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父へ

その日は、朝から晴れていました。

父は、仲良しの母のところへ逝きました。

実家に行くと、いつも
「来てくれたんか」と
どんな時も笑顔で迎えてくれた父
私は、そんな父を見習いたいと思います。

今ごろ、きっと、母に
「お父さん、来るの遅かったな」って
言われてるんちゃう?

亡くなる1ヶ月ほど前、笑いながら
「まだ、向こうに行きたないわ」
言うてました。
えっ?96歳で、まだ、行きたないのん?って
思いました。(笑)

私は、今でも、父に
あの時、こうしてあげたら良かったな、
って、思ったりするけど、
私もしんどい時、あってん
もう、ええ
もう、ええことにする。
私、一生懸命頑張った!

正直なこと言うと、
父が、早くいなくなってくれたら、
私、もっと好きなことして、遊べるのにって
思ったこともありました。
大きな孤独感の塊が頭の上から、襲ってくることもありました。
でも、私は、父と一緒にいることにしました。
今していることに無駄なことは、1つもないと思いました。

もう、スーパーで父のおかず、何しよって考えんで、ええねんな

もう実家行かんでええねんな、

実家に行っても、もう父はいません。
父のベッドには、父の匂いが少し残っているだけでした。

亡くなる1日前、
父は、私の主人の手を握りしめました。
亡くなる1日前とは思えないほどの強い力だったと言ってました。
わっこのこと、頼むって言ってたみたいやったって言ってました。

それから、
父は、私の方へ真っすぐ手をのばして
私を抱き寄せました。
怖かったんやね

次の日の朝、父は、静かに息をひきとりました。

息をひきとる時、
私、わからなくて…
ごめんな

そんなに早く逝ってしまうなんて思ってなかってん

手を握ってあげたら、良かったな
声かけてあげたら良かったな


私には、父の声が聞こえます。
「おまえら、楽しめよ(笑)」

わかってるって(笑)

空の上から、見てて


いつも、のんびりと🧁





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