異国、異競技、それでも挑んだ拳──大﨑一貴vsジャルンスック【格闘素人ひとことコラム #77】
RWSのラジャダムナンスタジアム80周年記念大会で、
ラジャ認定バンタム級王者ジャルンスック・ブーンラナームエタイとRISE世界スーパーフライ級王者大﨑一貴の試合がおこなわれました。
普段はキックボクシングルールで戦う大﨑が本場ムエタイの舞台に乗り込みました。
僕は大﨑兄弟が好きなこともありどんな試合になるか楽しみにしていました。
試合の方は、大﨑がカーフキックやローを当ててジャルンスックの足が流れる場面が時折ありました。
しかし、ジャルンスックがガードを固めて縦肘から入り首相撲で膝蹴り、スペースがあけば肘打ちというキックボクサー殺しの展開を徹底しました。
カーフキックやローで流れを変えたい大﨑でしたが、
パンチや蹴りの距離をひたすら潰される展開に、
大﨑も気力で立ち向かう状態でした。
試合の結果はジャルンスックの判定勝利となりました。
ムエタイとキックボクシングは別競技だということを、まざまざと見せつけられた試合となりました。
ムエタイは許されている技が多く、その分対策の幅も広い競技です。
ムエタイ選手は、これがダメならこれと色んな展開をぶつけられます。
それでも勝利を掴む為に、
ムエタイに挑戦した大﨑一貴は本当にカッコ良かったです。
異国で違うルールで戦うことは本当に大変で難しいことだと思います。
しかし、最近では日本から世界に挑戦する選手が増えています。
大﨑のようなチャンピオンが世界で戦ったことで、
もっと多くの日本の選手が世界に挑戦して欲しいなと思いました。
それと同時に、他国から、別競技から日本のキックボクシングで戦う選手にもリスペクトを忘れないようにしたいです。
