妹がポイント運用してた
こんにちは。大学生のななやです。
1週間ぶりに、家族でご飯に行きました。
私の家と実家は、車を走らせておよそ40分ほどの距離にあります。そのため、週末になるとわりと気軽に会えるのです。
近すぎず、遠すぎず、ちょうどいい距離感です。(だから私は一向に自炊が上達しませんし、する気も起こりません。完全に甘えてます…^^;)
今回行ったのは、フライングガーデン。みんなでハンバーグを食べながら、お互いの近況報告が始まりました。
最近どうしてるとか、学校はどうだとか、仕事はどうだとか。普通の家族の会話です。
……のはずだったのですが、途中からなぜか話題は「投資の話」へ。
家族団らんの食卓で、投資の話。
あれ、うちってこんな感じだったっけ。
いや、たぶんこんな感じでした。
思い返せば、私が家を出る前から、我が家ではわりと投資の話題がしょっちゅう出ていました。
NISAだの、投資信託だの、株主優待だの、S&P500だの。
日頃から周り(主に父)がうるさく「NISAが」「投資が」「長期運用が」などと言っている環境にいたら、まあ当然の結果なのかもしれません。
むしろ、自然な流れです。
そんな中で、一番驚いたのが妹です。
妹が、PayPayポイントでS&P500を運用していました。
妹はまだ17歳。高校生です。
高校生って、もっとこう、友達関係とか、テストとか、推しとか、そういう話をするものではないのでしょうか。
いや、もちろんそういう話もしていたのですが、それよりも衝撃が大きすぎました。
少なくとも私は高校生の頃、S&P500という単語を日常会話で使っていませんでした。
ポイントが貯まったら、お菓子を買う。
部活終わりに友達とクレープやラーメンを食べに行く。
そのくらいの世界線で生きていました。
それなのに、令和の高校生である妹は、PayPayポイントをS&P500に突っ込んでいる。
戦慄しました。
今時の高校生ってこうなのか(いや、数年前私も令和の高校生をしていたけどそんなこと無かったなぁ)。妹だからなのか。
父が妹のジュニアNISAで運用していたので、妹の証券口座があること自体は知っていました。
でも、それはあくまで「父がやっているもの」だと思っていたのです。
まさか本人が、自主的にポイント運用をいたとは。
しかも、両親も初耳だったようで、大爆笑でした。
「え、やってたの?」
「うん」
「いつから?」
「けっこう前から」
けっこう前から。
高校生の「けっこう前からS&P500やってる」は、なかなか破壊力があります。
私は完全に妹に遅れを取っていました。
そして情けないことに、私は妹にPayPayでのポイント運用のやり方を教えてもらいました。
大学4年生、高校生の妹に資産運用を教わる。
時代は変わりました。
ちなみに、マイナンバーの登録が必要だそうです。
そこまでちゃんとやっているのも、またじわじわ怖いです。
その後、話題は個別株へ移りました。
私には、ずっと前から密かに抱いている夢があります。
それは、コロワイドの株を500株保有して、株主優待でステーキ宮のステーキを食べることです。
なぜステーキ宮なのか。
それは、小さい頃から週末に家族でステーキ宮に行っていたからです。
あの、なんとも言えない特別感。
「今日はステーキ宮に行くよ」と言われた日のうれしさ。
鉄板で運ばれてくるステーキの音。
子どもの頃の週末の記憶が、そこに詰まっています。
だから私は、大人になった今、またステーキ宮に行きたいのです。
利益がどうとか、効率がどうとか、そういう話ではありません。
ただただ応援したい企業なのです。
もちろん、詳しい方からすれば「アトムとかでもいいじゃないか」と思うかもしれません。(ちなみに、株式会社アトムとは株式会社コロワイドの子会社です。)
言わんとしていることは分かります。
でも、コロワイドの方がいっぱいポイントをもらえるから、コロワイドがいいんです。実に欲望に忠実です。
できればどちらも欲しいですけどね。
一方、妹は成城石井が気になっているそうです。
ラスクが美味しいかららしいです。そこは可愛らしい理由ですね。
どうやら、上がっているから狙っているとのこと。
高校生の妹が「成城石井、上がってるからやっぱり買っておけば良かった」と言っている食卓。
…やっぱり何かがおかしい。
でも、よく考えたら、そういう家で育っているので仕方ありません。妹もちゃんと金融の世界に片足を突っ込んでいました。
家庭環境って、すごい。
そんなふうに我々が、優待だ、個別株だ、成城石井だ、ステーキ宮だと話していると、父が一言。
「優待目当てで個別株買うよりS&P500の方がお金増えるぞ」
ごもっともすぎる。
あまりにも正論。
夢とか思い出とか、株主優待でステーキを食べたいとか、そういう情緒を全部まとめて、S&P500が真正面から殴ってきました。
分かっているんです。
分かっているけれど、それでも私はステーキ宮でステーキが食べたい。
資産形成には合理性が大事。
でも、人生には思い出も大事。
そんな都合のいいことを考えながら、結局その日は「近いうちにステーキ宮に行こうね」という話になりました。
私があまりにもステーキ宮の話をしたからです。
投資の話から、最終的にステーキ宮に行く予定が生まれる。
今はそれが楽しみです。
高校生の妹がPayPayポイントでS&P500を運用していたことには戦慄しました。
でも、冷静に考えると、妹が勝手にポイント運用を始めていたのは、ある意味とても自然なことだったのかもしれません。
妹、将来かなり強いぞ。強すぎる。
そして私は、まずNISAの非課税枠をコツコツと埋めながら、ステーキを夢見るところから頑張ります。
