ポアロのイメージ(Audible のススメ)
Amazon Audible はいいよ
Amazon Audible で本を聴く事が多い。自動車での移動が多いことと、耳から聴く読書をかなり気に入ってるから。寝転んで聴くのもなかなか良い。気がつくと寝ていて、聴いた記憶があるところまで戻すことも多いが・・。
ここではちょっと Audible をその理由とともにみんさんにお薦めしてみようと思う。
ポアロを聴く
今よく聴いているのは、アガサクリスティのポアロのシリーズ。以前は、三体やサピエンス全史など聴いた。飛行機や電車内でも聴いている。アップルの iPod Pro のノイズキャンセリングが素晴らしい。
さて、今、ポアロシリーズを聴いている。
私のAudible は Audible会員プランというので、月額1500円。高いような、安いような。全ての本が聞けるわけではないようなのだが、探すと聞きたい本は必ずあるので、安いように思っている。
Amazon Prime Video もそうだが、月額1500円のプランの聴き放題に含まれていて、以前は聴けたのに聴けなくなるということもあるようだ。
一昨年だったか。僕的には大ヒットであった、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」も、当時聴き放題に含まれていたが、一時外された。ただ、今見るとまた聴けるようになっている。これはおそらくかなり人気があったと思われるので、戦略的なことだったのかもしれない。個人的にはかなりおすすめです、これ。
ポアロのイメージ
さて、ポアロに戻る。
僕のポアロのイメージは、BBCのテレビシリーズのポアロである。こちらは現在、Amazon Prime Video で5話まで無料で見れるようだ。僕は実はDVDで全て持っていたりする。この、デビッド・スーシェ氏のポアロが、僕の中では名探偵ポアロである。
Audible の場合、当然朗読者という方がおられる。ポアロについては、たくさんの本が出ているわけだが、それぞれ朗読者が違う。本の朗読なので、セリフ部分については、それぞれ異なる調子の声で読まれるし、一冊の本の中では一貫している。
しかしながら、一冊を聴き終わった後に、次の本に移ると朗読者の違いに結構戸惑う。ポアロのイメージが違うのだ!
本当に違う。全然違う。いや、これは僕の知っているポアロじゃない!と思う。声だけでなく、その人柄というか、姿(朗読なので見えないのだが、見えるのだ)が違う。
朗読の奥深さ
これはある意味発見である。例えば自分で本を読む場合。多少、翻訳の違いなどあるから、ポアロの言葉遣い等が異なるかもしれないが、読んでいるのは僕で、読み人は変わらないから、一貫したポアロ像が出来上がる。今の僕であれば、デビット・スーシェ氏のポアロで本も読むに違いない。
一方、Audibleである。これは、朗読者が本ごとに違うのだ。なので、本ごとにポアロが違う。当初嫌だったが、今はこれはこれで面白くなってきた。
今回のポアロは、妙に厳しい、厳格な感じ。今回はお茶目系だ。今回のは、なんだか微妙にいつもの自信満々感がないな等。
声の力
声というのはすごいですね。イメージを作る。もちろん、朗読者の顔は知らないし、どういう方かも知らない。朗読者のイメージではなく、その方が読んでいる小説の登場人物のイメージを作り上げる。これは文字を自分で読むときのそれと必ずしも一致しない。不思議である。
ということで、おすすめ
読書というものは、目で見てそれを頭の中で声を出して読む。これはこれで素晴らしい。一方で、Audibleで読むというのは、他の人の声で聴くことになる。この、他の人の声が与えるキャラクターの変化が面白い。特に、同じ登場人物について、朗読者が変わったときの印象の変化が面白い。
じっくりと腰を据えて本を読むというのは素晴らしい時間であるが、そういう時間があまり取れない場合には、 Audible はおすすめである。ここに指摘したように、本の違った楽しみとしても捉えられる。実際に「読んだ」本も改めて「聴いて」みると、また違った印象が得られるに違いない。おすすめである。
