おわりに

旅の記憶を書きながら、
自分がなぜ今これをやっているのかを、
改めて確認できた気がします。

バランスが崩れていることは、事実です。
でもそれは、目的のある崩れ方だと思っています。
いつかこの記事を読み返したとき、

「あのとき踏ん張ってよかった」

そう思えるように。

今日も続けます。

——旅の話は、ひとまずここで終わる。
次は、もっと地味な話だ。
収益の話。種の話。ほぼゼロの話。

#ワークライクバランス


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