見出し画像

土壁の家で過ごす初夏


昔ながらの家が教えてくれる 季節との付き合い方 ―

あっという間に5月も半ば。
日差しが強くなってきて、草木の香りがふわりと漂う朝。

ブルーベリーも実り始めた♡


なんだか夏日になる日も増えて急いで衣替えを始めました。

加藤建築で自宅を建てて初めての5月。

外は汗ばむような気候でも、自宅の中は自然の風がすっと通り抜けて、土壁と木の香りがやさしく漂う空間です。



代表が丁寧に建てたこの家は、ただ「過ごす」だけではなく、自然と一緒に暮らすとはどういうことかを、毎日教えてくれます。

土壁と木の家の、やさしい涼しさ

この家には、派手な設備や機械はありません。

でも、朝起きて窓を開けると、土壁が静かに夜の湿気を吸い取ってくれていたことに気づきます。

暑くても、空気が重たくない。
日中も、深い軒と優しい土壁の呼吸で室内の空気がさらっとしている。



昔ながらの家づくりには、エネルギーを使わずとも季節と調和できる先人の叡智があります。

「涼しくする」のではなく「涼しく感じる」。

感覚の奥が整っていくような感覚。

こういう感性は、きっとこれからの時代にこそ必要なものではないでしょうか。


暮らしは、全身で感じるもの


わたしは夫がたまたま伝統工法の職人だったので知ることができた世界だけれど、彼に出会うまではコンシェルジュがいてペットの飼えるタワマンに住もうと思っていた。笑

だから尚更「日本の家って、こんなに心地よかったんだ」と
住んでみて、初めて気づくことがたくさんあります。

たとえば夜。

風が通る障子を少しだけ開けて、静かな虫の声を聞きながら眠る。

朝起きると、ぐっすりと深く休めた感覚が体の奥に残っている。
これはやっぱり、家の力だと思うのです。

文字や形に表すことがなかなか難しいのだけれど、確実に無意識の部分に働きかけてくれていることを毎日体感しています。



代表が大工として大切にしていること

加藤建築は昔ながらの手刻み、無垢材、土壁にこだわり設計から施工まですべて一貫して請け負う、数少ない工務店です。

大量生産や効率では測れない深い想いと共に、お客様の暮らしに寄り添う家を、一棟一棟、丁寧に仕上げています。

派手な宣伝もないけれど、
家に流れる空気や、手触り、音の響き方までも含めた“世界”を大切に届けたいと、代表は日々手を動かしています。(わたしは口を動かしています笑)


こんな暮らしが「特別」じゃなくなったらいい


「こんな家、いいな」「こういう暮らし、憧れるな」そんな声をいただくたびに、思います。

これが“普通”の暮らしだった時代が、かつて当たり前だったことを。

近年、どんどん「安くて早くて便利」な家が建てられる一方で、自然のサイクルに沿った、本来の日本の家づくりが失われつつあります。
本当の知識と手仕事ができる職人も減る一方。

それが時代の流れだから仕方ないのかな?

だけど、本当に豊かさを感じられるのはどんな家だろう?
そんな問いを、これからも伝えていきたいと思っています。

noteでは、そんな加藤建築が提案したい暮らしをこれからも綴っていきます♡



感覚的なことは抽象的でなかなか伝わりづらいかもしれないけれど、住んでいるわたしたちだからこそ伝えられる「確かな感覚」があります。

「なんか気になるな」「こういう家、いつか建ててみたいな」そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。

興味のある方は、ぜひInstagramから覗いてみてくださいね。






いいなと思ったら応援しよう!