犬神ダム【福島県白河市E】|堤高32.1m山を貫く洪水吐が主役になる異色のアースダム
《ダム概要》
犬神ダムは、福島県白河市表郷金山字犬神に設けられたかんがい用のアースダムで、阿武隈川水系黄金川に位置する。堤高32.4mの堤体はよく整備された端正な印象を持つ一方、このダムで強く記憶に残るのは、山を貫くように設けられた洪水吐の構成である。
通常のアースダムでまず目が向く堤体そのものより、地形を大胆に処理した洪水吐が主役になっており、呑込口から出口まで含めて異色の見え方をつくっていた。細かい石のリップラップや縦書きの定礎石も含め、設備まわりに独特の個性が詰まった一基だった。
以下、見えた範囲を、
いつものように記録していく。
《簡易スペック》
所在地 福島県白河市表郷金山字犬神
河川 阿武隈川水系黄金川
着手/竣工 ―/1971
目的 (A)かんがい
形式 (E)アース
堤高/堤頂長 32.4m/128.8m
貯水量 総 1206千m3/有効 1087千m3

▶洪水吐出口を観察



▶堤体を観察







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