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2026年上半期アニメおすすめ|一般人向けに厳選5本+番外編

「最近アニメ見てないけど、なんか面白いのある?」——飲み会でたまに聞かれる質問です。僕はそこそこアニメを見るほうなので、2026年の上半期(1〜6月)に実際に見た作品を、一般の人にもすすめられる順にランキングにしてみました。

ガチのアニメ好き向けではありません。「普段そんなに見ないけど、休みの日にちょっと見てみようかな」くらいの人に向けて、ネタバレは最小限でざっくり紹介します。気になったものを1本でも見つけてもらえたら成功です。

ちなみにここでいう「上半期」は、冬アニメ(1月スタート)と春アニメ(4月スタート)の2クール分。"クール"はアニメの放送区切りのことで、だいたい3ヶ月・12話前後をひとまとまりと考えてください。


1位:日本三國(にっぽんさんごく)

※Amazon Prime会員なら無料で見れます

文明が明治の初めごろまで一気に後退してしまった未来の日本が舞台。国は「大和・武凰・聖夷」の三つに割れていて、天才的な戦略家・三角青臣(みすみあおてるす)が、日本の再統一を目指して暴れ回ります。

Amazonの「プライム・ビデオ」で見られます(制作はスタジオカフカ)。

これがめちゃくちゃ面白い。正直に言うと、絵はちょっと見にくいです。たぶん原作の漫画も見にくいタイプなんだと思うんですが、アニメのほうがまだ見やすい。そこは愛嬌だと思って見てほしい。

何がいいって、ストーリーです。力でゴリ押すバトルではなく、頭で勝つ「策士・考える系」の構成。少し前に話題になった『チ。―地球の運動について―』に近い手触りで、さらに政治の駆け引きも絡んできます。完全に大人向け(青年向け)のアニメですが、今期いちばんのおすすめ。

2位:呪術廻戦(第3期「死滅回游」)

※私はNetflixで見てます

国民的な人気作の第3期。実は2026年の1月から放送していたんですが、もう遥か昔のことのように感じます。今回のシリーズは、原作でいう「渋谷事変」のあとの話。荒廃した東京が舞台です。

見どころは、特級術師・乙骨憂太(おっこつゆうた)が物語の前面にガッツリ出てくること。主人公はあくまで虎杖(いたどり)なんですが、今回は乙骨の活躍が大きくて、これがとにかくカッコいい。彼を見てるだけで満足できます。アニメとしての演出(バトルの作画や見せ方)も相変わらず一級品。

「渋谷事変ってどんな話だっけ?」と過去編を見直すきっかけにもなりました。シリーズものなので、前のシーズンから追える人向けではあります。

3位:黄泉のツガイ(よみのつがい)

『鋼の錬金術師』の荒川弘さんが原作の作品です(アニメ制作はボンズ)。
あらすじを簡単に。

外界から隔絶された山里で「昼と夜を分かつ双子」として育った16歳の少年・ユルが、里の襲撃をきっかけに、守り神との契約を得て初めて外の世界へ飛び出す。生き別れた双子の妹を探すうちに、対になって存在する超常の存在「ツガイ」をめぐる戦いに巻き込まれていく——という、謎と怪奇のバトルものです。

対象年齢は呪術廻戦より少し広めかも。良くも悪くも「普通に面白い」くらいの温度感で、展開もなんとなく読めます。呪術廻戦や鬼滅の刃をミックスしたような雰囲気、と言えば伝わるでしょうか。絵がわかりやすくて、王道の少年漫画って感じ。気楽に見られます。

4位:あかね噺(あかねばなし)

週刊少年ジャンプ発の、落語をテーマにした作品です。ジャンプらしさはありつつ、派手なアクションや特殊能力は出てきません。「落語」という話芸の中で勝負する、ちょっと珍しいタイプ。

主人公の女子高生・桜咲朱音(おうさきあかね)は、噺家(落語家)だった父の高座に憧れて育ちます。父が「真打(しんうち=落語家の最高位)」昇進を懸けた舞台で起きたある出来事をきっかけに、自らも噺家として真打を目指していく——という青春落語ものです。

これは『クイーンズ・ギャンビット』(チェス)や『ヒカルの碁』(囲碁)に近い。一つの「道」を究めていく物語が好きな人に刺さります。何より、作中でちゃんと落語が聞けるのが良いんですよね。

5位:とんがり帽子のアトリエ

とにかく絵が綺麗。「これ映画化したらどうなるの?」というレベルの作画です(制作はBUG FILMS、原作は白浜鴎さん)。

「魔法使いの家系に生まれた者しか魔法を使えない」という世界で、魔法に憧れる少女ココが、魔法陣を描けば誰でも魔法を使えることを知る。石化してしまった母を救うため、魔法使いキーフリーの弟子になって魔法を学んでいく——というファンタジーです。

正直、ストーリーの展開そのものは予想の範囲内。ただ、魔法の設定やその見せ方は面白くて、「この先どうなるのかな」とボーッと眺めるのにちょうどいい。あの『葬送のフリーレン』より、さらに肩の力を抜いて見ている感じです。

ひとつ個人的に引っかかったのは、師匠のキーフリーをはじめ、若めの男性キャラがやたら綺麗な顔をしていること。少年向けというより、どちらかというと女性向けに寄っているのかな、という印象でした。そこも含めて「まあまあ良かった」枠です。

番外編:見たもの、終わったもの

ランキングからは外れるけど、触れておきたい作品たち。

キルアオ

『黒子のバスケ』の藤巻忠俊さんが原作の新作アニメ。設定が面白くて、名探偵コナンのように、伝説の殺し屋(39歳)が謎の事情で13歳の中学生の姿になってしまう物語です。中身としては『SPY×FAMILY』に近い、潜入+日常コメディ。

最初の3話くらいはシリアスで面白いんですが、その後はわりとギャグ路線に寄っていきます。スパイファミリーが好きな人ならハマるかも。第1期の最終回に合わせて「第2期の制作決定」が発表されたので(放送時期はまだ未定)、そこそこ人気はあるようです。

Dr.STONE(ドクターストーン)が完結

2019年から続いた人気シリーズが、最終章『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』をもって、2026年6月25日の最終話でついに完結しました。

全人類が石化してしまった謎の正体を追って、ついに月を目指す——という壮大なラスト。最終回そのものは、正直「すごく普通」でした。とはいえ、「こういう着地もまああるよね」という納得感はあるし、途中で打ち切られることなくちゃんと最終回まで描き切ってくれたのは、本当に良かった。長い旅、お疲れさまでした。

ドロヘドロ

Netflixなどで配信中。約6年ぶりの続編「Season2」が2026年4月から始まりました(制作はMAPPA)。これでシリーズ完結なのかは公式に明言されていないので、そこは不明です。

とにかく世界観がイカれている。魔法使いが住む世界と、その実験台にされる人間のスラム街を舞台にした、ダークでグロテスクなファンタジーです。ストーリーはちゃんとあるんですが、表現がかなり過激なので、見る人によっては気持ち悪さを感じるかも。完全に大人向け、20歳以上推奨です。

『AKIRA』や『エヴァンゲリオン』に通じる尖った匂いがあって、見終わったあとは「衝撃だったな……イカれてるアニメも面白いわ!」という気持ちになりました。耐性のある人はぜひ。

これから楽しみなアニメ

『無職転生Ⅲ』が2026年7月5日から放送開始予定。異世界転生ものの中でも作画と作り込みで頭ひとつ抜けたシリーズなので、続きが楽しみです。

というわけで、2026年上半期に見たアニメをざっと並べてみました。「考える系がいい」なら日本三國、「王道バトル」なら黄泉のツガイ、「一つの道を究める物語」ならあかね噺、「とにかく刺激がほしい」ならドロヘドロ。気分に合いそうなものから、ぜひ。

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