たった一人に届けようとすると、なぜか多くの人に届き始める。
頑張りすぎてる人に
自分を整えて
無理しなくても
人生と事業が回り出す状態をつくる
自分づくり講師・講演家
だいちゃんです!
「自分のやりたいことで、誰かの役に立ちたい」
そう思って活動を始めると、必ずと言っていいほどぶつかる壁がある。
それが、「ターゲット(届ける相手)を絞りましょう」というアドバイス。
「ターゲットを絞るなんて、なんだか冷たい気がする」
「せっかくなら、一人でも多くの人の役に立ちたいのに」
「選ばれなかった人を切り捨てるみたいで、抵抗がある」
そんなふうに感じて、なかなか一歩を踏み出せない方も多いんじゃないなかな?
自分らしく生きたい、優しい心を持つあなただからこそ、そう迷ってしまうのかもしれないね。
でも、実は「届ける人を明確にする」ということは、誰かを切り捨てることではなく、たった一人の大切な人に「あなたの想い」を届けるための、一番の優しさなの。
今日は、なぜターゲットを絞ることが大切なのか、そしてそれがどうしてあなたの人生やビジネスを軽やかにしてくれるのかについてお話するね。
「いい言葉」が誰にも届かない理由
例えば、あなたが街中を歩いている時に、大きな声でこう呼びかけられたとしたら、どう感じる?
「毎日頑張っているみなさーん! 応援しています!」
きっと多くの人が「いいこと言ってるな」とは思うけれど、そのまま足を止めずに通り過ぎてしまうはず。
なぜなら、その言葉は「みんな」に向けられていて、「自分」に向けられたものだとは感じられないから。
では、もしこんなふうに言われたらどう?
「仕事は順調で、周りからも信頼されている。でも、平日の夜、一人で帰る電車の中で『私の人生、このままでいいのかな……』とふと寂しくなってしまうあなたへ」
もしあなたが今、そんな状況にいたら、思わず「えっ、私のこと?」と立ち止まってしまわない?
この「あ、これは私のことだ」という感覚こそが、今の時代に何かを届けるために、最も大切なものなの。
ターゲットを絞るのは「切り捨てるため」じゃない
「ターゲットを絞る」と聞くと、どうしても「それ以外の人をお客さんにしない」という、排他的なイメージを持ってしまうかもしれない。
でも、本質は違うのよ。
ターゲットを絞るとは、「その一人のために、最高に響く言葉を用意する」というラブレターのような行為なの。
不特定多数に向けた年賀状のような挨拶では、誰の心も震わせることはできない。
でも、特定の誰かを思い浮かべて書いた手紙は、たとえ拙い文章であっても、相手の魂に届く。
お客さんを明確にすると、その人が今何に困っていて、どんな言葉を日常で使っていて、何を怖がり、どんな未来を願っているのかを、具体的に想像できるようになる。
すると、あなたの発信や商品は、「自分が何を言いたいか」から、「あの人が今、何を必要としているか」へと変わっていく。
この視点の変化こそが、ビジネスを成功させるだけでなく、あなた自身の貢献感を高めてくれるの。
年齢や性別よりも大切な「心の景色」
よくマーケティングの本には、「ターゲットは35歳、女性、東京在住、既婚……」といった風に、属性を細かく決めましょうと書いてある。
もちろんそれも一つの目安になるけど、自分らしく生きたい僕たちが本当に見るべきなのは、そこではないの。
大切なのは、「その人は今、どんなことで悩んでいて、どんな未来を望んでいるのか?」という、心の動き。
「35歳、女性」というデータだけでは、その人が深夜に何を検索して、どんなことに涙を流しているのかは見えてこないよね。
自分の価値観を押し殺して、誰かの期待に応え続けて疲れている人
得意なことはあるけれど、自分には何もないと思い込んでいる人
「もっと自由でいいはずだ」と気づき始めているけれど、あと一歩が踏み出せない人
そんなふうに「悩みの輪郭」をはっきりさせていく。
すると、あなたの目の前には「ターゲット」という無機質な言葉ではなく、「一人の人間」が浮かび上がってくるはず。
決めると「やらないこと」が見えてくる
届ける相手を一人に決めると、もう一つ大きなメリットがある。
それは、「何をやらないか」が明確になること。
誰にでも届けようとすると、あれも必要、これも必要、これも言わなきゃ……と、どんどん要素が増えていく。
結果として、あなたのサービスも発信もぼやけてしまい、結局誰の役にも立てないという、一番悲しい結果を招いてしまうの。
でも、「この一人を幸せにする!」と決めてしまえば、余計なものは削ぎ落とせる。
「あの人の今の悩みには、この情報は必要ないな」
「あの人の性格なら、こういう言い方の方が伝わるな」
そうやってシンプルになればなるほど、あなたのメッセージは純度を増し、より強く、深く届くようになる。
自分らしく生きるということは、自分のエネルギーをどこに注ぐかを選ぶことでもあると思ってる。
「誰でもいい」をやめることで、あなたの貴重な時間は、本当に届けたい人のために100%使えるようになるの。
「あなたに出会えてよかった」と言ってくれるのは誰?
最後に、一つだけ自分自身に質問をしてみて欲しい。
「あなたの商品や発信を受け取ったあと、『あなたに出会えて、本当によかった』と涙を浮かべて喜んでくれそうなのは、今どんなことで悩んでいる人ですか?」
その人は、昔のあなたかもしれない。 あるいは、今あなたの身近にいる、大切な誰かかもしれない。
その「一人の顔」が浮かんできたら、もう迷う必要はない。 その人のためだけに、全力を尽くしてみて欲しい。
ターゲットを絞ることは、マーケティングの小手先のテクニックではないの。
「私は、この人を幸せにするんだ」という、あなたの覚悟と愛の表明なの。
あなたがその一人のために心を開いて言葉を紡ぐとき、その言葉は結果として、似たような悩みを持つ多くの人の心をも救うことになるよ。
「たった一人」を大切にすることが、結局は一番遠くまで届く。 そんな不思議で温かい循環を、ぜひ体感してみてね。
【今日のまとめ】
「みんな」へは「誰にも届かない」のと同じ。
「私のことだ」と思ってもらうことが、本当の優しさ。
属性(データ)ではなく、相手の「悩み」と「願い」を見る。
相手を決めると「やらないこと」が決まり、シンプルになれる。
「あなたに出会えてよかった」と言ってくれる一人を想像する。
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