痛みを抱えたままでも、幸せに向かって歩けるから【きれいな傷跡 Gentle Scars】
はじめに
今日は、ひとつの「大きなできごと」の中で見つけた、
とても小さくて、でも確かに胸に残った気づきをシェアします。
家族との対話って、時に思いもよらない波のように押し寄せてきますよね。
戸惑ったり、揺れたり、心がどこかへ飛んでしまったり…。
そんな一瞬の中で感じたことを、
そっと歌にしてみました。
浮かんだ気づきが、誰かの日常にも少し響いたらうれしいです。
では、今日の歌詞をどうぞ。
⸻
歌詞
きれいな傷跡 Gentle Scars
Verse 1
「大事な話があるの」
そのひと言が
波のように胸で揺れて
bad thoughts drifting in —
no… it can’t be…
家を出るつもりなのか
子ども…まさか……
思考だけが
風のない空を駆けていく
呼吸を ひとつ
また ひとつ
slow tide coming in
slow tide going out
⸻
Pre-Chorus
“彼が話したいって…”
その瞬間また
影が横切り
胸の中の砂がざわめいた
でも
歩くように 歩くように
breathing through the dark
⸻
Chorus
浮かんでく 波の上
心は still… yet trembling so
何も感じられない自分が
少しだけ こわかった
でも光は sky-blue
かすかに差し込むように
生まれてくる命だけが
静かに 私を立ち止まらせた
⸻
Verse 2
ひざまずく彼
震える声で “子どもが…”
怒りが燃えると思っていた
なのに——
心は空白で
ただ薄い雲が流れるように
漂うだけだった
娘が言う
“I want to keep this life.”
その声は
細い春の風みたいで
壊れそうで
でも真っすぐで
⸻
Pre-Chorus 2
「生まれてくる命を
いいとか悪いとか 私には言えない」
言葉が
どこか遠くの岸から
ゆっくり流れてきた気がした
⸻
Chorus
浮かんでく 波の上
乱れては戻る呼吸の rhythm
ただ1つ 確かに思えたのは
この命に
温かい場所を作ること
それがきっと
私たちの
first gentle step
⸻
Bridge
soft light drifting through
曇り空のすき間から
未来はまだ
barely visible
でもね
歩きだせば 風が変わる
⸻
Final Chorus
静かな海に
three shadows walking
私と 娘と その小さな未来
“Let’s celebrate,”
その言葉が
ゆっくり空に溶けていく
生まれてくる命のために
今日だけは優しい光を
ただテーブルに置いて
⸻
Outro
breath in
breath out
波のように
その小さな奇跡を
受け入れていく
⸻
この歌は、実際にあった「娘からの大事な相談」から生まれました。
「話がある」と言われた瞬間、
心はあっという間にいろんな悪い予想でいっぱいになるものですね。
まだ何も起きていないのに、
まるで未来に飲み込まれるみたいに思考が暴走してしまう。
そんなとき、ふと呼吸に戻ってみると
かすかに“今ここ”に帰ってこれる。
たったそれだけで、波の高さが少し下がるような感覚がありました。
娘と彼の言葉を受け止めたとき、
怒りが爆発すると思っていたのに
まったく違う、静かな空白だけが残りました。
“感じない自分”が怖くもあったけれど、
その静けさの奥で
「生まれてくる命にどう寄り添うか」
そんな、とてもシンプルで大切な問いだけが
そっと浮かんでいたのです。
そして次の日、
未来のために、ささやかなお祝いの時間をつくりました。
不安もある、現実的な課題もたくさんある。
でも、まずは「一緒に祝いたい」という気持ちを大切に。
小さな一歩って、本当に不思議ですね。
迷いを連れたままでも、前に進める。
⸻
おわりに
日常の中には、
心がざわつく瞬間や、
思考が暴走してしまう場面が誰にでもあります。
そんなとき、
呼吸をひとつ戻すだけで
景色が少しだけ変わることがあります。
あなたの日常にも、
そういう「小さな気づきの瞬間」はありませんか?
よければ、あなたの体験や感じたことも
そっと教えてください。
一緒に、日々の中の小さな光を
見つけていけたらうれしいです。
