4コマ無画⑤
【4コマ無画:頭のストレッチ】
少し、皆さんの想像力を貸してほしい。
ここに二枚の「赤い紙」がある。
一枚には小さな黒い文字で「白」と書かれている。
もう1枚は小さな白い文字で「黒」と書かれている。
……さて、どちらの方が白い感じ?
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「白文字」の黒か。
「黒文字」の白か。
はたまた、それらを飲み込んでいる圧倒的な下地の赤か。
理屈で考えれば考えるほど、視覚と認識はバラバラに解離していく。
これはもはや、脳への嫌がらせのようなクイズだ。
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この現象は、私たちの日常にもよく起きている。
「平和」と書いた「緊張」
「自由」と書いた「束縛」
言葉(ラベル)と実態がチグハグなまま、私たちはどれが「真実の色」なのかを見失いそうになる。
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……なんて、もっともらしい哲学を並べてみたが、それで締めたら私が私でなくなる。
ラベルが怖い?
私はラベルより視力が怖い。
老眼の私には文字があることすら分からない。
だから、2枚ともただの赤い紙。
これ、昭和の結論。
反論は書面で。見えないから黙殺(笑)
