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捨て活航海日誌【番外編】|50代がNintendo Switchを買った理由。昭和の夏休みに夢中になった『ファミコン探偵倶楽部』の記憶

暑い夏には、ちょっと寄り道

みなさん、こんにちは。ダイさんです。

今年の夏も、例年以上に厳しい暑さが続いていますね。世の中はすっかり夏休みモード(まあ、満喫しているのは子どもたちだけかもしれませんが!)。外に出るのも億劫になるような強い日差しの中にいると、ふと遠い昔の夏のことを思い出したりします。

この「捨て活航海日誌」では、日々の暮らしから不要なモノを減らし、心地よい「余白」を作っていく過程をお届けしてきました。ですが……毎日毎日、ストイックに「捨て活」ばかりに向き合っていると、正直ちょっと疲れてしまうこともありますよね。

そこで今回は、少しだけ舵を切って寄り道をしてみることにしました。題して「捨て活航海日誌<番外編>」です。モノを減らすお話はお休みして、私のちょっと懐かしい「夏の思い出」と、50代になった今も大好きな「ゲーム」のお話に、しばしお付き合いいただけたら嬉しいです。


実は「ゲーム大好きおじさん」です

この「捨て活航海日誌」を読んでくださっている方の中には、記事の中に度々「ゲーム」の話題が登場することにお気づきの方も多いかもしれません。


何を隠そう――いや、まったく隠すつもりもありませんが(笑)、私は根っからのゲーム好きです。

50代になった今でもゲームへの情熱は健在で、プレイスキルは完全に「ヘタっぴ」の部類。それでも、新しいタイトルを起動するときのあのワクワク感は、子どもの頃から何ひとつ変わっていません。定番のマリオのようなアクション系から、自分の年齢を嫌でも意識させられる脳トレ系まで、しっかり取り揃えて楽しんでいます。

そんな「堂々たるゲーム好きおじさん」な私ですが、2020年頃まではニンテンドー3DSで細々とゲームライフを送っていました。コンパクトで持ち運びやすく、スキマ時間に遊ぶには十分すぎる相棒だったのです。

ところが2021年、私の中で大きな地殻変動が起こります。そう、Nintendo Switchの導入です。長年親しんできた3DSから最新ハードへとプラットフォームの大改編を行ったのには、どうしてもプレイしたい「ある特別なソフト」の存在がありました。


昭和の夏休み。スマホもネットもない時代に出会った名作

私がSwitchの購入を決意した理由。それは、『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』と『ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女』のリメイク版が発売されると知ったからです。


オリジナルの第一弾『消えた後継者』がファミリーコンピュータのディスクシステムで発売されたのは、1988年5月のこと。当時、中学1年生(13歳)だった私は、夏休みの前後に友達から「このソフト、めちゃくちゃ面白いらしいよ」と勧められ、夢中になって買いに走りました。今から35年以上も前の、あの夏のことです。

当時はもちろん、スマートフォンもインターネットも、動画のサブスクなんて便利なものも一切ありません。自分の部屋にはエアコンすらなく、カタカタと首を振る扇風機にあたりながら、重たいブラウン管テレビの画面にじっと見入っていました。

ファミコンのカセットやディスクを持ち寄って友達の家を行き来したり、外でカブトムシやクワガタを採って遊ぶのが、中学生の夏休みの日常。そんな時代背景の中で出会った『消えた後継者』に、13歳の私はまさにどっぷりとはまり込んだのです。

ゲーム自体は難しいコマンド操作が必要なわけではなく、ストーリーを読み進めていくアドベンチャー形式。あらすじとしては、記憶喪失になった主人公の少年が、ある名家にまつわる連続殺人事件の謎を追っていくサスペンスミステリーです。(※シナリオ詳細はネタバレ防止のため割愛しますが、気になる方はWikipedia等で検索してみてくださいね!)

この「記憶を失った主人公の少年」という設定が当時の自分の年代と近く、自分がまるで事件の渦中にいるかのような感覚になり、驚くほど感情移入してしまったのを今でもよく覚えています。


背筋が凍ったクライマックスの衝撃

その熱が冷めやらない翌1989年の夏、待望の第2弾『ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女』が発売されました。中学2年生になった私も、当然のように買ってどっぷり浸かりました。

この続編はシナリオがさらに進化しており、学校の怪談「うしろの少女」の噂と、女子高生殺人事件という、一見まったく無関係な2つの事件が、最後の最後でなんと「1本の太い線」に繋がっていくスリリングな展開。

特にクライマックスシーンの緊張感と恐怖は、まさに「背筋が凍る」という表現がぴったり。真夏で室内は蒸し暑いはずなのに、ゾクッとするような寒気を覚えたほどでした。

エアコンのない部屋で扇風機に吹かれながら過ごした夏休みは、間違いなく私の青春の1ページであり、「物語を体験する楽しさ」を骨の髄まで教えてくれた大切な原体験でした。


時を超えて2021年。リメイク版発売が私にSwitchを買わせた

あの中学時代の強烈な夏休みから30年以上が流れた2021年、「フルリメイク版がSwitchで発売される」という衝撃のニュースが飛び込んできました。

「あの名作が、現代の技術で蘇る……?」

一報を目にした瞬間、私の心は一気にあの頃の夏へと引き戻されました。「あの作品をもう一度、最新の環境でプレイしたい」――その一心だけで、私はすぐさまNintendo Switchの購入へと踏み切ったのです。長年続いた3DS時代が終わりを告げた瞬間でした。

実際にプレイしてみたリメイク版は、オリジナルの不気味で魅力的な雰囲気を壊すことなく、登場人物たちがフルボイスで喋りまくるなど最新技術で見事にアップデートされていました。

ブラウン管テレビの前で息をのんでいた「あの夏の記憶」が、色鮮やかな映像と声によって現代の私の心の中で鮮やかに蘇る。まさに「Switchを買って本当によかった」と心から思えた瞬間でした。


あの夏の記憶とともに、これからもゲームを楽しむ

こうしてSwitchを購入したことで、私の「ゲーム好き」はさらに加速することになりました。

もちろん相変わらずプレイ技術はヘタっぴですが、今や立派な「ゲーム大好きおじさん」として、日々の暮らしにゲームという最高のスパイスを取り入れています。

モノを減らし、暮らしに心地よい「余白(yohaku)」を作っていく「捨て活」。ですが、その削ぎ落としたスペースに何を入れて楽しむかは自分次第です。私にとって、あの中学時代の夏休みの記憶や少年のようにワクワクできるゲームの時間は、人生を豊かにしてくれる大切な「余白の楽しみ方」なのだと感じています。

これからの「捨て活航海日誌」本編にも、ふとした拍子にゲームの話題がひょっこり顔を出すかもしれませんが、その時はぜひ、この記事を思い出していただき、温かい目で見守っていただけると幸いです(笑)。

最後までお読みいただきまして(お付き合いいただきまして・・・)、ありがとうございました。


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