私の中の俺と僕
私は些細な事でよく考える。
……いや考え込む。
もちろん重要な事も考えるが、前述ほどではない。
くだらない疑問やちょっとした言い回し、こんなことにやたら振り回されるのだ。
人から言わせれば
「そんなのどーでもいいじゃん!」
が大きいほど脳が活発になる。
奇特な思考なのかと思っていたが、ある仮説によって腑に落ちる気がした。
俺は即断即決の行政、僕は理屈ばかりの立法、私はそれらを裁く司法
つまり、脳内三権分立である。
大問題には一致団結して素早い対応を。
些細な事には三人それぞれの主張をぶつけ、結論が出るまでに時間を要する。
この「脳の三権分立」により、納得、審議、拒否の論争が起こるのだ。
自分勝手な解釈ついでに言わせてもらうが、私は多重人格者ではない。(と思う)
「超ヤバくない?」
審議開始である。
俺:ヤバいは今は凄いと同じだよ!
僕:いや、この文脈だと危機の可能性も…
私:現時点では凄い寄り。明日は危機かも…
俺&僕:そういうの、一番モヤる。
有事の際は一致団結。
平時は揉め事ばかり。
私の脳内国家はこれが平常運転。
私の思考は異色。でも私はそれを肯定する。
それが私を構成する政治なのだから。
今日も俺と僕は私のポジションを虎視眈々と狙っている…気がする。
