締まった試合で打撃が爆発 S-T7回戦
阪神 200 000 215=10
ヤクルト 000 000 000=0
昨日の試合は何と言っても高寺だ。第2号の先頭打者ホームランが素晴らしかったのは言うまでもない。本当に貴重な先制点だった。あのシーン以外でも、彼は試合の中でずっと集中力が持続していた。プロなんだからと言う人もいるが、そんなに簡単ではない。
打率はまだ2割5分だが、その内容が非常に濃く、レベルが高い。レギュラーポジションを与えられても誰もからも文句は出ないだろう。しぶとく四球を選ぶシーンが多く見られ、森下のグランドスラムも、彼の粘りが呼び込んだ要因の一部だ。3回のサンタナの右中間の深い打球を好捕したプレーは本当に素晴らしかった。バッティングはコンタクト率が高い上に、フォロースルーが大きくなり長打が出るようになった。近本も若干の焦りを感じるほどのプレーを見せてくれている。
佐藤の強い打球がヤクルト先発の吉村の手に当たった。そこで交代になってしまうが、大事にならない事を願う。そして昼過ぎにビックリするニュースが舞い込んだ。横浜の主戦捕手の山本がトレードになったとの事。このトレードには久々に驚いたし、相手はホークスの尾形投手と井上内野手。尾形は球は速いが制球難で、現状は勝ちパターンに入れるかどうかの中継投手。井上は全く芽が出ず、現ドラか戦力外になりそうな選手。どう考えても釣り合わない。山本はタイガース戦で良く打つから、彼のトレードは楽になりそうだ。
西勇の立ち上がりは慎重すぎるほどだった。先頭打者に二塁打を打たれて、三塁まで走者を進めるが、そこから踏ん張った。同年齢の伏見とのコンビは意思統一が成されていて、ヤクルトバッターは球を絞りきれなかった。6回を投げ終えてわずか74球で、被安打2の四死球3だった。もう1イニングは行けただろうが、早めの交代になった。噛めば噛むほど味がでる、ベテランの真骨頂のピッチングを見せてくれた。
追加点は嶋村の2号2ランホームランだった。外角の球を思いきりシバイた打球は左中間のフェンスを越えた。代打でのホームランはそんなに簡単には出ない。その中でも結果を出しているのは素晴らしい。育成から支配下枠になり背番号も3桁から二桁になった。でもそれはあくまでスタートであり、そこから熾烈な競争の中に入って行けるのだ。一軍で暴れまくって欲しい。
大山の打った瞬間の豪快なレフトへの5号ソロ。そして極めつけは森下のプロ初のグランドスラム。勝負強い彼だから、すでに打っていると勝手に思い込んでいた。初めてだったの意外だったが、ここから何本も出るだろう。あと何年間縦じまを着てくれるかは分からないが、これからも何度も見たい光景だった。
今日は高橋遥人の登板だ。相手は好調の山野だ。投手戦で進むと思われるが、案外、大量点差になったりする場合がある。余分な四死球を与えない、守備の綻びを見せないのが重要だと思う。
